Remembrance of Tea           ― white hunter ―





貴方がこの国を去ると知った日から、私の心は空虚になってしまった。
貴方が憎き男の元へ旅立つ日、貴方は顔に満面の笑みを浮かべていた。
うれしかったですか?貴方を愛している者たちの側から離れる事が・・・。
あの日、私は悪魔に魂を売った。貴方を我が物にするために・・・―――。



洋風建築の立派な城の一角に装飾も鮮やかな部屋がある。
その部屋の主・・・正しくは、この城の主・巽 征一郎はいつも通り手際よく、執務をこなしていた。
そんな静けさを打ち破る音が一つ、ドアがノックされた。
「お仕事中失礼します。陛下、お伝えしたい事が。」
「何事だ?黒崎。」
国王夫婦の身辺警護をしている黒崎 密は、少々暗い面持ちで巽に告げた。
「お妃様が・・・麻斗様が、城を抜け出された模様です。」
「何!?それは事実か?全く、あの人は・・・。直ちに探し出せ!」
「はっ。」
密は短く返事をすると急いで執務室を出た。その姿を見送り、巽は「またか。」と吐息した。
彼の妃こと都筑 麻斗の脱走はこれが初めてではなかった。
「何が面白いのか知らないが、あの人は自分の立場がわかっていない。街には危険がいっぱいあるのだから・・・。」
もう一度吐息すると、巽は執務を再開させた。普段通り、優秀な親衛隊が探し出して連れて帰ってくると思って、
安心していた。しかし・・・――。



一方、うまく宮殿を抜け出した都筑は街の市場を歩いていた。
「今日は、市場でとってもおもしろい大道芸が行われると言ってたな。どんなのだろう?楽しみ!」
都筑が厳重な警備をくぐり抜けて、街に出てきた理由は世話係のおしゃべりで聴いた「大道芸」が観たかったからだ。
由緒正しい王家に生まれ、立派な姫君になるよう幼い頃から教育を受けていた都筑は、大道芸といった庶民の
楽しみには興味があった。無論それは、この国に来るまでも思っていた事だが何分、国王夫婦にとっても
城の者にとっても大事な姫君だった為、外出は制限されており、一人歩きなどもっての外だった。
しかし、そんな籠の鳥生活からも解放される時が来た。それが、巽との結婚だった。
城中の者がその婚礼の知らせに嘆き悲しんで、国政が止まったというから、都筑への愛情は溺愛を通り越している。
そんな中で、晴れやかな表情をしていたのが当の本人。実際、生まれ育った国を出る事への不安がなかったといえば嘘になるが、
それ以上に、城内の警備が手薄にになって城外へ抜け出せるようになるだろうという喜びの方が勝っていた。
故に都筑はこの国へやって来た時、満面の笑みをたたえていたので巽も喜んだそうだが、そんな理由があると知ったら
巽はどんな顔をするだろう。
案の定、城内の警備は手薄だった・・・というより、都筑の実家の警備が厳重過ぎたのだ。
都筑は早速、城を抜け出した。だが、都筑捜索をしていた親衛隊はすぐに見つけた。都筑は自分の格好に気をつけなかったからだ。
いくら豊かな国の庶民といっても、都筑のような王家の者と同じ衣服を着ているわけではない。
庶民の中で歩く都筑は目立ってしまった。
連れ戻された都筑は、巽から注意されたが、その後も何度か抜け出した。その度にすぐ連れ戻されていたから余程、優秀な親衛隊のようだ。
「でも、今日の俺は絶対に見つからない自信があるぞ。」
都筑は何処から手に入れたのか、周りの者たちと同じような格好をしている。
考え事をしていた都筑は、周囲への気配りが欠けていた為、人にぶつかってしまった。
「うわ!?ご、ごめんなさい・・・。」
そう謝りながら顔を上げた都筑は、目の前に天使が降臨したのかと目を疑った。
ぶつかった相手は、女性も羨むような白い肌に銀糸にも似た髪を持った男だったからだ。
「こんな人込みの中で、ぶつかるのは仕方ありませんよ。」
にっこりとその端正な顔に笑みを浮かべて、相手は答えた。
その表情があまりにも美しかった所為なのか、都筑は言葉を失って茫然としていた。
「お嬢さん?どうかされましたか?」
都筑があまりにも反応がなかったので、相手は少々当惑して都筑の額に手を近付けた。その瞬間・・・。
「あっ!す、すみません。少々、見とれてしまっ・・・あ、いえ何もないです。」
相手は当惑の色を濃くしながらも、優しく都筑に告げた。
「お嬢さんのような美しい人が一人で歩くのは危ないですよ。気をつけて。」
「有難うございます、気をつけます。」
都筑がそう言うや否や、広場の方から歓声が聴こえた。大道芸が始まったようだ。
「あっ、始まったみたいだ。それでは。」
都筑は満面の笑みで、広場へ走っていった。その後姿を肩越しに見送りながら男は誰に言うでもなくつぶやいた。
「城内に忍び込む手間が省けた。あの人がここにいようとは・・・。」
冷徹な笑みを口に浮かべ男・・・邑輝 一貴は歩き始めた。



