テント場は高校生のパーティーと2張りのみ、夕食はレトルトのカツ丼、初めて食べたが確かにカツ丼の味がする。

さらに樹林帯の中の登山道を進むと次のポイント杖立峠、コースタイムより40分も早く通過、途中高校生らしき5人パーティーを追い越してしまった。

行 程  夜叉神6:50→7:50夜叉神峠小屋8:00→9:20杖立峠→10:10山火事跡10:20→11:10苺平→11:45南御室小屋

テガタチドリ

クルマユリ

苺平

杖立峠

ツマトリソウ

ヤマオダマキ

8月1日

砂払岳での御来光

南には富士山がうっすら

薬師岳山頂、先月登った北岳の展望が眼前に広がる、小休止の後観音岳に向かう。

オベリスクの頂上へ登ろうと挑戦したが、今では登れないようにしたのか上から垂れているザイルに40cmくらいどうしても届かない、しばらく考えたが登っても下りが危険であり諦めひき返した。

賽の河原

白鳳峠 ここから広河原に下る

甲斐駒はついに姿を現さなかった

最後のピーク高嶺 2779m

行 程

行動時間 9時間10分

南御室小屋3:50→4:35ガマの石→5:00砂払岳→5:10薬師岳小屋→5:30薬師岳山頂5:40→6:10観音岳6:15→7:22地蔵岳賽の河原8:40→9:30高嶺9:35→10:33白鳳峠10:45→12:46南アルプス林道→13:00広河原ゲート

7月31日

南アルプスの天然水

ハナチダケサシ

行動時間 4時間55分

薬師岳小屋に到着、ここにテント場があれば理想的なのだが水場もないし、狭い所に小さな小屋が何とか建っていて場所もなくテント場は無理のようだ。

広河原への下り、最初は大したことはないと思ったが下るにしたがい今までに経験したことのないような急勾配となり、鉄梯子とロープを何段も下り垂直に近い場所を一気に100m近く下る所や、2〜3歩で1mくらい下がる道が延々と続く、次第に広河原の野呂川の流れの音が近づいてきて2時間30分のコースタイムであるが頑張って2時間丁度で林道に着いた、10分ほどで広河原のバス停に到着、今日は朝出発して9時間10分の長丁場となった、13:25のバスで夜叉神駐車場まで戻り、芦安温泉で汗を流し往路を帰途に着いた。

鳳凰三山縦走
2006.7.31〜8.1
7月4日に続き再び南アルプス市芦安に向かう、今回はマイカー規制最終の駐車場「夜叉神」まで行き、鳳凰三山を縦走して広河原に下りるコースを計画した、昨年小屋泊でイビキで一睡もできなかった苦い経験から久しぶりのテント山行となった、1泊だけのため極力荷物を減らし1ランク小さなザックにまとめため15Kg程度と思ったより軽量となった。

テント場周辺にはいろんな高山植物が咲いている、名前の判らない調査中のものもある。

カイタカラコウ

ゴゼンタチバナ

セリバシオガマ

午前2:20家を出発、浜松ICから東名高速で清水IC、そして52号線と前回と同じコースをたどる、梅雨明け宣言があったのに静岡市あたりは雨が降っている、これはまずいと思いながら山梨県に入ると一応雨は止んだ、暗くて良く判らないが雲は低く垂れ込めている、6:20夜叉神駐車場に到着、雨は降ってはいないが曇り空、降りそうでもないので急ぎ身支度をし出発。
次のポイント山火事跡で10分ほど休憩次のポイント苺平に向かう、苺平を過ぎれば南御室小屋までは30分、距離は長かったが急登は少なかったため予定より少し早く到着できた。

閑散とした南御室小屋

シナノオトギリ

ヤナギラン

3:10起床朝食は簡単にパンとコーヒーで済ませ3:50出発、薬師小屋手前の砂払岳で日の出となる、山梨県は快晴で白峰三山の展望は良いのだが静岡方面の天候は良くなく富士山は見えてはいるが霞んで写真にはならない、薬師小屋を過ぎ薬師岳山頂で休憩、ここまでは樹林帯ばかりだったがここからは展望のきく快晴の稜線歩きとなり快適となった。

これから向かう地蔵岳のオベリスクが見えだす

観音岳山頂三山の最高峰2840m

夜叉神登山口→夜叉神峠小屋→南御室小屋→薬師岳小屋→薬師岳→観音岳→地蔵岳→白鳳峠→広河原

1時間ほどで夜叉神峠小屋に到着、天候が良ければここから北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山の大展望であるが今日はガスに包まれている。

夜叉神駐車場 100台可

本物、「南アルプスの天然水」ここは稜線に近いのに湧水がありテント場に指定されている、小屋泊であればこの先の薬師岳小屋まで足をのばすのだがテント場が無いためしかたなく11:45に着きながらここでの泊となる。

○ここまで登ったが断念

手をふっている