釣行記

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    2001/11/10(土) 滋賀県・琵琶湖  釣行兼ライター:T@KO(NNBFC)

ウキウキのはずのバス釣り前日、密かにドライバーにさせている船長から、『車がヤバイ・・・明日は行けないかもしれない・・・』と連絡が入る。どうやらタリバンをコケにした為の報復を受けたのだという。しかし翌日、『セカンドカーなら出せるぜ。が、外車だけどいいかい?』『当然ぢゃないですか』何を言っておるのだ。行くに決まってるではないかと思いつつ朝8:30を待つ。
プップー!なんだこの単音は。・・・船長ではないか。外車ではない、ポンコツだ。『何ですか?このポンコツ。外車は?』『何って?外車?代車だよ、代車』・・・ズコ〜ッ!思わず昭和30年代のズッコケをしてしまった。

現地到着は12時を回っていた。車を停め、聖地を眺めるとアングラーの血が騒ぐ。攻撃態勢をとる。船長はオムツを交換している。琵琶湖の北方に行き、さっそく竿を下ろすが・・・・釣れない・・・ポイントを1箇所・・・2箇所・・・と移動し、ようやく14:30、3箇所目でチビバスをゲット。10cmくらいだ。私はこの子バスを釣ったことが恥ずかしくて言い出せなかった。
丁度その頃、離れた場所で船長も全身をうねらせながらバスをゲットしていた。『ヤッタ〜っっ!T@KO〜!見ろ〜っ!』船長の手には枯れ葉のように小さく、メザシのように痩せ細った子バスがゲットされていた。その後のGET談義に花が咲いた事は言うまでも無い。

T@KO
笑顔満点の1ショット。心なしかバスが小さい
とりあえずボウズを免れた我々一行はポイントをさらに移動。最終ポイントに決めたこの場所で竿を入れること1時間くらい。15:30、ついに私にヒット!ググッと感触の良い引きが全身を駆け巡る。これは大きい!12ポンドラインがメリメリうなり声を上げる。時折水面にシルエットが見える。『モンスターバスだ!』声高に叫ぶ。格闘時間にして10秒。ようやく勝負がつき釣り上げた。モンスターの大きさは30cm強。NNBFC会員にしては大したもんだ。代表のK'zさんにはかなわないが・・・。

それからは、私も船長も1時間くらいヒットなく消光状態となる。余談だが船長は今日もタックルから入っている。竿は3本も用意し、適材適所で駆使させているはずなのに結果は枯れ葉バス1匹だけだ。悔しそうに見せてはいるが、ボウズを免れている事に安堵した様子だ。

そして日も暮れた17:30頃、私にまたもやヒット!『負けないぞ!』気合を入れる。格闘時間にして10秒。船長から嫉妬まじりの応援が入る。『ファイト!』ちょっとダサイが許そう。簡単に釣り上げた2匹目も30cm強だ。まずまずの釣果にかなり満足だ。
辺りが暗く寂しげな日本一の琵琶湖は、最後に我々の味方をしてくれたようだ。最後の記念撮影をし、帰路に着くことにした。

今日の一句 : 寒い時期、それでも船長、また行くの?

K'z(NNBFC代表)より : 釣行記をありがとう!また釣行の際にはよろしく。

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