隊長の屋外な日々

 

3月30日 飛鳥コース整備


飛鳥ラリー本番まで、2週間を切った。
あと、コース整備に使える週末は一回しかない。
まあ、一度通してるし、なんとかイケるかなぁ・・・とは思うが、もしその週末が土砂降りとかだったら・・・目も当てられないのである。

というわけで、今日は平日にもかかわらず、明日香にコース整備に来ている。
実走スタッフも引き受けてくれたO森さんがお手伝いをしてくれるというので、彼のお休みの日を選んで、お付き合いしていただいた。

西宮でピックアップしてもらい、明日香へ。
初日の一本目の山から整備開始。
せっかくなので、地図を渡して、読図を楽しみながら行ってもらう。
桜が8分咲き。
3月だというのに、もう鯉のぼりが上がっている集落もある。
桜と鯉のぼり・・・この辺では毎年見られる光景なんだろうけどね。

3月の連休が爆風だったので、ある程度の倒木は予想していたが、やはり、新たな倒木がちらほら。
しかし、O森さんのハイパー倒木切りの早業で、サクサク進む。
ディレイラーに巻き込みそうな枝もずいぶん増えていたので、それもどかしながら。
峠はなんと雪が積もっていた。

一本目を降りて、休憩&昼食。
次は、今回のラリーで一番標高の高い山だ。
舗装路ゲキ担ぎ。(笑)
その後は薄いながらもノリノリシングル。
あえて藪は刈らず、下に落ちておいる危険な枝などを撤去しながら進む。
降りきったところで、もうだいぶ夕方だったが、コースに入れようかどうしようか悩んでいた小山へ。
O森さんにも好評だったので、こっちも結局コースに入れることにし、整備。

本日の整備のノルマも無事終了。
駐車場に戻り、長浜ラーメンで晩飯。
いやいや、今日はありがとうございました。
これで、週末の整備にずいぶん余裕ができましたわ〜。

 

 

 

3月28日 亀岡ミニラリー


亀岡ミニラリー。
今回は、まなじ〜がクリエイト。
僕が整備に参加したのは、去年の11月だったか。

実は、その時すでにまなじ〜は、『初心者コース完成!!』と言っていたと思う。
だが実際は、初心者にはちょっと乗れなさそうな斜度の稜線チョッカリと、シングルを微妙に担いで、林道を微妙に降りる『?』なルート後に舗装路を延々移動して、標高差100〜50メートルくらいしかない超ダラダラ下りシングルという構成だった。

整備に同行していたとれとれバイカーは、おそらく全員心の中でこう思ったに違いない。

『う〜ん、コレはヤバイ(笑)』

その後、事あるごとにもっと道を探すように促していたのだが(たぶん僕以外からも同じような動きがあったに違いない)、ラリー2ヶ月ほど前から、またコース探しに取りかかったようだった。
飛鳥ラリーに手を取られ、僕はその後お手伝いはできなかったのだが、幸いにも皆さんの努力の甲斐あって、けっこう良いコースに仕上がったようである。

 

7時半、亀岡総合運動公園着。
時間通りに来たのに、まだ駐車場は開いていなかった。
スタッフやエントラントの車が、入り口に数珠繋ぎになる。
早くも波乱の予感??(笑)

今日は僕は、エントラントではなく、実走スタッフだ。
が、とりあえず、民ちゃんのバイクにマップ台を取りつけたり、ひさぴーのバイクのグリップとブレーキシューを交換したり、フリーが固着した選手にCRCオイルを貸し出したり、とりあえずメカニック的に大忙し。
一方、PCスタッフの方は、受け付けに予定していた体育館の軒先が『許可を取っていない』との理由で、そこから追い出され、駐車場で受付をする事になったらしい。

