昨年瑞牆山に登った時、近くに見える金峰山の頂に見える五丈石が気になった、同じ山域なので露出した花崗岩の造形に人気がある、標高は2595mと高くはないが日本百名山の一つでもあり人気の山である。
瑞牆山方面からもルートがあるが、今回は最短ルートで楽な初心者コースとした、昨年来ようと思ったが大雨で林道が崩壊し通行止めとなりそのまま冬季の閉鎖に入ってしまい今年に繰り越してしまった。
朝2:30目覚ましをセット、3:05自宅を出発、新東名で新清水ICまで走り52号線で甲府方面に向かう、途中で中部縦貫道増穂IC入口を見のがしてしまい次の南アルプスICから入る、中央道に入ってから昭和ICで下りるのを勘違いで甲府南ICで下りてしまったため20号線に出るのに時間がかかり20分程ロスをしてしまった、あとは通い慣れた桜の名所の近くを通り大弛峠に通じる林道をひたすら登る、11人乗り以上の車両は通行止めの狭い林道を30Km余り時速30km1時間かけて峠の駐車場に到着、途中1台も車に出会わなかったが駐車場は既に満車状態、なんとか道路の広いところに停めることができた。
登山口と金峰山とは標高差約234mしかなく時間で2時間30分弱であるがアップダウンは激しく、尾根道の登山道はぬかるみが多く展望はほとんど無いトウヒ、オオシラビソの原生林の中を歩く。樹林帯を抜けると頂上直下の巨石地帯に入り、頂上の三角点を過ぎた広場に五丈石がそびえていた、上まで登っている若者がいるので登ろうとすると年寄りは止めろと言われ渋々断念。
行程
自宅3:06→6:15南アルプスIC→6:44甲府南IC→8:20大弛峠8:40→9:13朝日峠→9:50朝日岳
→11:14金峰山12:15→13:10朝日岳→14:12大弛峠14:30→15:35勝沼みはらしの千果園
15:52→16:42増穂IC→18:59新清水IC→19:04浜松SA→20:01豊川IC→20:42自宅
走行距離604.4km CO2排出量0.28kg/Km 総排出量169.2kg
こちらが頂上2595m
到着した時はガスに覆われ展望はなかったが休憩しているうちに少し晴れてきて頂上付近の全貌が見えてきた、巨石群に大自然の神秘を感じた。
五丈石と言われる巨石
現在山梨県側で駐車場の拡張工事が行われており冬季閉鎖までには整備されそうだが長野県側は
知らん顔状態のようだ。
大樺沢二股の雪渓の少なさにびっくり、例年の7月下旬位の量しかない、八本歯のルートも登れそうな状況だ。右俣を1時間ほど登ると雪田と言われる平地があるが、7月末でも雪渓を横切るが、雪はわずかに残っているだけだった。
このあたりから眺めるバットレスの岩盤も初めての眺めである、小太郎尾根が近づくと一面シナノキンバイが満開となっていた。