登山道で見かけたダケカンバの大木の瘤（コブ）製材すると素晴らしい木目が出ると思われる。
しかし、ここは国立公園倒れたとしても移動は出来ない。

初めての白山登山、中部地方の１００名山としてポピュラーで山好きな人なら誰でも一度は挑戦する山で「花の名山」としても有名である、しかし、今の時期は既に高山植物の最盛期は過ぎているが適期には所用が多くこの時期になってしまった。
登山口は石川県側が一般的であるがアプローチの近い岐阜県側の平瀬登山口からとした、昨日午後２：５０家を出発、途中夕食弁当を買い白川村大白川に向かう、１８：４０駐車場に到着、山深い所ですぐに暗くなり毎度の長い車中泊である。

登山道脇に小型のブルーベリーに似た実がたくさん生っている、他の山でも良く見かけるがブルーベリーと同じ味がする、原種のような気がするが、樹種の名前は判らない。
クロウズコか？

ご来光は少しガスっており見れるかどうか微妙であり昨日御前峰に登っているので今朝登るのは止めた、戻った人の話ではご来光は見れたそうだ。
食事を済ませ、せっかく来たのだからお池めぐりだけでもと約１時間かけて千蛇ケ池まで出かけた。

室堂到着が早く宿泊の受付が１３時からなので休憩後最高峰の御前峰まで登った、登山道は頂上までほとんど石が敷き詰められており登り易い、なんでも昔皇太子殿下が登られる予定で整備されたそうだが雅子様の妊娠で中止になりその遺産のようだ。

さっそく近くの露天風呂で汗を流すが、全くの自然温泉で頭を洗いたくてもシャンプーも何もなし、ただ浸かるだけ、しかたなくお湯を頭からかぶる、これが本来の温泉だろう、料金は３００円安いか、高いか、適価だろう。
近くに日本三名瀑と言われる白水滝があるというので立ち寄る、華厳の滝を少し小さくしたような立派な滝だった、昼食はカップラーメンの予定だったが少し遅らせ、御母衣湖畔のドライブインまで走り昼食、高速道路が開通する前は白川郷に行く観光客は皆この１５６号線を通るため賑わっていたが、今はすっかり寂れ閑散としていた。