風疹(三日はしか)、すんだ?
風疹とはどんな病気?
症状は?
軽熱と発疹で始まります。発疹は、まず顔耳の後ろから現れて、すぐに胴体→手足へと広がって
行きます。
発疹は麻疹(はしか)と似ていますが、小さくて数も少なく、発疹同志がくっついて地図状になる
こともありません。
三日くらいで消えて、あとも残りません。
大人になってかかると、症状がもうちょっと重くなります。
また、妊婦さんがかかると、かなりの確率であかちゃんも感染し、「先天性風疹症候群」になります。
白内障・心臓奇形・耳が聞こえない…といった身体で生まれてくるので、妊婦さんはかからないよ
うに気をつけたい病気です。(風疹症候群についてを参考にしてください)
どうやってかかるの?
風疹ウィルスによるの飛沫感染です。ヒトからヒトにうつります。潜伏期間は14〜21日です。
集団保育や小学校低学年での流行が多いです。免疫がなければ、大人でもかかります。
終生免疫なので、一度かかるともうかかる事はありません。…といわれていましてたが?です
うつりやすいの?: うつりやすいのでいです。、小中学校の生徒さんは、発疹がきえるまでは
出席停止になります(感染症予防法・学校保健法。第2種学校伝染病に分類されます)
大人も、可能な限り、人に会うのを制限したほうがよです。
特に、妊娠初期の方と会うのはぶつぶつが消えてから1週間以上開けてくださいね。
治療は?
微熱や発疹などの症状に対してのお薬になります。ウィルスそのものをやっつける治療ではありません。
予防方法は?…予防接種しかありません。
平成6年の予防接種法の改正のため、しばらくは年齢によって風疹の予防接種を受けるチャンスが
違います。
平成6年以降に生まれたお子さんは、生後12ヶ月から90ヶ月(7歳6ヶ月)のあいだの男女が無料
で接種できます。このお子さん達は、中学校での接種がありません。
平成7年以前に中学校を卒業した女性は、特に理由がない限り、中学校三年生の時に接種をして
おります。
(ただし、接種の事を覚えている人は少数です。両親を含めても忘れている人のほうが多いです。)
平成7年以降に中学校を卒業するお子さんで、幼児期に風疹の予防接種をしていない方がおられ
ます(多数派)。
上記のはざかい期の皆さんの接種率が、全国的にとても低くなっています。
このままでは、風疹の抗体をもたない大人が数年後には増えてきます。
妊娠中に風疹に感染したら?パートナーやお友達、仕事仲間が風疹にかかって妊婦さんに
うつったら?
先天性風疹症候群で生まれるお子さんが増える事が心配されています。
どんな命もかけがえのないものですが、胎児に悪影響を与えるとはっきり分かっているものは、
避けたいものです。
「そんな確率低いよ」そうかな?今までに出産齢だった女性は95%は予防接種をしています。
「あかちゃんなんかほしくないもの」今はそうかもね。でも、そう言ってても、大人になって幸せな
結婚をして幸せに子育てしてる人もいっぱいいます。
たとえ自分が妊娠しなくても、大切な仲間が幸せな妊娠をしたときに、自分が感染源になったら、
きっとつらいよ。
「義務じゃないでしょ」そうだけどね。
予防接種は義務ではないですが、公費で全額を負担してでも受けていただきたいだけの
理由があるものです。
保健婦みろりのヘルストーク http://www.tenasaku.com/mirori/health/
保健婦みろり様の、とっても 分かり易い風疹のお話しを有り難うございましたm(_
_)m
◎そのほかにもいろいろ、保健婦さんとしてのお話が載っています参考にしてください
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