8時から受け付け。
そして、ブリーフィング開始。

ミニラリーは、シリーズ戦とは違い、いろんな選手が出てきている。
中には、当然ながらとれとれ的常識や用語がまったく通じない人も多いわけで、それをカバーしつつのブリーフィングは、実はけっこう大変。
それをまなじ〜がやるのだから、さらに大変?
しかも今回、まなじ〜の思いつき(?)で、赤黄テープの巻いてある順番を答えるという、謎の難解QPが出現。
例えば『赤黄赤赤』とか、『黄赤黄』とかと答えるらしいのだが、 しかもそんなQPが、PC間に2箇所とかあったりするのだ。
『そんなもん覚えられるか!』とれとれ常連エントラントからは、避難轟々。
しかも、ブリーフィング途中で、館内放送で『駐車場は自転車置き場ではありません。自転車は自転車置き場に置いてください!!』と、デカデカと放送され、ブリーフィングは中断。
慌てて、自転車を片付ける一幕も。

いやぁ、波乱の予感?・・・というか、もう波乱??

いったいどれだけの人が理解できたのかわからないまままブリーフィングは終わってしまい、ほぼ予定通りの9時半にラリーはスタート。

実走スタッフの僕とみやっぷ、Y川さんは、先に出発して分岐に立ち、ひとまず最初の山まで、エントラントを誘導し後追いに付く。
もう一人のスタッフの「のばちゃん」は、中追い的に動くようだ。

天候は晴れ。
天気予報的には下り坂だが、なんとか持って欲しいもんである。

最初の山の舗装の登りで、おじさん二人連れに追いつく。
最後尾。もう押しが入っている。
この時点でこの状態だと、かなり前と開いてしまいそうなので、ちょっと聞いてみる。

『地図読み得意ですか?』

で、帰ってきた答えは『俺達ほど地図読みが得意なヤツらはいない!』的なモノだった。
『これは逆にヤバイかな?(笑)』と思い、しばらくこの二人組に着くことにする。

舗装から担ぎ上げて、最初のシングル下り。
先行バイカーが耕してしまっているので、かなりスリッピーだ。
押しの入っていたおじさんは、転けまくっている。

PC2到着。
おじさん二人組には、Y川さんに付いてもらい、僕は少し前へ。
まなじ〜の、ややこしいブリーフィングのお陰で(?)林道からの分岐で、曲がらずにまっすぐ行っている人を見かけたので、追いかける。
と、その集団にはみやっぷが付いていた。
それを確認し、さらに前へ。
QP3付近で、おじさん二人組はがY川さんを連れて、藪漕ぎして(?)正規ルートに復帰してきていた。
確かに、地図読みが得意というだけあって、山慣れはしているようだ。(コースは間違っているが)

ここからは、僕は初めて来るコースだったので、ちょっと読図を楽しみながら、シングル爆走。
いやぁ〜、このコース、面白いですわ〜。

PC5から後のシングル入り口辺りで、爆発している人多数。
確かにここは迷いやすいかも。
なんとなく人数を確認しつつ、QP6へ。
そこでPC2、PC5と連絡を取りつつ、迷走している後続を待つ。
一人行方不明者が出たが、なんとか全員無事を確認。

最後尾に付きつつ、PC10へ。
後尾集団は、ここでEL。
最終EL通過者は、1時間以上前に出たとのこと。
追いつかないかなぁ〜と思ったが、こから先のコースも、僕は行ったことがなかったので、とりあえず、追う事にする。

舗装から林道を詰めてシングル担ぎ上げ。
けっこうキツイ。
初心者向けと銘打って始まったラリーのはずだったが、とんでもない。(笑)
というか、まあ最初からわかってたけどね。
結局『まなじ〜ラリー』は、『まなじ〜ラリー』にしかならないのである。 (まあ、これはクリエイター全員に当てはまる事かもしれないが。)

けっこうヤバイ稜線を直登して、山頂へ。 そこからは、稜線ゲキ下り。
けっこう斜度もあり、テクニカルかも。
鞍部から谷へ、尾根を巻いて稜線に出たところで、のばちゃん率いる最終集団に追いついた。
QPの場所がわからずウロウロしている様子。
のばちゃん曰く『いやぁ、関西ミニ、面白い(人が多い)ねぇ。(笑)』

その後は稜線下り。 いやぁ〜ここも面白い。
PC14へ。そこからは最後の山。
舗装路で峠を越え、超ノリノリのシングルを爆走して、最後は舗装をアリベまで。
いやぁ、面白かったです。

