第2回病弱教育セミナー・第3回院内学級担当者の会 in 青森  講義3 プレゼンテキスト


がさつな私に「配慮事項」を語れというのですか・・・
う〜ん、困ったなぁ・・・。皆さん、ご一緒に考えましょう!

 病弱教育における 配 慮 事 項

東京都立光明養護学校(国立成育医療センター内)そよ風分教室 
教諭 赫多 久美子 



「配慮」の成立条件とは・・・

自分を含めて 誰かを大切に思うことから
 「配慮」が生まれます。



「配慮」の反対

「無視」「無関心」



誰に対し、どのような「配慮」

子どもたち:安心して学校(学級)生活を送ることができるように

  ・安全で清潔な環境

  ・体力や運動制限に応じた学習内容

  ・心を許して話せる相手としての教員



保護者:安心してお子さんを学校(学級)に任せることができるように

  ・いつでも連絡が取れる体制に

  ・学校での様子をお知らせする方法の工夫

  ・相談相手としての教員



病院スタッフ:信頼関係を確立し、維持するために

  ・正確な情報交換

  ・トータル医療のスタッフとしての教員



「配る」ものは何でしょう ?






「配慮」のつもりが・・・

「大きなお世話」 「お節介」
「いちいちうるさい!」
 にならないための「さじ加減」

教訓・・・感じ方は人それぞれ・・・
だから 相手に添いましょう!



自分:身体的・精神的に、いつも
       「元気」でいるために

  ・無理は禁物、健康維持は仕事のうち
  ・オニクマ精神  怒らない
             憎まない
                悔やまない 
                                     (京都新聞 2004.8.2「こまど」より)



「配慮事項」の具体例

東京都立光明養護学校 そよ風分教室 転出時書類
「病気や入院を経験した   児童・生徒への理解と配慮」



必要以上の病人扱いは×

本人の意志や判断を尊重


  必要な配慮をお願いします。