「ふわぁ、すごかったなぁ・・・。俺、あんなの今まで見たことない。今度、征一郎にお願いして城に呼んでもらおうかな。」
都筑は生まれて初めて観た大道芸にいたく、感心したようだ。
「羨ましいな、庶民の暮らしって。自由で、毎日あんな娯楽に囲まれている。」
こんな言葉を聴いたら庶民たちは絶対に怒るだろう。都筑のような恵まれた環境で育った人間などには決して理解できぬ
苦しみがそこにはあるのだから・・・。
上流階級の娘たちが庶民の娯楽に羨みを抱くのは間違っている。
「さてと、そろそろ戻らないと征一郎が五月蝿いだろうな。それに身代わりにも限界がきてるだろうし。」
優秀な親衛隊たちが都筑を発見できなかったのは理由(わけ)はこの身代わりにあったのだ。
都筑は城の外へ抜け出してきてから30分後に、実家から連れてきていたメイドに自分の来ていた服を着せて、城へ戻らせたのだ。
もっとも、このメイドと都筑の顔は似ても似つかない。その為都筑は、その者にベールをかぶせ自分が帰るまで
「一歩も外へ出るな!」と言っておいた。それも、限界がきているのだ。
そろそろ異変に気付いて、医者を呼ばれかねない。
そんな事を黙々と考えていた都筑は、またも人とぶつかった。
「あっ!痛ぅ・・・。ごめんなさい。」
「いえ、こちらも不注意でした。」
「え!?その声は・・・!!」
都筑は聞き覚えのある声に驚き、顔をあげた。夕日をバックにしたその男の髪は一層、綺麗さを増していた。
「ああ、さっきのお嬢さん。どうです、これも何かの縁かもしれない。私の店で美味しい紅茶とミルフィーユをいただきませんか?」
「え!?ミルフィーユですか?でも・・・。お言葉に甘えさせていただきます。」
都筑は一瞬、城の者が心配するからいけないと思ったが、生来の甘党である都筑にとって「ミルフィーユ」の一言は
その心配を二の次にしてしまった。



