JR近畿ニュース NO.77  路線改造情報
 「第五工区(暇崎運転所)完工」
2024.9.16
 
 数年前に現住居に引っ越して、レイアウトの専用ルームを確保して置き台もできました。しかし当然ながら部屋の形や大きさが前とは異なるので、部屋に合わせた改修をすることにしましたが、公私ともに多忙となり、なかなか手つかずに…。ようやく時間が取れるようになって、少しずつではありますが製作をしてきました。その中間報告として、完成した部分から順次写真を公開することにします。

 
 第五工区≪暇崎運転所≫ 今回の完成部分は、隣の部屋に移設・延長した運転所のプロックで、本線からの引き込み線との接続部分がメインです。
 引っ越し前はロの字型レイアウトの中央部に置いていたヤードのブロックを、専用のレイアウトルームから隣の部屋(隣と言ってもカーテンで仕切ってあるだけですが…)に移しました。そしてわずか20p強の引き込み線からの接続部分を増設しています。
 実は引っ越しの際の運搬で、このプロックは架線柱などの細かなストラクチャーに多数の破損が発生し、その修理が必要でした。また、壁際に設置したので三方を囲むように背景板の設置をしなければならず、なかなか大変な作業となりました。
 
 
 向かって左手の接続部分ですが、背景板から引き込み線が出てくるところは、トンネルの出入口として処理してあります。ただ、ポータルを目立たせたくなかったので、その前にダミーの高架の鉄道線路を交差させてみました。線路と道路を一挙に跨ぐ鉄橋には、以前に購入してとってあったキブリのアーチ橋を使用し、奥に対抗式ホームの駅をロウレリーフ状に配置。ここには私鉄の車輌か通勤型の車輛が似合いますので、ストラクチャーの一部として乗せてみたいと思っています。
 このプロックを乗せている台は、プロックよりも奥行きが5pほど長く、若干の余裕ができました。背景板を設置して写真を貼るだけでは面白くないので、車輛工場のような建築物を、ロウレリーフで並べています。素材になったのは、これも買い置きしてあったTOMIXの車庫で、半分に切断して利用しています。そして、単調にならないように中央部分は工場内から外に伸びている留置線を設けており、こちらにも何か車輛を置いておくと、いいアクセントになります。
 
 破損したストラクチャーや架線柱を修理・交換するついでに、細かいパーツを加えています。写真では見づらいですが、入替信号器や標識、ポイントモーターなど、少しずつ使えそうなものを購入してストックしていましたので、それらを活用しました。
 これで転居によるレイアウトの改修工事は終了しました。後の作業としてはコントロールボードの不良個所と配線の整備が残っています。
 それと、ヤードが隣の部屋に移ったことで、コントロールボードからは見えなくなりましたので、小型カメラを据え付けてモニターを見ながら操作することを考えています。

NO.76へ NO.78へ   その他バックナンバーのリストはこちらから

          サブメニューへ