帰国してから撮りためた写真を整理してクイーンズタウンの街の写真が1枚もないことに気が付いた。
理由は簡単。

 

クライストチャーチからバスでクイーズタウンに着いたのは夜7時過ぎ。ホテルでチェックインしてすぐにロープウェイでクイーズタウンを一望できるボブスヒルにあるレストランに直行。そこで夜景を撮ったのだが、ものも見事に失敗。手ぶれをおこして使い物にならなかった。デジカメの小さい画面で確認したときはそこそこ撮れていると思ったのだが、PC画面で拡大すると全くだめ。
翌日はミルフォードサウンドに向けて早朝出発。ミルフォードサウンドから帰り着いたのが前日同様夜7時過ぎ。翌日は朝8時にはホテルを出発してクライストチャーチに向かうという強行スケジュール。結局、クイーズタウンには陽の高い時間にはいなかったのです。というわけでクイーズタウンの街を撮った写真は皆無になってしまった。
クイーズタウンはニュージーランドでも屈指のきれいな街と聞いていただけに残念至極。実はクライストチャーチでも同じことになってしまった。スケジュールから予想はしていたものの帰国後いささか悔やまれる結果になった。



ここはクイーズタウンからクライストチャーチに戻る途中で立ち寄ったところだが、クイーズタウンからは車で小一時間。

かつて金の採掘で栄えた街なんだそうだ。今は金とは無縁だが、その町並みが保存してある。着いたのが朝早かったせいか観光客もまばら。街はごらんの通りアメリカ西部劇に出てくるような雰囲気。〜GOLD〜の看板をぶら下げた店があったので中をのぞいて見た。金の装飾品が陳列している中に「ナゲット」即ち粗金の固まりみたいなものも陳列してある。
店に入ったとき中国(台湾?)人と思われる観光客がいて店の人と盛んに値段交渉していた。もっとまけろと言っていたが買う気があったかどうか??。単なる冷やかしみたいだったが大騒ぎをしながら楽しんでいた。

バンジージャンプはニュージーランドが発祥の地だという。そこでバスはバンジーをしているところに立ち寄った。
ここは高さ50mほどの橋の上。ここには韓国の観光客がいて、実際飛んでいた。飛ぶたびに拍手喝采。いやー韓国の人は勇気がある。

中に女性で飛んだ人もいた。この女性下で宙づりになっている間、大声を出して叫んでいたもので、橋の上から見ていた観光客の爆笑をかっていた。女性の方がいざというと勇気があって、「チキン」すなわち飛び降りるつもりでも怖くて止めてしまうのは男の方が多いとか。川の上には飛び降りた人を収容するボートが浮かんでいる。スキーのジャンプの選手だったらこういうのは平気なのかと考えてみたりした。
橋の中程、飛び降りる所まで行ったら、ニュージーランドのお兄さんに「7000円!」と日本語で声をかけられた。添乗員さんにもしきりに飛んでみないかと誘われたがこればかりは堅くご辞退した。