2003年10月25日
教室イベントの「ハロウィーンパーティー」をおこないました♪
メイキングパーティー
キャンディバッグをつくろう |
おたのしみパーティー
ダンス |
絵本読み聴かせ |
フリフリダンス |
ランチパーティー
パンプキンスープ |
フライドチキン |
スパゲティサラダ |
プチパン |
杏仁豆腐 |
「Trick or Treat!」
「ハロウィーンパーティー」の日。
子供たちはハロウィーンパーティーが大好きです。
何の仮装をしようか、何か月も前から楽しみにしている子がたくさんいます。
さて、時間になり、子供たちがぞくぞくと集まってきました。
魔女、ピノキオ、お姫様、サンタクロース、フック船長、
ワンちゃん、メロンパンナちゃん、ドレミちゃん、半魚人・・・
今回は前回より手作り衣装が多くて、ビックリ!
上手にできていて、これまたビックリ!!
ちなみに私は、デビルちゃん♪
みんなの仮装で、何もしなくてもテンションが上がっていきます。
始まる前から、みんな本当に嬉しそう。
さて第1部は、メイキングパーティー。
みんなでお土産のお菓子を入れるキャンディバッグを作りました。
持ち物はB5〜A4程度の紙袋。
パーティー前の1週間「忘れないでくださいね」と、
一人一人に声をかけたかいもあって、忘れた子はいませんでした!
昨年は牛乳パックでみんな同じものを作ったのですが、
今回は個性が出るようにしたいと思っていました。
でも、時間内に終わらせるにはある程度の枠が必要なので、
こちらである程度の準備をしておきました。
猫、こうもり、魔女の帽子、星、月、パンプキンなどを
画用紙で形作ったものと、ハロウィーンのイラストを切り抜いたものを準備。
それらを好きなように、自分が持ってきた紙袋に貼ってもらいました。
袋に直接絵を描いてもいいし、こうもりに顔を描き入れてもいいし、
そういう部分はみんなにお任せ。
条件は「取り合いをしないこと」。
みんな思い思いにペタペタ貼ったり、絵を描いたり♪
私は「のり貸して」と主張できない子のフォローにまわり、
あとはただ見守るだけ。
「先生、見て!」と、途中、何度もお声がかかるので、
アイデアを誉めたり、上手に貼れていることを誉めたり、
クレヨンで絵を描いてもいいんだよ、と勧めてみたりしていました。
さ〜て、キャンディバッグも完成!
散らかったお部屋をみんなで片付け。
ノリやはさみを集めて、クレヨンやペンをケースに片付けます。
広げてあった新聞紙も丸めて、ゴミ袋へ。
落ちているゴミもきちんと拾います。
せっかくだから、自分の作品を持って、
全員で記念撮影することにしました♪
続いて第2部、ゲームパーティです。
まずは輪になって、音楽にあわせてダンス♪
単純な動きですが、輪になって手をつなぐだけで楽しいものです。
次は、絵本の読み聴かせ。
「ハロウィーンってな〜に?」という英語の絵本を読みました。
一番前に座った子は体操座り、次の子は中腰、一番後ろの子は立つ・・・。
何も言ってないのに、キレイに並んでくれています。
この絵本は、扉を開けたりできる、仕掛けのある絵本なので、
途中、子供たちに絵本の中のドアの開け閉めをしてもらいました。
お話を読みながら「ココのドア、開けたい人!」と尋ねると、
「ハイ!」と手を挙げた子が3人ほど。
「じゃあ、一番はやく手を挙げた子にしよう」と言うと、
次からはものすごい勢いで全員挙手。
気合の入り方が違いました。
私がパーティーで大切にしていることは、全員参加と不平等がないこと。
当ててもらっていない子がいないように、
誰を当てたかは忘れないように気をつけています。
今回は、ちょうどみんなが1回ずつできたので、私も気持ちがよかったです。
最後まで待たされた子には「最後の扉は一番面白いんだよ〜」と、
最後の人のおトク感をアピール。
「先生、最後まで当ててくれなかった・・・」と寂しい思いをさせないように、
できるかぎりの配慮をしました。
絵本のストーリーは、英語で読んだあとに日本語でフォロー。
みんなが分かるように読み聴かせ。
途中、子供たちが知っているだろうものには英語で質問してみました。
子供たちは英語が好きな子が多いし、
仕掛け絵本なので、子供たちの目の輝きも違う!
