2010、5、7〜9

例年開花、見頃がゴールデンウィークと重なり混雑の中を行く気になれなかったが、今年は冷え込みの関係かゴールデンウィーク終盤に開花となった。
しかし、天気予報では晴天は続かず8日、9日しか晴れはない、土・日の混雑で気が進まなかったが、来年もどうなるかわからないので高速道路の割引を利用し、混雑承知ででかけた、現地の混雑はあったが道路は連休明けで渋滞は全くなくスムースで助かった。

5月7日8:20小雨の降る中出発、浜松ICに向かう、遠出は夜の出発が多いが今日は朝からの出発、降り続いた雨も雨雲の移動に追いついたのか御殿場を過ぎるあたりから止んだ。
東名川崎12:17通過、首都高は大橋JCTから新しく開通した中央環状(C2)で板橋→江北→川口JCTと進み東北自動車道に入る、頻繁に休憩をとりながら盛岡手前の紫波SAに19:13到着、ここで夕食、通行料の割引適用の関係もあり車中泊とし明朝早くに小岩井農場に向かうこととした。

農場のソメイヨシノは満開

宮沢賢治の詩碑
乳業工場

16:30帰途に着いた頃は岩手山方面以外はこのような真っ青な空となった、しかしこの時間では、日差しが傾きすぎて一本桜の撮影には良くないようだ。
もう1日頑張ればとも思ったが1日で疲れ、高速の休日割引の効く時間で帰ることとした。
来る時は長い道のりで日本も広いものだと思ったが、帰りは夜のせいか早く感じあっという間に川口JCTの着いた。
夜の首都高は標識が良く判らず、入ったは良いがしばらくは半信半疑で走る、そのうちC2の標識が目に入り、東名の表示も出てきて往路と同じに間違いないとわかり安心、東名高速も順調に飛ばすが午前1時を過ぎ静岡あたりまでくると少し眠気が襲う、こまめに休憩をとりながら何時もは浜松ICで出るが、今日は料金が関係ないのでめったに通った事のない豊川ICまで走り自宅に着いたのが3:30であった、今日の走行距離875km、11時間の強行軍であった。 往復の走行距離1,741.4km、ガソリン183.6リットル、CO2排出量約418kg

5月8日2:30起床、盛岡ICに向かう、30分程で現地に到着、30台程度駐車可能な小さな駐車場はすでに多くの車が止まっている、時々小雨の生憎の天候だ、しかし、天気予報では今日は晴れの予報であるので日の出まで仮眠する。

すみやかなすみやかな万法流転のなかに
小岩井のきれいな野はらや牧場の標本が
いかにも確かに継起するといふことが
どんなに新鮮な奇蹟だらう。
         宮沢賢治

夜明け頃の様子、鉛色の雲に覆われ撮影する条件ではないが既にポイントには多くの三脚が置かれ場所取りが始まっていた。
しかし、明るくなっても雲は取れず時々桜に日が差す程度で天気予報も当てにならず回復は遅れているようだ。
9時を過ぎると土曜日でもありカメラマンだけでなく一般の見物人もおしかけ大混雑となる、晴れてくるのは午後3時頃になりそうなので、せっかく遠くまで来たからには他の場所に行きたいと思うのだが、一度駐車場を出たら二度と入れないし、撮影ポイントの確保できなくなるので離れられず、農場を歩いて散策するのみで結局11時間余り頑張ることとなった。