南八ヶ岳縦走
8月19日〜20日

美濃戸口→行者小屋→中岳のコル→阿弥陀岳→中岳のコル→赤岳→横岳→硫黄岳→赤岳鉱泉→美濃戸口

行者小屋は好天に恵まれ大賑わい

8月19日

長いこと続いた晴天も天気予報によると今日、明日は良くなかったが、昨夜の予報から少し良い予報に傾いてきた、しかし、長野県地方全域に雷雨注意報が出ており、それだけが気がかりだった。

午前2時50分出発の早出で153号線経由で飯田IC、ここから通勤割引を利用、諏訪南ICで出て12分も走ると登山口の美濃戸口駐車場に着く、もう3K程林道に入れば1時間歩かななくて済むが、駐車場代が1000円になるし、空きが心配なので今回も手前の500円で節約、心配された天候は雲1つ無い快晴となったが、午後の雷雨注意報がどうも気になる。

身支度を済ませ、準備運動を兼ねた林道歩きから入り、南沢を行者小屋に向う、このルートは2002年3月7日大雪の中、3倍位時間がかかってしまい行者小屋までたどり着けず日没ビバークの苦い経験がある、今回は休憩なしで行者小屋に着いた。

13:17赤岳頂上、次第に積乱雲も現れ始め、早めに今日の宿泊予定の赤岳天望荘に向った、登山客のピークも過ぎたようで空いており、駐車場を節約したし1000円プラスで個室をキープゆったりと休むことが出来た。

行者小屋で腹ごしらえをし、阿弥陀を目指し中岳のコルまで一気に登る、コルに着くと富士山の展望が迎えてくれた、ここにザックを置き急ぎ阿弥陀の頂上往復を済ませ赤岳に向う、頂上までも1ピッチと距離が短く登りやすい。

昨夜来の雨も上がり快晴の朝を迎え、久しぶりに優美な富士山の姿を見ることができた、風は強いが今日1日天候の心配は無さそうだ、6:05一番手で硫黄岳に向け出発したが横岳手前で昨日から感心している快足の3人パーティーに追い越される。

横岳山頂、険しい岩場が続く

硫黄岳手前にある一面コマクサの群生地、時期が少し遅いのが残念だ、ウルップソウの青い花弁は終っていた。

硫黄岳山頂と爆裂火口

赤岳鉱泉からの横岳西壁と大同心

赤岩ノ頭から歩いて来た縦走路を振り返る

行程時間

1日目
美濃戸口駐車場7:05→7:50やまのこ村→10:05行者小屋10:20→11:10中岳のコル→11:35阿弥陀頂上11:45→12:05中岳のコル12:12→12:47文三郎尾根合流点→13:17赤岳頂上→13:47赤岳天望荘(6時間42分)

2日目
赤岳展望荘6:05→6:58三叉峰→7:15横岳山頂7:20→7:50硫黄山荘→8:15硫黄岳山頂8:20→8:35赤岩ノ頭→9:30赤岳鉱泉9:50→
11:18美濃戸山荘11:25→12:00美濃戸口駐車場(5時間55分)
8月20日
この小屋は夕食、朝食ともにバイキングでびっくり、山小屋では初めての経験であった。

5時ころからやはり雷雨となる、風雨・雷鳴がひどくなり落雷の危険があり小屋の外には出ないようにと注意があった、雷雨は9時過ぎ
まで続き、小屋がゆすれるような雷鳴にびっくり。