15時から表彰式。
会議室を借りていたらしいが、何故か、借りていたのが15時まで(笑)だったので、外での表彰式。
なんとか持ちこたえていたお天気だったが、最後の最後で、ついに雨が降り出した。
トムスの八木さんから商品の提供があり、けっこう豪華な表彰式ではあったが、風も強くなり、雨に打たれつつ、追い立てられるようにバタバタと終了。(苦笑)

解散後、残ったみんなでガレリア亀岡の風呂に入り、ルイジアナママというウマウマイタリアンで晩飯ゲキ食いして帰路に就いた。

いやぁ〜皆さん、お疲れさまでした。
色々とありましたが、コース的には、とても良くできたラリーだったと思います。
また、機会があったら、走りたいかも。
すぐ南のH山と合わせてルートを組んでも面白いかもしれないですな〜。

あ、ちなみに、ブル陸上部の面々は、無事全員完走いたしましたよ。

 

 

 

3月27日 亀岡ミニ直前練習ライド


明日は、亀岡ミニラリーである。
当初は初心者向けとまなじ〜が銘打って、クリエイトが始まったラリーのはずだったが、仕上がってみると、なんの事はない。
初心者にはキビシイ地図読みや斜面もけっこうあるらしい。

のだが、ブル陸上部の面々は、もうエントリーした後。
とりあえず、僅かでもスキルアップしてもらおうと、今日は、トレーニングを付ける事にした。
お手伝い・・・というか、まあ、ライドなので、ミツマタさんとさのっぴも参加。
場所は、ザビエルラリーの前半を使うことにした。

萩谷総合運動公園は有料なので、麓の廃集落の路肩に駐車。
もうすでに、山桜が満開。
ここは、数年後は本来ダムに沈むはずの場所で、もう家屋はとっくに高台に移転し、ここにはかつてあった家の土台が残るのみ。
ただ、この前の政権交代で、ダム計画は無くなったとか?
集落は移転しているし、ダムを高巻く巨大高架道路は、いまだに着々と整備されてはいるのだが、まあ、集落が移転しているので、そこに道は付けねばならないか。

とりあえず、舗装路ゲキ登り。
トップからシングルへ。
少し前の暴風で、また倒木が増えているかなぁ・・と思っていたが、それはほとんど無かった。
風向きのせいかもしれない。このエリアは、台風の時に弱いとか・・・ね。
ラリーの練習なので、マップを渡し、適度に読図もしてもらいながら進む。

一本目を降り、A山へ。
ザビエルで使ったコースはここまでで、ここからはこのA山回しで、今日は、この山に3回登る予定だ。
ひとまず、山頂に着いた頃に、昼時だったので昼食。

そこから、シングルを南へ。
ほぼ降りた所で、地元のじ〜さん大集団に遇い、挨拶。
『自転車か!凄いなぁ〜!!』との、いつものやり取り大多数の中、一人のじーさんに、『ここは立入禁止だ!』とモンクを言われる。
(決して自転車が禁止と言っているわけではなく、たとえハイカーでも何人たりとも入るな的な言い方だった。)
ちなみにこの道は、ハイキングマップにも載っているようなメジャーな登山道である。
確かに『私有地につき立入禁止』の看板はけっこう立っているが、それは、『ハイキング道から外れた部分が立入禁止という意味なのでは?』とも思うが、まあ、言い争ってもしかたないので、『すんません〜。 』って感じで、降りてきた道を担ぎ戻る。
すぐ降りて林道を乗って登る予定だったが、この下はガレガレでブル的には乗れないので、まあ、労力的にはあまり変わらないか、むしろ楽か。

ついでに、途中に適当なシングルがあったので、そこでテクニック練習。
主に『谷やん』(笑)。

山頂に登り返し、今度は東へシングルを降りる。
この道は、前に一度ランで入った事があるだけで、まだ十分に調査できていなかったが、ちょっと道探しも兼ねて入る。
予定した帰還ルートの国土地理院の地図に載っている道はほぼ消えて無く、そのルートは断念。
方向を頼りに、きれいなノリノリシングルを選びつつ下ると、溜池に出た。
が、強烈な金網の柵があり、そこから外には出られない。
池にはへらぶな釣り師の椅子なんかがあったので、出口はあるだろう・・とウロウロしていると、散歩の(?)おじさんが、出口を教えてくれた。
結果、ナイスシングルルート完成。(笑)

