指輪物語


2 旅の仲間 下


ブルイネンの浅瀬で襲われたフロドは、
エルフやガンダルフ等に助けられ、
エルロンドの館で意識を取り戻す。

そこは、桃源郷のような素晴らしいところですが、
エルフはもとより、ドワーフ、人間、エレンディル、等々の人々が集い、
この世界の寄ってきたところと、今の危機が話し合われました。

(この辺りは、まとめようがなく、
是非、大きな紙と鉛筆とを用意して、
書き込みながら読んだ方がいいですぞ)

エルロンドに選ばれた各種族の代表が一行となって、
指輪をオロドルインの火口に投げ入れるべく、
旅に出ました。

最初に向かったカラズラス山は悪天候の為、断念し、
モリアの坑道に向かわざるを得なくなるのですが、
ここで、彼らはオークに襲われます。
命からがらようやく抜け出せるかという時、
ガンダルフが、化け物バルログと共に、深い穴へ落ちました。

大変な犠牲を払ってようやくモリアの山を降りた彼らの前には、
ロスロリアンの森が広がっています。
そこで、出会ったエルフのハルディアに連れられ、
カラス・ガラゾンにあるガラズリムの都へ入り、
旅の疲れを癒します。

そこで、ガラドリエルから、多くのものを受け取り、
旅を再開します。
最初の行路、アンドゥインの流れで早くも、ゴクリやオークに襲われますが、
とりあえずの目的地エミン・ムイルの麓へ無事着くことが出来ました。

ガンダルフと離れた一行は、どちらへ進むべきか?
皆は、フロドに判断を委ねるのですが、
フロドは、アモン・ヘンの頂で、
皆をいっしょに連れてはいけないと決心し、
一人ひそかに出発します。
その間際、サムが気づいて、一人フロドに付き添う事が叶いました。

一行から離れたフロド達の前に待ち構えるものは?
フロドから見放された残りのメンバーの運命は,如何に?
2002.4.14 記
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1 旅の仲間 上


ホビット族のビルボ・バギンズは、「ホビットの冒険」で、指輪を手に入れました。
そして、111歳の誕生日に姿をくらまします。
その時、指輪を甥のフロドに託しました。

魔法使いガンダルフによると、
この指輪には、不思議な力が備わっており、
これを狙っているものがいるというのです。

それは、モルドールの暗黒の塔にある古い砦に戻った、
冥王、サウロン王です。

この指輪をこの世から無くし、敵の手に渡さない為には、
火の山、オロドルインの火口の底の、
滅びの罅裂(きれつ)へ投げ込むしかない。

こうして、フロドは、ホビット族の仲間三人と共に、
後戻りの出来ない旅に出かけます。

出かけて直ぐに、サウロン王の放った黒の乗手に追われますが、
次々と出会うものたちに助けられながら、
先へと進む事が出来ました。

いろいろと危ない目に合う冒険の旅です。

そうして、次の旅の道連れが出来ました。
馳夫(はせお)です。

風見が丘で、敵の襲撃を受け、フロドが負傷しますが、
危機は、いや増すばかり。

エルフの長、エルロンドがいる裂け谷を目前にして、
フロドの直ぐ後ろに、黒の乗り手が!
フロド、危うし!!
2002.4.3 記
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