剱岳・早月尾根からの挑戦
8月19日〜20日

登山基地 馬場島風景

登山道は予想していた以上の急登、200m間隔で標高表示があり登るスピードの判断となるが早月小屋まで岩・木の根につかまって登るような急登の連続

2800m 13:05 

2600m 11:59 

2400m 11:09 

早月小屋2224m 10:20

反省
天気予報で8月20日は雨との予報であり19日は天候も良く、思ったより早く早月小屋に到着出来たので一気に頂上まで登れそうな気になった、しかし小屋から上はさらに急登となり登るにつれコースタイム以上が必要となり登頂することは出来なかった。当初の計画では2日目に登頂予定であったが2日目が雨の予報になったため直接登頂を目指したが、かなりの健脚者で無い限り無理のよだ、中には日帰りピストンのつわものもいるようだがこのコースは2泊3日のコースが一般的のようだ。しかしこのコースは急登、急登の連続で今までの登山で経験したことのない最強のルートのような気がした、そんなコースをこの年になって膝に不安を抱えての挑戦には無理があったようだ。
地図上のコースタイム早月小屋までの6:30は甘いが、小屋から頂上までの3:30はチョット辛く、かなりの健脚者でないと無理のような気がした。

登山口からの標高差2249mは国内最高クラスの急登、一般的な登山者は室堂、剣沢を経由して登るが冬の剱はこちらからの入山となる。
南ア甲斐駒の黒戸尾根を登った時にもっと高い標高差の尾根があり、挑戦したいと思いつつ6年が過ぎ体力の減退、膝の故障等で今年位が挑戦する最後のチャンスではないかと思われ思い切って挑戦することになった。
友人の蕎麦屋が連休を利用し同行してくれることになった、18日昼過ぎの閉店時間を待って出発、駒ヶ根IC〜松本ICから158号を平湯へ神岡、富山と走り上市から登山基地の馬場島に向かった、駐車場に着いたのが19:25、あたりは既に真っ暗だ、登山口のみ確認し途中で買った夕食弁当を食べ早めの車中泊。

行 程
8月19日  馬場島5:25→10:20早月小屋10:35→13:35標高2850m13:45→15:55早月小屋
8月20日  早月小屋6:00→10:28馬場島  滑川IC→富山IC経由41号線へ  富山地方大雨

登山口までのルート
豊橋→根羽153号→飯田→飯島→駒ヶ根IC→松本IC158号→平湯→神岡41号→富山→上市→馬場島  398.7km

総走行距離 834.1km  ガソリン96.28リットル

朝4:00起床簡単な朝食を作り出発準備

2000m 09:23 

1800m 08:29 

1600m 07:41 

1400m07:22 

1200m06:47

1000m06:25

ミヤマリンドウ

ミヤマダイモンジソウ
2800m地点を過ぎ30分程登ると頂上直下の岩峰が近づく、下山して来る人に聞くとカニのハサミはあと少し、頂上は1時間は必要とのことだった、山小屋の主人との約束が5時なので頂上までの往復2時間では5時に帰れない、残念だがここで撤退を決断、小休止し13:45下山開始、険しいルートで登り下りのタイムはほとんど同じである、コースタイムでは40分程度だが足はガクガクで約2時間もかかり早月小屋に着いた。