「お嬢さん。ミルフィーユのお味は如何でしすか?」
「とっても、美味しいです。この味は実家の国のミルフィーユの味に似ている・・・。」
本日、3個目となるミルフィーユを口いっぱいに頬張りながら都筑は答えた。
相手は目の前にミルフィーユを置いているが、一口も食べていない。商談用らしき小部屋にはアールグレイの香りが漂っていた。
この香りは一種、独特なもので毛嫌いする者も少なくないが、都筑は大好きだった。小さな頃から近くにあった香りなのだが、
大好きになった直接の理由が一向にわからない。
(何か特別な思い出があるはずなのだが・・・。)
「そういえば、お嬢さん。貴方のお名前は?いつまでも『お嬢さん』ではね・・・。」
都筑を思い出の中から現実に引き戻したのは男の質問だった。
「名前ですか・・・。」
か細い声で、都筑は答えた。
(どうしよう。まさか「『麻斗』です。」とは言えない。いくら庶民たちが王家の者と縁遠いとはい、妃の名前を知らないわけがない。
偽名・・・・といってもなぁ―――。)
いきなり黙りこくってしまった都筑を見て、男は「訊いてはいけない事を口にしてしまったのか?」と思い
「もし、答えたくないのなら構いませんよ。」
と、優しげに告げた。
(うわぁ、本当にどうしよう。ずっと黙っているから、向こうが罪悪感を感じてる!えっと・・・!。)
「・・・かば。若葉といいます。」
とっさに都筑は城で身代わりになっている者の名を答えた。
「若葉さんですか。可愛いお名前だ。私の名は邑輝です。邑輝 一貴と申します。」
「邑輝さん、よろしくおねぇ・・・が・・・あれ・・・。」
都筑が邑輝に「よろしく」の挨拶をしようと手を差し出した瞬間、酷い眠気に襲われた。
相手の手を握るはずだった右手は空を掴み、都筑は前のめりに倒れかけた。邑輝はその肩を支え、軽々と抱き上げると
「若葉さん・・・いや、麻斗さん。私は言ったはずですよ、『気をつけなさい』と。」
不敵な笑みを口元に浮かべながら、邑輝は店の人間を呼んだ。
「この者を私の荷物と一緒に積んでおけ。勿論、手足を縛っておくように。」
「わかりました。」
都筑が運ばれる姿を見送って今晩の出発準備に取り掛かろうとすると、店先から人の声がした。
「何か御用ですか?」
邑輝はビジネス用の顔に戻って、店先へ出た。そこには、城の親衛隊の服を着た男が立っていた。
「お仕事中に申し訳ないが、この方を見かけませんでしたか?」
男が差し出した写真には見目麗しい都筑の顔が写っていた。
「ああ、この方ならつい10分程前まで奥でお茶を召し上がられていましたよ。」
「それは、本当ですか?それで、どちらへ向かわれましたか?」
「あちらの方向へ。」
そう言って、邑輝は城へと続く一本道を指差した。
「あちらですか!有難うございました。」
その親衛隊の男は何の疑いも抱かずに、丁寧に邑輝にお辞儀をして城へ向かって走り出した。
「馬鹿だな・・・。」
ふっ、と笑い、邑輝は店内に戻り先程の続きを始めた。



パカ、パカ、パカ・・・馬が石畳を歩く音で都筑は目覚めた。頭の中がまだスッキリしない。
ふと、辺りを見回すと見慣れない街が広がっている。しかも、空には月と星が輝いている。
「お目覚めになりましたか?若葉さん。もうすぐ、今晩の宿に着きますよ。」
隣から、邑輝が声をかける。
「や・・・ど・・・?宿!?嘘・・・。邑輝さん、どういう事ですか?」
鈍っていた頭が邑輝の一言で霧が晴れるように、スッキリした。そして同時に、恐怖が襲った。
「若葉さん。貴方は私に攫われたのですよ。」
「攫う・・・。嫌だ!降ろしてぇー。城に帰りたい!!」
恐怖心がさらに大きくなり、都筑は何とかして馬車から降りようともがいた。
「落ち着きなさい!今、ここで降りても貴方の知らない街ですよ。それに、貴方は私の物になるのです。」
邑輝は暴れる都筑を押さえつけた。そして、何処からともなく小瓶を出してきて中の液体を口に含む
よからぬ事がおこると思った都筑は、力を振り絞って束縛から逃げようとしたが、男の力は強い。
その姿を楽しそうに見ながら、邑輝は都筑の唇に己がそれを重ねる。叫ぼうとして口を開いていたので、
口移しで入ってきた液体が、まともに口腔に入ってくる。そして、素直に飲み込んでしまった。
またも、頭に白い霧がかかる。都筑は眠りに落ちた。眠る寸前に、声を聞いた。
「手荒なマネをさせないで下さい。」



