【あとがき】
▼国会図書館関西館で、あるアンソロジー詩集のコピーを申し込んだ時のこと。
「この本は複写できません」と言われた。著作権法により、一冊の本を半分以上、
コピーすることはできない。しかし、私が複写申請したのは、二十ページに満た
ないはずだが。「この場合、詩の作者一人一人に著作権が生じますので、一冊の
半分ではなく、一編の詩の半分しか複写できません」。詩を半分コピーして、いっ
たいどう活用しろというのだろう。押し問答の末、授業で使用するという理由で、
やっと複写許可をもらった。
国会図書館は本来、収集のための図書館で、閲覧は本務ではない。著作権は守
られて然るべき当然の権利(詩人の場合、収入に結びつかないことが多いが)で
ある。それはよくわかるのだが、それでも最新のIT設備を備えた図書館で、手
書きで文献を写す図がとても滑稽に思えるのは、私だけだろうか。(ち)
表紙
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▽詩誌『石の森』は、母体『交野が原』から誕生した女性のグループです。
年六回発行しています。
ホームページも開設しています。
詩誌ご希望の方は、発行人までご連絡下さい。
お送りいたします。
▽『石の森』(非売品)をより多くの方に読んでもらいたいと思ってます。
郵送料として切手のカンパをお願いします。
▽次号の原稿締め切りは三月末です。
期日は厳守してください。
詩 誌 「石の森」第百二十六号
発行日 二〇〇五年三月一日(隔月刊)
編集人 美濃千鶴 四方彩瑛
発行人 金堀則夫
連絡先 kanahori@mve.biglobe.ne.jp
(↑@を半角に変えてお送り下さい)