そこから舗装を登り返す。
時間は16時前。
舗装を降りるという選択肢も無いことは無かったが、というか、反対意見も出たが(主にさのっぴ(笑))僕の一存でもう一度A山へ登る。
最後のノリノリシングルをかっ飛ばし、下山。
増水した川を、シューズを濡らしながら渡って16時半頃終了〜。

最後は、『千里の湯』を求め彷徨い、結局、無くなっていたことが発覚。
急遽、目的地を変更し箕面の風呂へ。
回転寿司でシメ。

さあて、明日はラリー本番である。
ブル軍団、完走なるか?!

 

 

 

3月23日 帰阪


8時頃起床。
さすがは一泊2800円というべきか、部屋は、採光がほとんど無かった。(笑)
でも、フロントは親切で丁寧で、大変気持ちよく宿泊させていただきました。
スノーボード等をパッキングし、フロントから宅急便で家に送る。
チェックアウトの10時少し前に、ミツマタさんから電話があった。
『ここにもう一泊するわ〜。』
苫小牧発の太平洋フェリーは、月曜を逃すと水曜まで便がないのである。

僕のフライトは、千歳発16時。
ミツマタさんも、一日ホテルで寝ててもしょうがないだろう・・って事で、昼飯にサッポロビール園にジンギスカンでも食いに行くか〜って事になった。

と言いつつ、ひとまず小手調べに、近所の時計台へ。
夜しか来たことがなかったので、中に入るのは初めてだ・・・と思ったら、定休日だった。
しょうがないので、腹を減らすためにビール園まで歩く事にする。

天気は、時々雪。
ミズホとあけちゃんは、今日はテイネで、プロスキーヤー佐々木大輔とセッションらしい。
いやぁ〜ミズホの人脈は、計り知れんね。(笑)

けっこう遠いかな?と思っていたサッポロビール園だったが、意外とアッサリ到着。
ジンギスカンは11時半〜だって事で、ビール博物館に入る。
11時からガイドが案内してくれるってんで、それに乗り、興味深いお話しも聞き終わった頃には、レストランも開店。

ココでしか飲めない、サッポロクラシックの生ビールと、ジンギスカン。
生ラムのお肉も追加注文し、ビールも2杯。
ここに来るのは初めてだったが、いやぁ、なかなか美味しいですなぁ〜。
満腹満足。

帰りは電車で・・と思ったが、受付で聞くと、歩いてもあまり変わらないって事で、また徒歩移動。
札幌駅でミツマタさんと別れ、千歳へ。

2時間のフライトを終え、神戸空港は雨。
家に着くと、マンション前の桜は、すっかり開花していた。

いやぁ〜、今回は、ホントいろんな人にお世話になりました。
今度は皆さん、関西にも遊びに来て下さいね〜。
ご案内しまっせ!!

 

 

 

3月22日 カムイリンクスへ


6時半起床。
もっさり雪が積もっていた。
昨日板を出せてないので、皆さん、テンション上がり気味。
朝食を摂り、荷物をまとめる。
しかし、まずは雪かきをしないと車が出せない。
雪国って大変ですなぁ。

今日はお仕事の、同級生さんとお別れし、 8時半頃出発。
カムイリンクスというローカルスキー場を目指す。
ここは、BCを解放していて(許可はとらないといけないらしいが)リフト回しで裏山が滑れるらしい。

1時間ほどで到着。
一日券を購入。でも3000円也(安い!)。
実はもっと小さなスキー場かと思っていたが、最長滑走距離3500メートル。
ゴンドラもかかっていて、エライ立派なスキー場だった。
到着時はかなりの晴天だったのだが、ゴンドラで上がった頃には、ガスで真っ白。
しかし、ゲレンデパウダ〜!!
一本目は、ゴールドコースヘ。
所々底付きはあるものの、いやいやエエ感じです。

