ORTメルマガNO.24   ビタミン欠乏症

ビタミンとは  人は食物から栄養を摂取して生命を営んでいます。その栄養素として必要なものとして、下記のようなビタミンの種類があります。                                         微量でも欠かせないビタミン(不足して起こる症状) ビタミンA とり目(夜盲症)、角膜(眼球)乾燥症、暗い場所での視力順応力低下   感染症への抵抗力低下、皮膚の乾燥  ビタミンD くる病、骨軟化症、骨粗鬆症  ビタビンE 溶血性貧血、しみ、ひび、あかぎれ、しもやけ  ビタミンK 血液凝固時間の延長、新生児・乳児の出血性疾患 ビタミンB1 脚気、多発性神経炎、便秘、浮腫、心肥大、ウェルニッケ脳症  ビタミンB2 口内炎、脂漏性皮膚炎、口角炎、口唇炎、角膜炎  ナイアシン 口舌炎  ビタミンB6 末梢神経炎、皮膚炎、貧血、けいれん、成長が止まる  葉酸 大赤血球性貧血、胎児神経管障害、高ホモシステイン血症  ビタミンB12 悪性貧血  ビタミンC  壊血病、皮下出血、骨形成不全、貧血、成長不良、歯肉色素沈着症偏食傾向が目立つ若年層や高年齢に注意が必要  ビタミンA  日本人はビタミンAを豊富に含む乳製品の摂取量が欧米人に比べ少ない。  ビタミンD  紫外線が皮膚でビタミンDを作る。日光浴をする子供に比べ、室内に居る子供は不足がち。  ビタミンB1 精白米中心の食事の場合、不足がち  ビタミンB2 水溶性の為調理の際失われやすく、十分にとっても排出されにくいので毎日、たっぷり摂取する必要がある。  ナイアシン 皮膚の健康に欠かせないビタミンで、アルコールにより吸収が阻害される。  ビタミンC  ビタミンB2と同様、水溶性の為調理の際に失われやすく、尿中に排泄されるので十分取る必要がある。取り過ぎると体に悪影響を及ぼすビタミン  ビタミンA 頭痛、顔面紅潮、皮膚の乾燥、皮膚がむける、筋肉痛、食欲不振、倦怠感  ビタミンD 骨がもろくなる、食欲不振、吐き気、頭痛、皮膚のかゆみ ビタミンE 血液凝固障害 
ビタミンK 溶血性貧血  ビタミンB6 末梢神経障害、知覚神経障害を起こすことがある
 葉酸 悪性貧血の潜在化                                          潜在性ビタミン欠乏症の症状 [疲れやすい、全身の倦怠感、食欲不振、動悸、集中力がない  息切れ、 潜在性ビタミン欠乏状態の増加  昔と比べて土壌の質(農薬など)が変わり、野菜に含まれるビタミンの栄養価が落ちているのではないかと言われている。慢性的にビタミン不足傾向にある「潜在性ビタビン欠乏状態」が増えている。食生活の変化や栄養バランスの偏り、食品そのもののビタミン量不足が原因   ビタミン不足が招くビタミン欠乏症 ビタミンが欠乏する主な原因   1.ビタミン添加がないインスタント食品や糖質の過剰摂取 2.過度のダイエット 3.土壌の質の変化による野菜の栄養価減少  ビタミンは体のコンディションを維持するために欠かせない栄養素 ビタミンは食物や各種のビタミン剤・サプリメントから摂取   食事摂取が第一、不足したらビタミン剤などで補う  積極的なビタミン補給が必要な場合   1.大きな手術の後   2.消耗性の病気、末梢神経障害、骨祖鬆症などの病気 3.妊娠中 4.授乳中  アセチルLカルニチン   カルニチンは必須アミノ酸であるリジンとメチオニンから肝臓などで作られますが、20代をピークに減少し中高年になると半減すると言われています。役割は脂肪酸をその燃料室である細胞内ミトコンドリアに運搬すること。体脂肪の燃焼効果やスタミナ源としての効果が期待されている。  ●αリポ酸   疲労回復 体内で糖とタンパク質が結合する「糖化」という老化反応を防ぐ働きがあり、体内の糖分をエネルギーや脳の活動に効率よく使うようにする。 ダイエット ミトコンドリアという細胞内のエネルギー生産工場にブドウ糖を積極的に届ける働きがある。 老化防止 ビタミンCE400倍という強力な抗酸化力で肌の老化原因である活性酸素を除去します。 小さな傷や目の下のクマを目立たなくする。シミやシワを薄くする、血行をよくし肌のくすみを改善する。 糖尿病、血糖値の安定  糖分とタンパク質の結合を防ぐ「抗糖化」作用があり、血糖値が安定しやすくなる。  葉酸  ビタミン12と協力して造血に働くビタミン。  葉酸は体内では合成できないため食品から摂取しなければならない。 リープリスクと逆相関することが判明。血中の葉酸レベルが高い人ほど出血性脳卒中になりにくい。欠乏すると造血臓器が侵され貧血、白血球減少症、食欲不振、舌口内炎、下痢などが現れる。
Oリングテストでは 1.葉酸は癌で少ない。サプリメントが補う必要あり。1回は100μgが適量。適量でないと害になる。 2.アセチルLカルニチン単独だとアセチルコリンが減少するなどの問題あり。αリポ酸との併用が望ましい。(Oリングの出来る医師に適量を判断してもらう)                                         現代人はビタミン不足で病気になる人が多く見うけられます。食生活の乱れや、屋外に出ず家の中にずっといる生活などでビタミン不足になりがちなのです。ビタミンの栄養素は、成人病、脳卒中、癌などと多く関わってくるので、Oリングテストでビタミン不足状態を調べ、的確に対応し、健康な体を回復させましょう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・