歴史をのぞく
MAP
所要時間 登り 1:30
Aコース 下り 1:15
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A
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C
大正3年1月 名古屋市八百屋町 青木為吉寄進の碑
重さ3〜4tもありそうな石を林道もない時代に運ん
だ苦労はたいへんなものだったであろう。
東三河地方の人なら知らない人はいないのが本宮山、昔から信仰の山として多くの人が登り、登山道にある1丁目から50丁目までの丁目石の中には、嘉永2年(1849年)の文字があり、当時建てられたものと思われます、長い年月のうちに破損等行方不明の石も多くありましたが、最近登山者の人達で復元が進みすべてが揃いました。奥宮近くの常夜燈にも寶暦6年(1756年)三州岡崎両町の人が奉納しているなど信仰の歴史を見ることができます。近年は、ロケーションにめぐまれているため、頂上付近には電話、テレビ、各種無線の中継所のアンテナ群が林立し、三角点付近に昔の面影はない、しかし、近頃中高年の登山ブーム、健康維持等登山者の数が飛躍的に増加し、一宮町側の登山口にはウォーキングセンターができ、駐車場も整備され土曜、日曜は駐車場に入れないほどのにぎわいとなっています。
2003.12.13撮影
ピークの調査高橋氏
安政2年6月(1855年この年の10月
には安政の大地震があった)の文字が刻
まれている、この時代に登山道をどの
ようにして石材をここまで運んだか苦
労がしのばれる。
奥の院の大鳥居
秋から冬のよく晴れた日には奥宮の杉の大木越しに南アルプスの核心赤石岳を中心に多くの名峰を望むことができる