途中、キリュウさんの友人の帯広のスノーボーダー女子も合流し、ゴンドラで登り返し、第5リフト方面へ。
こっちは、オフピステ。
ほぼBCな感じ・・・というか、途中でトラバースでゲレンデに戻ってるから、BCなのか?
そういえば、微妙に柵を越えたような気もするが、しかし、降りすぎないように、トラバースラインには、蛍光ピンクのテープが巻いてあるので、やはりゲレンデか?
ま、面白いんで、どっちでもエエか。(笑)

しばらくするとまたガスが晴れてきた。
と同時に風が強くなってきた。
第五リフトを使い、ツリーを数本。
そろそろ昼。
ひさぴーとミツマタさんは帰らねばならないので、一旦センターハウスに戻る。
途中、キリュウガイドが、なんて事ないところで転倒。
猿も木から落ちる→クラウンも緩斜面で転ぶ?
みなさん、予想外の転倒で思わずウケたのだが、本人に笑顔無し。
あれま?と思ったら、後でわかった事だが何とその時に鎖骨を折ってしまったらしい。

なんとまぁ・・・。
しかし、なんの事はない緩斜面での転倒の方が、深刻なダメージを負う事も多いのである。
僕もかつてスキーで緩斜面で転んで、後十字靱帯をシコタマ伸ばしてしまい、悶絶しながら帰り車を運転して帰った事を思い出した。

センターハウス近くのラーメンハウスで『らぁめん食堂NOBu』のラーメンで昼食。
こっちは、透明しょうゆ味スープの、正統派旭川ラーメン。
こっちもかなり美味い。
しかし、皆さん、女子なのによく食べる。
僕はラーメン一杯だったのだが、皆さんプラスチャーシューおにぎりとか。
ミズホなんて、ラーメン+チャーシューおにぎり+ミニカレーの、トリプル炭水化物だ。(笑)

ひさぴーとキリュウさん、ミツマタさんとはここまで。
骨折で痛々しいキリュウさんに、重ね重ねお礼を言って解散。

で、残ったのは、僕以外は、あけちゃん、くぼっち、ミズホ、さなちゃんの女子4名。
どう見ても、滑りおよびBCの経験値も僕より数段上。
唯一貢献できそうなのは、ハイクアップラッセルくらいだが、悲しいかなここはゲレンデである。
遅くてすいません〜。(苦笑)

一旦車に戻り、スノーシューストック、三種の神器を持って、今度は裏側へ滑り降りる。
人は沢山入っているが、残りパウダーをいただき、最後は延々トラバース。
今シーズン初のストックボード。
う〜ん、鈍ってます。

最後はもう一度ゲレンデを滑って、フィニッシュ。
いやぁ、疲れました〜足パンパン。

ゲレンデボトムで記念撮影。
ガールス全員GENTEM板。
この時点で、すでに負けかも?(笑)

荷物をまとめ、近くの温泉へ移動。
出るときに、下駄箱の鍵がなくて、右往左往する。
が、結局、鍵のない下駄箱に入れていた事が発覚。
いやぁ、今日はホンマ、イケてないっすなぁ。ワシ。(苦笑)
そうこうしていると、札幌に移動する途中で、ミツマタさんから連絡が入った。
なんと、帰りのフェリーに乗り遅れたとの事。(笑)
とりあえず、イケてないブラザーズって事で、僕が予約いている激安ビジネスホテル(一泊2800円也)を紹介し、札幌にて合流する事になった。

駐車場に車を停め、ミツマタさんと合流。
北海道に来たのに、海産物を一切食べてなかったので、そっち系の居酒屋へ閉店間際に、滑り込み。
一気にオーダー、一気食い。
そして、僕とミツマタさん以外は、全員別のホテルへチェックインである。
いやぁ、ホンマに今回は現地集合現地解散だった。

いやいやしかし、 今回は、なんだか色んな人と会えて面白かった。
もしまた何処かで会った時は、よろしくお願いします〜。
それまでには、もうちょっと滑れるようになっときたいモンですな。
とりあえず、GENTEM板買うか?(笑)

