ブラザーフット


単純に素直に感動した

韓国映画が北との関係を描いた作品にはさすがにリアリティーがある。
「シュリ」しかり。

全体的には戦闘場面が多すぎる。

弟を思う兄という立場から、戦いで戦功を挙げようとするのだが
それがいつしか戦いそのものにのめり込んでゆく。そうした兄を冷静に
見つめる弟がいい。単に戦争物の兄弟愛というだけでなく、そうした
心模様が横糸になっていることで人物描写に幅がでてきて、この映画に
奥行きを生んでいる。

あの女優はつい先日自殺したという。

DVD (☆☆☆☆)

(2005.2.26)