残雪の雷鳥沢を登る

奥大日岳

2010.5.17〜18

雷鳥荘近くのハイマツの中の雷鳥、晴天の日中は鷹類を警戒し、あまり出歩かないそうだ。

別山方面から剱岳を望む、昨年は映画「点の記」で登山者が劇的に増えたそうだ。

剣沢は未だ深い雪に閉ざされている。

5月室堂の様子、積雪は多い所では10mを越す、ターミナルの雑踏を離れるとスキーヤーとボーダーの世界だ、ほとんどの稜線からシュプールが付いている。

春の室堂名物「立山・雪の大谷」何時でも見れるのかと思ったら警備員配置があり、10時からでしばらく待たされた。

10:40のバスに乗り、ケーブルカーを乗り継ぎ11:50立山駅に戻る、ザックの中の残り物で簡単な昼食を作り、12:20帰途に着いた。

ケーブルカー

久しぶりの北アルプス、ゴルデンウィーク明けに寒気が来て北アルプス方面は冬に逆戻りし、今年も行けないかと心配していたが、16日から3日間程は安定した天候が期待出来そうになったため急遽決行となった。
16日昼食を済ませ、高速道路の割引1000円を利用立山ICに向かう、途中晩飯を買い込み、毎度の車中泊と決め、通いなれた駅前の無料駐車場に止めた。日曜日で駐車出来るか心配であったが、6時を過ぎれば帰る人が多いと見えガラガラであった。

快晴の照り返しで真夏のような暑さに閉口

快晴、鹿島槍から白馬まで後立山連峰の山々が望めた

雷鳥沢の登り、夏道だと少しはジグザグに登るが、今の時期はほとんどまっすぐの直登となるため、距離は短いがとにかくきつい登りとなる、久しぶりの登山でのあり、夏のコースタイムと同じ時間がかかってしまった。

高原バス

白馬岳遠望

奥大日岳・大日岳稜線に沿って大雪屁が続く

7:35剣御前小屋出発、雪はまだカチカチでアイゼンを利かしてゆっくり下る。登りと違い体力は要らないため一気に高度を下げる、登りのパーティとすれ違うが今日も暑そうだ。
登りは2時間かかったが下りは40分、しかし、雷鳥沢テント場から室堂までの登りがまたきつい。

行程

17日 立山駅−−−−→美女平−−−→室堂  −→ 雷鳥沢−→剣御前小屋

18日 剣御前小屋−→雷鳥沢−→室堂(雪の大谷の見物)−→立山駅

午前4:40鹿島槍の右手より日が昇る

自宅12:50→豊川IC→豊田JCT→美濃関JCT→小矢部砺波JCT→立山IC→18:00立山駅無料駐車場 
往路1000円、帰路音羽蒲郡で6250円   総走行距離724.6km  またCOを174kgも排出してしまった。

剣沢方面でこの時期営業しているのは剣御前小屋だけ
夜は熊肉の煮つけが出た。

薬師岳

赤く染まるのを期待したが残念

富山市街の灯りと月と宵の明星

夕日が大日岳の横に沈むころ富山平野の水田が輝く

行程