ギシ・・・。ベッドが鈍い音をたてた。男の体重を受けてベッドが沈むが、ベッドの上で眠る者は目を覚まさない。
男はその者の頬にそっと手をそえる。
「んぅ・・・っ。」
やっと目を覚ました都筑は、これ以上開かないまでに目を見開く。
「起きられましたね、若葉さん・・・いや、麻斗さん。」
端正な顔に少々似合わない、意地悪い笑みを浮かべて邑輝は問うた。
都筑は相手が「麻斗」という名前を口にした事でさらに驚き、言葉を失っていた。
「どうして、名前を・・・?」
やっとの事でいった言葉を、男は一笑に付しただけだった。教える気はないようだ。
「それよりも、先程言った通り貴方は私の物になって頂きますから。」
そう言うよりも早く、邑輝は都筑の胸へと手を滑り込ませる。
「やぁ、、、。俺は女じゃない!こんな格好してるけど、男だ。あんたの興味外のはず。」
「興味外?では男である貴方が何故、あの国王と結婚してお妃をしているのですか?」
都筑への攻めの手を止めずに邑輝は訊ねた。
「俺だって理由は知らない。物心ついた頃から女の格好させられてたし・・・んぅ。そしたら、俺が16になった時にいきなり
『結婚』する事になったんだぁ。やめろよぉ、、、。」
邑輝の手があまりにもしつこいので、都筑は快感を感じ始めて息が上がる。
「そう、本当に突然、貴方はあの国を去ってしまった。その後、あまりにもショックだったのでしょうね、国王もお妃も
病にかかられて、残念な事にお妃は亡くなられました。国王は自分の死期を悟られたのか、貴方のお姉様・流架様を
結婚させて、その夫に王位を継承されましたよ。」
「お母様が・・・。んん、、、。」
いつのまにか服を脱がされていた都筑は、男の意外な言葉に快感に流されかけた頭を一瞬はっきりさせる。
「おしゃべりは、この辺にしましょうね。あくまでも貴方は私の所有物なんです。」
言うや否や、邑輝は都筑自身を握った。
「っ。や、、、めろ、、、。」
あまりにも衝撃が強すぎて、快感なんて吹っ飛んでしまった。涙まで出てきた。しかし、邑輝は握った手を上下に動かし始めた。
「なっ、、、本当、、、にやめ、、、んぁっ。」
「麻斗さん。」
ふと、邑輝の手の動きが止まった。彼の手で、その体積を増していた物は途中で放り出されて、ひくつく。
「もしかして貴方、未だにあの男に抱かれていないのですか?」
邑輝が言う「あの男」とはたぶん、巽の事だろう。都筑は巽に抱かれた事はおろか、女を抱いた事さえない。
まして、自慰なんて行為がある事さえ知らない。
「、、、『抱く』っ、、、て何だよ?」
「無知とはかくも恐ろしく、私を猛らせてくれるものなのか。いいでしょう、麻斗さん。貴方に良い事を教えて差し上げましょう。」
「良い、、、事?」
涙で潤んだ瞳を上目使いにして、邑輝をじっとみつめる。邑輝は軽く都筑の唇にキスし、止めていた手を再び動かし始める。
また、都筑の唇を捕らえていたその唇は徐々に下へ下りていき、胸の小さな突起に触れた。
都筑は上と下から同時に起こる快感に一生懸命、耐えていた。しかし、今までに経験のない彼にはそんな耐久も長くは
持たなかったようで、邑輝への罵倒は幾分もしなうちに嬌声に替わる。
「ぁん、、、うん、、、手ぇ、、、やめ、、、て、、、。」
「やめてではありませんよ。貴方に良い事を教えて差し上げるのでしょう?」
すでに限界まで来ている都筑自身は、先走りの涙を流し始めている。それを見て、邑輝は意地悪な考えを思いついた。
手を止めると、もう一方の腕につけていたベルトタイプのブレスレットを取ると、都筑自身の根元に縛りつけた。
「はぅ、、、。な、、、何した?」
「先に達かれては困るのでね。それに焦らされるほど、良いですよ。」
悪魔的な笑みを浮かべて邑輝は言い、もう一つベルトを出すと都筑の腕を後ろ手に縛り上げた。
「これで、貴方は自分で達くこともできないですよ。」
邑輝は次に都筑の先走りの涙で濡れている秘部にそっと指を這わせ、ゆっくりと指を中へ入れ始めた。
「ぃやぁ、、、あぁ、、、あん、、、。」
いきなり入ってきた異物を押し返そうと圧力がかかるが、邑輝は構わずに指を進める。
「最初だけの我慢です。」
「ぁん、、、はぁ、、、はぁ、、、。」
都筑は一段と声を高くした。邑輝はその反応を楽しみながら、指の数を増やし徐々に慣らしていく。
そして・・・。
「麻斗さん。少々、痛いですが我慢してください。」
邑輝は都筑の秘部に自身をあてがうと、一気に貫いた。いくら、指で慣らされたとはいえ指とは比べものにならない太さのものが
入ってきて、都筑は悲鳴を上げた。
「やぁ、、、いたい、、、ああぁぁぁ――。」
今までの快楽など、完全に吹っ飛んでしまうその激痛に都筑は耐えたが、邑輝が腰を動かし始めると、徐々に快感が戻ってきた。
「あっ、、、、うん、、、あん、、、。」
都筑の中でその体積をさらに増す邑輝自身は、ゆっくりとしかし、確実に都筑のイイ所をついてくる。
その度に都筑は高い声を上げた。ついに・・・。
「うっ・・・!」
邑輝は短い声を上げて、都筑の中に欲望を解放させた。と、同時に邑輝は都筑自身への戒め解いてやった。
それはやっとの解放に、触れられてもいないのに、欲望を放った。



