サマーパーティー

2003818

教室イベントの「サマーパーティー」をおこないました♪

イングリッシュパーティー

あいさつを言ってみよう
自分の名前
のいいかた
顔や体の部分の名前

ミュージックパーティー

じゃんけんゲーム
ボールまわし
ピラミッドまわし

ランチパーティー

アニマルパン
ハンバーグ
ポテト・マカロニサラダ
フルーツポンチ


一番盛り上がったのは「ボールまわし」
みんなで輪になって座って、ただ音楽に合わせてボールを渡していくという、
とってもシンプルな遊びなのですが、
テンポよくまわす、ゆっくりまわす、
ボールを転がして誰かに渡す、速くまわすなど、
ちょっとバリエーションをつけるだけで、子供たちは大喜び。
キャーキャーはしゃいでまわしていました♪

やっぱり興奮するのは、テンポが速くなるところ!
音楽の流れの中で本当に短い「休憩」も取り入れたのですが、
みんなががんばって休憩しているのが、とっても笑えました。

お土産のピラミッドは、
折り紙で作れるもので、中にお菓子を入れました。
直前に思いついたため、徹夜で人数分折りました・・・。

サマーパーティー写真

ちょこっとずつ中身のお菓子が違うので、
開けるのは帰ってからのお楽しみにしました。

ランチパーティーは初めての試み。
本当は子供たちと作りたかったのですが、
さすがにそこまでの時間はなかったので、おもに私が作りました。
フルーツポンチのメロンを丸くくりぬく作業は、
子供たちに手伝ってもらいました。みんな喜んでやってました♪
丸くくりぬくのは難しくて、ヘンテコな形のメロンがたくさんありましたが、
とってもおいしかったです♪

ところが今回、初のケンカが勃発!
今までケンカらしいケンカはなかったのですが、
最年少の
Sちゃんと小学校2年生のY君が
おもちゃのことでケンカをして、Sちゃんが泣いてしまいました。
このケンカは両方とも悪いな、と思ったので、お互いに謝ってもらうことに。
Y君はすぐに謝ってくれたのですが、Sちゃんはどうしても謝ってくれません。

みんなで仲良く「いただきます」ができるまで、しばしデザートはおあずけ。
子供たちも、
Sちゃんに「ごめんね」と謝るように促すのですが、
Sちゃんは、うんともすんとも言いません。
「お耳ないの?」「お口ないの?」「お耳はあるみたいだねぇ」
「さっきおしゃべりしてたんだから、お口もあるよねぇ」と、
子供ならではやり取りが始まったりして、
私は、とても興味深く見守っていました。

すると、双子のKちゃんがこんなことを言いました。
「ごめんねって言うと、もっともっと仲良くなれるんだよ」
この一言に私は強く胸を打たれました。
すると続いて
「今度のハロウィーンパーティーがもっと楽しくなるよ」と双子の
Sちゃん。
あ〜、何て素晴らしいことを言うんでしょう!

心配そうに見守っている子もいれば、
「がんばれ!」と応援する子もいます。
誰もが他人事ではなく、関わってくれたのは嬉しいところ。

もう一押しなんだけど、Sちゃんは謝るタイミングを逃してしまっているし、
謝らないと一度言ってしまった意地もある。
ひと通り子供たちの意見も出そろったことだし、
デザートのおあずけも辛くなってきた様子。
その矛先が
Sちゃんに向けられる前にそろそろ決着をつけるとしましょう。

Sちゃんの隣へ行って、
とりあえず再度謝るように促すものの、首を横にふられます。
これは承知の上。
「じゃあ、隣のお部屋でならごめんねって言える?」と、
別の案を提示すると、やっぱり、すぐにうなずく
Sちゃん。
当事者
2人が別室へ行き、お互いに「ごめんね」と言い合い、
無事解決に至りました。

「みんな、デザートが食べられるよ〜!」と声をかけると、
みんなにも安堵の表情が。
そして、双子のSちゃんから一言。
「謝ると気持ちがいい♪」

本当にその通り!
「ごめんね」って、気持ちがいい言葉だよね!
みんなには「ごめんね」や「ありがとう」という言葉が
自然に出るような子になっていってほしいなぁ。

教室の子供たちは本当にすくすくと育っているようです。
相手を思いやる気持ちもあるし、友達との関係を築いていく力もある。
他人事だからと知らない顔をする子もいない。

小さな小さな世界ですが、教室でのやり取りも、
子供たちの大切な社会勉強になっていると感じています。

ケンカしてもいいんだよ。
泣いたっていいんだよ。
でも、その後が大事なんだよね。

今日は、子供たちの違った一面を見ることができて、
私もいろいろなことを感じました。

次はどんなハプニングが起こるのかな?
いっぱい想い出が作れるといいね♪