 

 

 

3月21日 大荒れ


夜中、何度か雨の降っているような音で目が覚めた。
7時に起床すると、ログハウスのデッキの雪は全く溶けて無くなっていた。
やっぱり降ってたか〜。

若干二日酔いの頭を持ち上げ、コーヒーを入れて飲む。
朝の6時頃は雨もやみ、あまり風も無かったが、徐々に風も出てきたようだ。
しかし、『さてどうする〜?』とウダウダしていると、どんどん風が強くなり、やがて暴風に。
くぼっちは、悪天候と二日酔いのダブルパンチで、まだ起きてこない。
天気図を見てみると、まるで台風のような巨大低気圧が通過中。
旭岳のロープウエイの情報をチェックすると、なんと『風速40メートル』となっていた。
当然のごとく運転はしていないが、そんな事より風速40メートルって・・・。(笑)
そこまで凄いと、体験しに行きたくもなるが、しかしまあ、今日の山行きは無理だな・・・ってことで、昨日のトマト鍋にご飯を投入し、とろけるチーズを乗せて、リゾットにして食べる。
ウマウマ。

コーヒーをおかわりなどしつつ、昼は旭川ラーメンでも食いにいくか〜って事になったのだが、このままではどうもお腹が減らないので、裏山でビーコントレーニングなどをする事にした。

スノーシューを履いて斜面を登り、まずは、ピットチェック。
積雪70センチ、ザラメ。
危険な弱層は無し。

で、そのピットを利用して、埋没体験をさせてもらった。
これは初体験。
雪が無いので、あまり深くは埋められなかったのだが、聞きしにまさる恐怖体験。
そして、プローブで突っつかれるのが、なんだか屈辱的。(笑)

それから、二チームに別れ、ビーコントレーニング。
やっぱり比べてみると、トリプルアンテナは高性能。
いやぁ〜勉強になりました。

午前中、ミズホから『今日札幌の友人とそちらに泊まりに行ってもいいですか?』との連絡が入る。
今日は旭山動物園に来ているとの事。
ヤツらもこの悪天候で、行き場を失っているらしい。

適度に腹も減ってきたので、撤収し、復活したくぼっちも一緒に、旭川ラーメン『炎』へ。
北海道ラーメンは、函館が塩で、札幌が味噌、旭川が醤油だそうで、旭川のスタンダードは透明なスープの醤油ラーメンなのだそうだが、
ここのは豚骨醤油。
いやしかし、さすがは地元民お勧めって事で、ウマウマ。

日帰り温泉に入り、買いだしをしてキリュウ村へ。
帰ると、キリュウさんのお母さんが、大量の夕飯を用意してくれていた。
しばらくして、キリュウさんのかつての同級生というBCボーダー女子が到着。
ほどなくして、ミズホも近くまで来たという事で、迎えに行く。
と、なんと、ミズホの札幌の友人は、キリュウさんの知り合いだった。(笑)
『さなちゃん』といって、北海道のBCシーンでは草分け的な有名女子スノーボーダーらしい。

そして今宵も大宴会。
そして連日の、かな〜り濃い雪山話し。
とても初対面の集団とは思えないほど、ここにいない人の話がポンポン出てくるが、ここ数年、行ってもワンシーズンに5日程度しか雪山に入ってない僕としては、もうちょっとディープすぎて付いていけません。(笑)

いやぁ〜、でも、今宵も楽しゆうございました。
そして、キリュウ母さん、ご馳走さまでした〜。

夕方から降り始めた雪がけっこう激しくなってきた。
明日は、ひさぴーとミツマタさんが帰る日だが、ひとまず午前中は軽く滑れそうだ。

 

 

 

3月20日 旭岳へ


朝7時起床。
曇時々雪。
高台にあるこの「キリュウ村(このログハウスは、アウトドア仲間からはこう呼ばれているらしい。)」からの眺められる山は、もうすでに霧で真っ白だが、とりあえず朝食を食べ、8時半頃出発。
向かうは旭岳である。
ネットの情報では、風はあまり無く、ロープウエイは運行している模様だ。

