霧の甲斐駒・黒戸尾根

2007.7.24〜26    単独

ここ2〜3年の夢であった甲斐駒ケ岳・黒戸尾根、標高差2200mは加齢とともに実現が遠のく心配があり、梅雨明けを待ちきれず、体力測定を兼ねでかける、運が良ければ梅雨明けとなるかすかな希望はやはり無理だった。この尾根は南アルプスきっての急登で有名で、写真家白籏史朗氏いわく、「ここを登らなければ南アルプスを登った価値がない」と言い、皇太子殿下にもこのコースを勧められ、平成2年に登られた話は有名である。

7月24日

12:20見覚えのある頂上2967mに到着、駐車場から8時間2200mを登った、予定より早かった我が足に感謝、ガスは晴れる見込みは無く、小雨も降りだし、早々に下山開始、本日の宿泊予定の七丈小屋に向った。

食事を済ませ4時20分駐車場を出発、尾白川のつり橋を渡り黒戸尾根の登りとなり、初めから急登が続く、途中かなりのスピードで登る2人に追い越される、後で判るが日帰りピストンの人だった、世の中には怪物のような人がいる。

今夜は毎度の駐車場での車中泊で明朝の早立ちに備える、山の中でも蒸し暑い夜だった。

9:55七丈小屋に到着、朝早かったので早めの昼食を行動食で軽くとり15分程の休憩で頂上に向け出発した。

山小屋とは思えぬ豪華な夕食

七丈小屋 本日の宿泊者は9名でゆったりくつろぐ

7月26日

行程時間

黒戸尾根に咲く高山植物

キバナシャクナゲ

コイワカガミ

3時15分起床、朝は飯でないと力が出ないので頑張って暖めるご飯と味噌汁を作る。

梯子、鎖場が多くなり緊張した登りが続き、8:55五合目小屋に到着、しかし廃墟となっていた小屋は解体され、ヘリで下ろす準備となっていた。

10:10やっと尾白渓谷の吊橋に戻った、今回は国内でも最高レベルの急登という先入観があったせいか、思ったより楽に登れたというのが感想である、体力測定もまずまずの点数を貰えそうだ。

ツマトリソウ

尾白川渓谷駐車場4:40→7:50刃渡り通過→8:10最初の梯子に到着→8:55五合目小屋跡→9:55七丈第1小屋10:10→11:40剣の岩→12:20山頂12:35→14:10七丈小屋        行動時間 休憩を含め9時間50分(頂上まで8時間)     

帰りは時間があるので一般道20号線を茅野まで、そこから152号線で杖突峠を越え、お気に入り高遠の「さくらの湯」で汗を流し、飯島の「とみよし」まで走り、蕎麦を食べ153号線経由で帰途に着いた。         走行距離497km

7月25日

朝3:30に出発するという人達がいるので目を覚ます、トイレに行くと雨が降っている、梅雨明けは完全に外れた、自分は下山だけなので諦め、再び眠りについた、そして5時に起きると青空が見えている、頂上方面はガスがかかっているが下界は晴れているようで雨具無しで下山できそうだ、地蔵のオベリスクも見え出した。

尾白川渓谷の登山口にある駒ケ岳神社、古くからの信仰の山である、広い無料駐車場がある。

小屋は2つに整備され、冬季も営業しているようだ。

ツガザクラ

センジュガンビ

巨岩の急登を慎重に登り、良く映像に出てくる2本の鉾の立っている岩まで来た、頂上は近い、しかし一面ガスで視界は無い。

駐車場に皇太子殿下が登られた時の記念碑がある。

朝食も豪華でびっくり

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竹宇駒ケ岳神社