浜本豆腐店に闖入者(鳥)?


チョウゲンボウ?それともツミ?
まさかハヤブサ?

この鳥の正体についてメールを
いただきましたので、紹介します→こちらから



 12月16日(日)の朝のこと
 祝島で豆腐屋と弁当屋を営んでいる浜本新太郎さんが
 豆腐を作る作業場にいたところ、窓際でばたばたと音がするので
 ふと見ると、海側に開いた小窓に鳥が

 そっと後ろから近づき見事に捕獲すると、鳥はポトリと何かを落とす
 それは頭のほとんど無いスズメ!(グロイのでその写真は無し)

 どうも食事に夢中で濱本さんに気づくのが遅れたようだ


捕獲したはいいものの、見ての通り猛禽類
「もしやハヤブサ?」と思うと、すぐ逃がすのももったいない

ちょうど昼便で祝島に
新聞記者(朝日新聞)の方が来ることになっていたので
それまで鳥かごに入れて置く事に

しかし鳥かごに入れるまでに浜本さんの手は
鳥の爪やくちばしで傷だらけ .

画面中央が浜本さん
照れてカメラの方を向いてくれなかった

鳥がいた小窓を外から撮影した

道を1つ隔ててすぐに海

 やはり鳥かごに入った当初は興奮し
 人間に対して威嚇する

 その精悍な顔は、まさに野生の猛禽類

店の中の暗い所に置くと少しは落ち着き、
店のおばちゃんたちがあげたトリ肉をついばむ

丸い瞳がかわいいが、「なんかフクロウみたい」との声も

 おばちゃんたちはすっかり情がわいてしまい、

 「かわいそうじゃねえ、逃がそうじゃ」

 と言う人もいれば

 「かわいいねえ、ここで飼おうじゃあ
 祝島じゃったらハヤブサを飼うてもばれりゃあせんいね(笑)」

 と言う人も

休憩中でくつろぐおばちゃんたち
ちなみに浜本豆腐店は弁当も作っており
今のところ島で唯一の「外食」

午前11時ごろ各店に配達されるが
売り切れる事もしばしば
買いたい人は早めに行くべし

忘年会の仕出し用の「ヤズ」の刺身を作るおばちゃん
この「ヤズ」はついさっき船からあがったもの

新聞記者の方が到着したので撮影のために外へ

外の光に興奮して、かごの中で羽ばたく

 新聞記者の方もこの鳥の名前がわからなかったが、
 とりあえず撮影開始

 怪我をしないように軍手で持つが、
 意外と暴れず撮影はスムーズに進行

ついにはこんなことまで
世にも珍しい手乗りハヤブサ(?)

ハヤブサにしては、なんだかムクムクしてる気もする

 手から飛び立った瞬間
 画面左の茶色い影がそれ

 神谷さん(撮影者)、惜しいっ!
 わずかの差で決定的瞬間を逃す


結局この鳥は、12月18日付けの朝日新聞で
「チョウゲンボウ?の幼鳥」と?付きで記事に

しかし「ツミ」のメス、という話も
ちなみにチョウゲンボウはハヤブサ類
ツミはワシタカ類

はっきりと判断できる方はぜひお知らせください



この鳥の正体について、野鳥の会に所属されている志賀信幸さんからメールをいただき、
ご本人の了承も得る事ができましたので、その中身を紹介させていただきます。
志賀さん、御連絡ありがとうございました。


 そのタカはおそらく、ツミの雌(幼鳥)だと思います。
私は、あんまり識別には自信がありませんが、詳しい図鑑などから判断すると、
ツミの雌幼鳥、もしくはハイタカの雄幼鳥だと思います。
ハヤブサやチョウゲンボウなどファルコンのたぐいではないと思います。

ツミ幼鳥と判断した理由は、

@大きさはだいたい30センチくらいのようで、手に持った感覚(見かけ)からするとハイタカよりずいぶん小さい気がする。
A尾の長さのバランスが、ハイタカにしてはちょっとみじかいかなーという感じがする。
B頭と体の大きさのバランスが、頭が大きく見え、ツミみたいな感じ。
Cのどが白く、ちょっと真ん中に黒い線らしきものが見える(幼鳥の特徴)。ハイタカはもっと線が多いと思います。
D腹の模様がツミ幼鳥の模様に近い。ハイタカはもっと細かいと思います。
 
という感じで、一つ一つははっきりした証拠という学術的なものではありませんが、
なーんとなくそれっぽいといえば、ツミの証拠ばっかりという感じです。
 
もっと詳しい人が日本中にはたくさんいますので、確定はそれからにしてください。


トップページへ          スナメリ倶楽部へ