「星状神経節ブロック療法のすすめ」

 星状神経節ブロック療法は、首の一ヶ所に細い針を刺し、わずかな局所麻酔薬を注入して、頚部の交感神経の緊張をやわらげるのですが、当院では、注射の変わりに、レーザー光線を10分間照射する「頚部交感神経節近傍レーザー照射」を行います。レーザー光線といっても、手術で使うような高出力レーザーではなく、低反応レベルレーザーですので、熱くも痛くもありません。
 この頚部の交感神経は頭、顔、首、肩、上肢などへ行っているので、これらの痛みの治療に有効です。しかし、それだけではなくて脳へ行っている交感神経の緊張がやわらぐことに大きな意義があるのです。慢性的な痛みや、ストレスなどにさらされていると、交感神経が過度に緊張して、血管の収縮がおこり全身の血流が悪くなります。そのために、痛みは強くなるし、血流が悪い為になかなか回復しません。このような状態は病気になりやすい状態といえます。

〜星状神経節ブロック療法のめやす〜

 右記の問診票は星状神経節ブロック療法適用の目安です。
 年齢にもよりますが、概ね15項目以上○がついた方は自律神経系のバランスが悪く交感神経の過緊張が見られ全身の血流が悪い場合が多く、そのために自律神経・ホルモン系・免疫系の症状を呈しやすいので、星状神経節ブロック療法を受診することをおすすめします。
 通常、星状神経節近傍レーザー照射を週に2〜3回、15回〜20回をワンクールとして評価していきます。