チェッキー君、EACH大会の旅
今回は、エジンバラ3泊、リスボン4泊、バルセロナ2泊だとのこと。
学生生活のフィナーレも「分担原稿」が伴う視察旅行に行くなんて、
なんて勉強家なのであろうと一見思われるかもしれないが・・・何を隠そう
かくみ先生の一番の関心は、初搭乗エアフランスの機内食なのである。
出発の朝、かくみ先生は2度寝をして、寝坊し・・・そうだった。
7:42発の電車に乗るのに、7:20に飛び起きて、しかし、
着替えて、顔を洗って、野菜ジュースを1缶飲んで、日経新聞用の140円の小銭を
ポケットに入れて、スーツケースを引っ張って、間に合ったのだから、不思議だ。
そして、今、8:13戸塚発の成田エクスプレスの席に落ち着いた。
前の晩、先生が用意万端整えて、ボクもいつものグリーンのバッグに入れてもらえていたから
慌ただしい朝にもかかわらず、おいていかれないですんだ。
なぜなら、Tさんや、Hさんから
「チェッキー君も連れていくんでしょ。行ってらっしゃい!」
というメールがあったからだ。
「あらら・・・ファンレターが来ちゃった。これじゃ、連れていかねばなるまい。」
そう言って、かくみ先生は仕方なさそうにボクをバッグに入れたというわけ。
さて、これからまずパリまで12時間のフライトだよ。
もちろん、かくみ先生は、通路側をリクエストした。ラッキーなことに最後列2席並びで
窓側は空いていた。おかげで、ボクも座席に座らせてもらった
よ。シートベルトもちゃんとして、さあ、離陸だ。
ついに機内食が運ばれてきた。メインは、サーモン。
おおきなカマンベールチーズがついたりするところがさすがに違うなぁ。
「エールフランスのパンはやっぱりフランスパンなのね。」と先生は感心していた。
なかなか美味しい!デザートのモカケーキも合格!
2回目の機内食。サラダの量がたっぷりあって、満足!
実は、2回の食事の間に、希望者には、カップうどんのミニサ
イズやアイスクリームのサービスもあった。
パリで乗り換え、エジンバラへ。空港からはタクシーでホテル到着。
部屋に落ち着いたのは、現地時刻の夜11時過ぎになっていた。
オープンして2ヶ月ほどだというフランス系のホテルはきれいで広くて快適だった。
飛行機でほとんど眠れなかったかくみ先生は、ほぼ24時間ぶりに夢の中へ。
さて、ボクも眠るとするか。
エジンバラでの朝食。フレッシュフルーツもたくさんあって迷うほど。
このホテル、気に入りました!
9時からいよいよ行動開始。通訳のSさんの車に乗ってハイウェイを突っ走る。
目的地は、スターリング・ロイヤル・インファーマリ病院。
ここは、地域の医療を担う総合病院だ。ボクたちは小児科病棟を訪ねた。
屋外の遊び場
病棟の中心にあるプレイスペース
この病院の小児科は、汽車の「駅」を装飾のテーマにしている。
29床に、常勤2名、週2日勤務の非常勤1名のプレイスペシャリストが働いている。
プリパレーションについて、プレイスペシャリストのサンドラさんからお話を伺った。
午後には、手術前の患者さんにプリパレーションを行うところを
実際に参観させていただいた。これが、そのとき使うグッズだ。
見て!この病棟の病院食は、消防自動車のワゴンで運ばれてくるんだよ。
さて、ひと仕事終えて、Sさんが車で案内してくれたのは、スターリング・キャッスルというお城。
400年以上も前に建てられたお城だ。チャペルや舞踏会用の建物、博物館もある。
天井が船底をひっくり返したような木の組み方になっているのは、バイキング様式なんだって。
城壁からの眺めが最高だったよ。
何百年か前、王様がこうして自分の領地を見渡して、国を治めていたんだね。
今日のディナーは、シーフードレストラン。
この後出てきた、ヒラメのムニエルはあまりにも大きすぎて、
かくみ先生は四分の一を食べるのが精一杯だった。
翌日の訪問先は、スティーブンソン・カレッジ・エディンバラという大学。
ここに、スコットランド唯一のプレイスペシャリスト養成コースがある。
コースの担当者であるモイラさん、フランシスさんにお話を伺った。
午後は毎年7月にエリザベス女王が滞在する宮殿を見学したよ。
古いチャペルの跡
ここはエディンバラ大学のキャンパス内
今夜のディナーは、現代風にアレンジされたスコットランド料理
ハギスという羊肉のミンチを使ったスパイシーな前菜や鹿肉のステーキなど。
デザートにアーモンド風味のパフェを食べて、かくみ先生は大満足。体重大丈夫かなぁ。。
スコットランドの報告はここまで。
次はリスボンに向かったよ。旅の続き・・・いつupされるか・・・
それは、かくみ先生次第だ。
(なにせ、年がら年中締め切り原稿を抱えて悲鳴をあげてるからなぁ。。。)
気長に待っててあげてくださいな。