ベジャール・バレエ・モリエール


またまたバレエ映画。

バレエカンパニーがアメリカ映画ならこちらはフランス映画。
丁度、「みなさんさようなら」と「ビッグフィシュ」の違いみたい。
バレエカンパニーはダンサーのスタンスで映画が作られているが、こちらは
振り付け師が主役のドキュメンタリー。
やっぱり本物のダンサーが出てくるときれいでいい。
それだけで点数が甘くなってしまう、ってのは良くないけれど本音だから
仕方ない。

旧約聖書の言葉 「初めに光りあり」は重い。
このバレエを表現するのにぴったりだった。いいぞ。
舞台を作っていく過程がなかなか面白い。
バレエシーンは「ダンスカンパニー」に軍配が上がる。もう少し仕上がった
形でのバレエシーンを見せてくれても良かったよなー。

この映画は借りたのがVHSだったのでTV画面で映画を見たがDVDがあったら
大きな画面でもう一度見てみたい。


(☆☆☆☆)

(2005.1.5)