吹雪の鈴鹿・藤原岳
2006.3,31日帰り

3月29日からの寒波襲来で北アルプスの予定を変更、鈴鹿の藤原岳日帰りとしたが今冬最後の寒波は強烈で、鈴鹿と言えどもかなりの積雪で膝上までのラッセルとなった。 幸い先行パーティーがありトレースを付けてくれたので大助かりだった、それがなかったら初めてではルートの判断が難しかった。  
7合目頃には天候も回復し始め陽射しもさしてきたが頂上近くで再び強烈な吹雪となった、ほとんど休憩なしで膝まで埋まりながらなんとか藤原山荘に駆け込んだ。     山荘付近は強風で雪は飛ばされるため積雪は少ない、山荘で
カップラーメンとおにぎりで暖をとり50分ほど休憩し下山することとした。 こんな雪の中大勢の団体が登ってきた、おかげでトレースがしっかり付き、登りの苦労が嘘のように順調に下山できた。 

  

立派な西藤原駅近くの登山口休憩所

山荘付近のエビの尻尾

下山するまで雪は止むことがなかった。1140m程の山で通常今の時期福寿草が咲いている季節であるが今回の寒波で真冬の冬山登山であった。

行程・コースタイム

自宅5:00→東名音羽IC・伊勢湾岸・東名阪桑名IC→西藤原登山口7:20

登山口7:55
 所要1時間50分
8合目9:45
 所要1時間15分
藤原山荘11:00 下山11:50
 所要40分
8合目12:30
 所要1時間
登山口13:30

凍てついた山荘付近、強風と吹雪で展望所まで行ってもしかたないので小屋で食事をし下山することとした。

やっと9合目、この付近に福寿草の群生地がある、先週まで咲いていたそうだが寒波で雪の下、少し掘り出して見るが凍りついていた。

下山を始めると10数名のパーティーが吹雪の中を登ってきた、おかげでしっかりトレースがつき、非常に歩きやすくなった。