■2009.5.24(SUN） ジャズピアノ・ヴォーカルコンサートを終えて･･･
今年は例の「インフル･･･」と天候の悪さも重なって、前回より
聴きに来てくださった方々が少し少なかったような気がしていますが、
とにかく出演された皆様方、緊張と集中、たいへんお疲れさまでした。
今回初めて出演された方も何人かいらっしゃいますが、感想はいかが
でしょうか。気持ちよく楽しんでいただけたでしょうか？
（何？まだそこまで余裕がない！？ Hmm......）
そして、何年も続けて出ていらっしゃる方は、全員確実に昨年より
レベルアップしているのが感じられました。
レッスンは教える方と教えられる側の共同作業なので（もちろん
皆様の努力と練習の結果なのですが）、演奏または歌がうまく行って、
満足した顔を見ると私もとても幸せになります。
中でも、コンサート後のレッスンで「５年目にしてやっとリズムが見えました。
それまでは、リズムが聴けなくて何をやっているのかがわからなかった。」
とおっしゃられた方がいて、これを聞いたとき、何か胸に熱いものが･･･
リズムがずれず、テンポも走らず、やっと今までやってきた成果が出てきた
ということです。
それと、１st Setの中での藤井さん親子の演奏、２nd Setでの玉利さん
ご夫婦の歌とピアノ。
テクニックを超えたすばらしいSomething があったのではないでしょうか？
“心と心のハーモニー”とでも言ったらいいのかな？
“これが音楽だよね！”という気がしていますが、皆様どうお感じになられた
でしょうか。
最後に、いつもすてきなお花を持ってきてくださる坂本さん、ありがとう
ございました。そして、照明を手伝ってくださった小島さん、集合写真を撮って
くださった佐藤さん、この日のために山形から新幹線で駆けつけて、
“NESTICO”を弾いてくれた布施あづさ さん、1st Set の司会進行を務めて
くださった城崎さん、2nd Set の司会進行を務めてくださったSAKAEさん、
そして、すばらしい演奏をしていただいたミュージシャンの方々、
本当にありがとうございました。
来年はさらにすばらしい感動のコンサートにしていきたいと思っています。
ジョン･プール
■2009.5.24(SUN） ジャズピアノ・ヴォーカルコンサートに寄せて･･･
Playing piano in front of so many people!
Everyone has to practice the same part of a music score again and again,
when we are going to play in front of many people, however,
despite practicing for several months, we could still make some mistakes.
‘Why’you ask the question to yourself.
All your body seems to be like a statue made from stone.
And there is nothing in your mind.
All your fingers are shaking so much.
You are shouting in your heart.
‘HOW DID I GET MYSELF IN TO THIS STUATION’
But you can not start over from now.
The only thing what you have to do now is just playing through until last part.
The most important thing is just your concentration on it.
After all you have to fight against yourself not others!!
John Pool
人前でピアノを弾くということ
たくさんの人の前でピアノを演奏する場合、誰でもその楽譜を
何回も何回も繰り返し練習するでしょう。
しかし、何か月も練習したにもかかわらず、失敗したりもする。
“なぜだ？”とあなたは自分に問いかける。
体は石のように硬くなり、頭の中は真っ白。
そのうちに指が震え出し、ついにあなたは心の中で叫ぶ。
“な、なんだこの状態は！？”と。
しかし、最初からやり直すわけにはいかない。
あなたのできることはただひたすら最後まで止まらずに弾き通すこと。
集中することが大事だ！！ そして、自分自身との戦い。
相手ではなく、いかに自分に勝てるかということだ！！
ジョン・プール