ココまで食いつかれたら、読んでいる私のほうがワクワクしてしまいます。
さ〜、お話も終わり。
また輪になって、ダンスをしました♪
今度は手をフリフリ、頭をフリフリ、体をフリフリするダンス。
これも子供たちは大喜び。
ダンスが終わったころに、ちょうど12時になりました。
みんなお待ちかねのランチパーティーです!
手を洗って、みんなで準備をします。
今回は参加人数が今までで一番多かったため、
イスが足りず、テーブルにはとても座れないので、
スポンジパズルを床に敷き、遠足気分でランチを食べることにしました。
6年生のAちゃんがパーティーの要領をよくわかっているので、
子供たちのリーダーとしてお仕事をたのみました。
パズルを敷くことや、おしぼりの準備、食器運びなどを
小さな生徒たちに指示をして、手伝ってくれます。本当に助かります。
その間、私はランチの準備。
フライドチキンはみんな大好きなようで、待ちきれない様子。
パンプキンスープは「え〜・・・」という子もいましたが、
「ちょこっと飲んでみて、おいしかったらおかわりしたらいいよ」と言うと、
「うん」と返事してくれました。
食器のセッティング、おしぼり配り、パン配り、サラダの盛り付けと、
私が見ていないところでも、みんなちゃんとお手伝いをしてくれます。
本当によくできた子供たち!
お手伝いをしない子はいません。
準備ができたところで、恒例の「乾杯」!
うちの教室のパーティーは、必ず食べる前に「乾杯」をします。
というわけで、みんなで「かんぱ〜い!」
コップの中身はスープなんですけどね。
「どう?フライドチキン、おいしい?」「パンは?」と質問すると、
口々に「おいしい!」「先生、すっごくおいしいよ!」と言ってくれます。
「パンは先生の手作りなの?」と尋ねられたので、
「そうだよ〜」と言うと、とっても嬉しそう。
そうだよねぇ、先生の手作りパンなんて、そうそう食べる機会ないよね。
少なくとも、私はありませんでした。
パンプキンスープに嫌悪感を示していた子に「どう、飲める?」と尋ねると、
「うん!もう飲んじゃった!」と嬉しそう♪
他の子たちも、おかわりをたくさんしてくれて、
いかにおいしいかをアピールしてくれました〜。
「ありがとね、みんな」
さて、ランチを食べ終わったところで、デザートです。
デザートは気持ちよく食べたいので、これまたみんなでお片付け。
食器を運び、床を拭いて、デザートの準備です。
本日のデザートは、杏仁豆腐♪
全員に配り終えたところで、
「どうする、乾杯する?それとも、いただきます、って言う?」と尋ねると、
「さっき乾杯だったから、今度はいただきますがいい」と言うSちゃん。
うちの教室はこういうときは民主主義で、多数決で決まります。
その結果、乾杯派が多数で勝利。
家で乾杯する機会がないからかな?
みんな、本当に乾杯が大好き♪
というわけで、本日2回目の「かんぱ〜い」。
デザートもあっという間に売り切れて、
あっという間にパーティーの終わりに近付いています。
最後もみんなで片付けて、お楽しみの「Trick or Treat!」の時間。
ドアを1人ずつノックして「Trick or Treat!」と言うとお菓子がもらえます。
子供たちは自分たちで作ったバッグを手に、
列をつくって、順番が来るのを待っています。
ノックをするのも、「Trick or Treat!」と言うのも、
お菓子をもらえるのも、とっても嬉しそう♪
そして、保護者の方のお迎えラッシュがやってきました。
みんな「楽しかった〜」
「今度のハロウィーンは何になるか、もう決めたんだ!」なんて話をしながら、
本当に嬉しそうに帰っていきます。
私は、ほっとして、
子供たちの嬉しそうな姿に、ちょっぴり涙が出そうになる瞬間です。
最後の子供たちを送り出して、パーティーは終了です。
いつも準備や片付けにてんてこまいになるのですが、
終わってみると、本当にやってよかったなぁと、いつも思います。
昨年度は片付けもさせずに帰していたのですが、
人の家にあがって、散らかすだけ散らかして帰るのは、
教育上問題があるんじゃないかと思ったので、
今年度から1時間長くして、片付けまでしてから帰すようにしました。
食器を運んでもらうとか、本当にそれぐらいの片付けですが、
やはり気持ちがいいものだし、とても大切なことだと思います。
さ〜て、今度はクリスマスパーティーだね!
楽しみだ〜。