スタンド・バイ・ミー 


有名なあの音楽 stand by meである。
青春映画と言うよりもう一つ下の年代の映画。
少年4人が死体を探しに行く2日間が描かれている。
この種の映画批評で使われるありきたりの言葉 「みずみずしい」
とか「さわやか」とか「少年の友情」といった表現は避けたいが
ならばどんな言い回しがあるかといえば思い浮かばない。
そんな映画だ。子供の時にしか成り立たない仲間意識が
うまく描けている。
4人がじきにバラバラになりその後会っていないというラストの
ナレーションに頷くところがある。男の子というのはそんなもの
だろうと共感する。

文春の今月号に柴門ふみが私の映画スター欄でここに出ている
主人公ではないもう一人の子供役が[リバー・フェニックス]であると
いうのが載っている。確かに子役ながら好感の持てる面構えを
している。残念ながら麻薬が原因で23才で亡くなったと。

よけいなことだが今NHKで放映中の「昨日の友は今日の敵」の
エンディングに stand by meの音楽が流れてた。



(2004.1.20)