都筑はあまりもの衝撃の強さと快楽に気を失っていた。邑輝は彼の体をきれいにすると、彼の首筋に顔をうずめて、
キス・マークをつけた。「自分の物だ」と主張するように・・・。

都筑が巽の元へ帰る日は、そうすぐには来ないようだ・・・・―――。
  
                                                     ―― 第2章へ ――


―― あとがき ――
「闇の住人の秘密部屋リニューアル記念」で執筆させて頂きました。「木精のリニューアルされたの?」と思うぐらい、ヤバさがUPしたような・・・
していないような・・・。今回は番外編と題しまして、闇末のキャラで遊んでみました。巽さんが王様で、都筑がお妃様で邑輝先生は謎の狩人
(別名:人攫い)・・・。この話の展開からして、当分こちらでは「邑輝×都筑」が主流(というより限定・・・ι)になりそうです。
(あっ、最後はもちろん「巽×都筑」で終わる予定。)というより、巽さんはたまに登場するぐらいで、ほぼ「邑輝×都筑」で話は進みます。
さて×2、タイトルの「Remembrance of Tea」は訳すと「紅茶の記憶」となります。(「また、紅茶?」というツッコミはでるのでしょうか・・・。)
今回のタイトルは、話の内容にそれなりに関わってきます。男である都筑が巽と結婚した理由とかも関係してきます。話を進めるごとに、
ちょっとした伏線を張っていこうと思ってます。(今回も実はあります。)正直、この話は何章続くとか決めてません。(プロットはかなり大まかです。
でも、ラストはしっかり決めてます。)という事は、皆様の意見で少々変わるかもしれません。そこで、リクエストを一つだけ設けます。
それは、この小説の登場人物をリクエストする事を可能にしようと思います。(もちろん、闇末キャラに限ります。ただし、すでに登場している
人は除きます。)これも番外編だから、できる事。リクエストはBBSのカキコに限らせて頂きます。下の(ex)を参考にドシx2、リクエストしてください。

(ex)希望人物:亘理 温
   キャラクター:邑輝のために妖しい薬を作る科学者。
           (できるだけ、詳しく設定していただけるとうれしいです。)

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