オーナーのひとりごと  VOL.82
夏の撮り鉄は、やはり蝉と渓流の音 '20. 8. 8 福知山線

 新型コロナウイルス禍がなかなか収まる方向に向かわないところに加え、大雨の梅雨がようやく明けたと思ったら猛暑が来て、落ち着かない夏となっています。撮り鉄活動もイマイチ出かける気がしませんが、近場で短時間ならと、福知山線の川代渓谷に久しぶりに行ってみました。

■■明智光秀ゆかりの地を巡るラッピング列車■■
 川代渓谷を選んだ理由のひとつは、「明智光秀ゆかりの地を巡るラッピング列車」がこの日から営業運転に入って、一番列車がこうのとり10号だったからです。なんとも長い列車名ですが、黄色いボディの289系なんて、こんな時だけだと思います。
 撮影したのは渓谷の入口付近にある川と線路を跨ぐ橋の上からです。数年前の撮影時には延びていなかった線路際の木が成長し、一部が隠れてしまいました。また橋上の線路に近いところには、ネットフェンスがつけられ、アングルが制約されています。現地到着がもう少し早ければ、別のところで撮ることができたのですが…。
 

■■渓谷の風景■■
 線路の対岸で、篠山川をはさんで走る県道は、一部が道幅の狭い隘路でしたが、裏手の山にトンネルを掘ってバイパスを作ったので、車の通れない遊歩道兼自転車道になりました。
 以前は、狭いながらも大型車が多数通過し、離合もままならなず、また駐車などはもってのほかで、気軽に三脚を立てて撮影するのは困難でした。でも今ではそれらも気にすることもなく、のんびりと撮影できます。
 車の音がない分、上空からはセミの鳴き声が降るように聞こえ、足元からは谷底のような川を流れる水音が響き、まさに夏場の撮影風景でした。
    

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