梅雨の北岳
2014年7月2日〜4日

毎年梅雨の時期になるとキタダケソウが気にかかる、毎回気に入った写真が撮れない、今年こそはと出かけたが現地に着くと1人だけでの撮影でなく、同行者がいるためそんなに時間もかけれない、梅雨の時期雨が何時降りだすか判らないので早々に切り上げることになる。
 又、今年の北岳は今まで見たことのない残雪で、お花畑のトラバース道が通れるのか情報を調べなかったため、初心者の同行もあり安全を考え通るのを止めた、後での情報では3ケ所雪渓が残っていたそうだが注意すれば問題なかったそうだ。
 今年のキタダケソウは残雪の多かったせいか例年終盤の時期であるが、今が満開の時期でこんなチャンスにはめったに出会えないことで、後で考えるともう少し無理をして撮影時間を取れば良かったと後悔される。
 山頂では梅雨の時期でも午前中なんとか富士山が顔を出していたが小屋で休んでいると2時頃から雨が降り出し未明まで降り続いていた。
北岳山荘の北斜面は未だに3メートル程の残雪で小屋の入口をやっと掘りだしたところのようだった。
 最終日小雨の中出発したが北岳頂上に登り返した頃には雨も止み、大樺沢二股を過ぎるまで降られなかったが、その後降ったり止んだりの中を下り、広河原の着いた頃に雨は上がった。

クラブツーリズム40数人のキタダケソウツアー       小太郎尾根にあと一歩
7月上旬3回登っているが頂上で残雪は初めて見た             午前中は富士山が顔を出していた

今回初めて山デビューの新人が北岳に登りたいと言うのと、今年は空梅雨の傾向でキタダケソウを見るには良いチャンスと思い、山デビューが北岳ではチョットきついかとも思ったが、富士山には3回登ったことがあるということで、第2の高峰に挑戦することになった。
朝4:40自宅出発、三ケ日ICから新東名新清水ICへ、そこから52号線を芦安温泉まで走る、今回の助手席の同行者はプロの観光バス運転手なので緊張する、帰りの運転は任すことにする、8:45いつもの無料市営駐車場に到着、急ぎ身支度をし乗合タクシーで広河原に向かった。
広河原の天候は曇り空ながらも大樺沢が見えて雨の降る気配はなさそうだ、今日の宿泊地白根御池小屋へのルートを迷ったあげく、以前下った時の急登が頭にあったが初めて尾根道を登った、やはりきついコースだったがなんとかコースタイムで御池小屋に着いた、新築間も無い小屋でこんなきれいは小屋は初めてでホテル並みでびっくりした。

2日目の朝は快晴ではないが北岳の頂上、八本歯のコル方面も顔を出している、今日も午前中は雨も心配なさそうだ。

草すべりコースを肩の小屋に向かう、このコースもなかなかの急登できつい。

最終日、朝焼けの富士山を期待したが霧雨の朝となった、雨具を付けて出発、北岳を登り返し山頂を通過する頃には雨は上がったがガスの切れる気配はない。
肩の小屋に立ち寄り右俣コースの残雪状況を聞くと未だ残っているところがあるとのこと、安全策をとって往路の草スベリを御池小屋に下山することとした。
御池小屋からは急登の尾根道を下るのを止め、二股経由大樺沢のコースに向かった、大樺沢の雪渓は初めて見る量の残雪であるが夏道が既に出ており雪渓上を下らずに済んだ、御池小屋で雨具の上を脱いできたがまた降り出し着ることになった、その後降ったり止んだりの状況が続いたが、広河原に着いた頃には止んでいた。
行 程

7月2日
芦安駐車場乗合タクシー9:10→9:50広河原10:10→10:35大樺沢・御池小屋分岐→12:33御池小屋(泊)

7月3日
御池小屋5:40→7:10二股分岐→8:10肩の小屋→9:05北岳山頂→10:55北岳山荘(泊)

7月4日
北岳山荘6:15→7:00八本歯のコル分岐→7:25北岳山頂→8:00肩の小屋8:10→
8:32小太郎尾根→9:50御池小屋10:05→10:35二股通過→12:20御池小屋分岐
→12:45広河原13:40(乗合タクシー)→14:25芦安駐車場

温泉で汗を流し15:13駐車場出発白根IC→増穂IC→52号線→新清水IC→三ケ日IC
自宅19:41着  472.9km ガソリン56.0リットル
北岳山荘周辺の散策、2時近くまでは雨も降らなかったが次第にガスは濃くなり3時頃からは本降りとなり未明まで続いた
北岳山荘北側は未だ3m位の残雪、小屋周りを掘りだしたところだ。
北岳山頂より間ノ岳方面の展望が時々開けたが、次第にガスに覆われるようになった。
8:10肩の小屋到着、 仙丈、甲斐駒が顔を出す
広河原から大樺沢を望む
午後夕立もすぐに上がる

大樺沢二股の雪渓の少なさにびっくり、例年の7月下旬位の量しかない、八本歯のルートも登れそうな状況だ。右俣を1時間ほど登ると雪田と言われる平地があるが、7月末でも雪渓を横切るが、雪はわずかに残っているだけだった。
このあたりから眺めるバットレスの岩盤も初めての眺めである、小太郎尾根が近づくと一面シナノキンバイが満開となっていた。