1時間ほどで、旭岳ロープウエイした駐車場に到着。
見上げると、もうすぐ上からガスガス。
4時間券を買い、とりあえず上へ。

雪はゲキ軽ではないが、まずまずのパウダー。
ハイクでチョイ移動し、真っ白の中、カリカリの尾根っぽいところを滑りながら移動しドロップポイントへ。
その辺まで降りると、だいぶ視界もマシになってきた。
ばふばふツリーラン。
『盤の沢』というらしい。
今シーズン一本目で、さらに地形を知らないというのもあり、かなりおっかなびっくり。(苦笑)
ざくっと降りると、ゲレンデ(?)を、ロープウエイ乗り場まで。
ロープウエイで再び登り返し、さっきの谷の別のラインを降りる。
『なるほど!コレが旭岳かぁ〜。』
いやぁ〜、なかなかイイ感じです。

そうこうしているうちに、徐々に視界が出てきた。

キリュウガイドに連れられるまま、今度は『サンカク』というドロップポイントへ。
こっちは、ツリーも濃く、斜度もあり、さきの谷とはちょっと違う感じ。
こっちもなかなか。

天候が良くなったかと思ったら、また登り返すとガス。
しかし、徐々に天候は良くなっているようだ。

ハイクで少し足を伸ばして『裏盤』なんて興味があったが、さすがにこの天候では難しい様子。
その後、『鉄塔』というまた別の斜面を降りたりしつつ、最後は盤の沢でシメ。
結局、4時間で6本。メシも食わずに滑り通し。
いやぁ良かったです〜。

滑り終えたら、ロープウエイ近くの秘湯系温泉へ。
帰りにスーパーマーケットに寄り、具材を買って、今日の晩ご飯はトマト鍋。
鍋が出来るまで、スーパーで買った惣菜とビールで乾杯〜。

トマト鍋もウマウマ。
途中でキリュウさんおご両親が乱入で、焼きうどんを作ってくれたりしつつ、本日も大宴会。
しかし、皆さん顔が広いというか、BC業界は狭いというか、知り合いの知り合いみたいな感じで、どんどん共通の知り合いが見つかる。
結局今日も深夜まで。
寝たのは午前1時を回っていたと思うが、定かではなし。(笑)

翌日の天気予報は、大荒れという事だが、さてどうなりますか〜。

 

 

 

3月19日 旭川へ


ひさぴーから『3月の連休に旭川(彼氏であるキリュウさんが旭川在住)に行くけど、よかったら行きますか?』とお誘いをいただいた。
丁度とれとれ四国のシリーズ戦と被っていて悩んだが、何だかんだと、今年は一度も雪山に行けてなく、もうこれを逃すと今シーズンは無理か?といった感じだったので、おじゃま虫かとも思いつつも、思いきって参加することにした。
で、どうやらひさぴー的には『人数多い方が楽しいでしょ!!』という感じだったので、僕の周りのBC系な人数名に声を掛ける。
ただ、場所が旭川なので、フルで連休を遊ぶには金曜晩に旭川に着かねばならない。
これがけっこうハードルが高く、なかなか難しい様子。
そんな中、乗ってきたのが、あけちゃん。
夏に一度六甲山でマウンテンバイクをご一緒しただけだったのだが、なにやら、3連休前に車で北海道に入り、そのままGW近くまでニセコに滞在するらしい。
あなた、何者?(笑)
で、そんなゴリゴリの山ボーダーのあけちゃん繋がりで、ちょうどその連休に北海道に来ている連中から数名がこっちへ合流してくる事になった。
くぼっちという僕はお初の東京女子と、とれとれでもお馴染みのミズホ(山梨)。
それに、1月に鎖骨の骨折の手術をしたんで、今回の参加は見送っていたミツマタさん(三重)が、『やっぱり行きたい』といって、急遽参加となった。(しかし鎖骨の方は大丈夫なんかいな?)

金曜日朝出発。
天気予報では、週末の北海道のお天気は微妙。
気温も高いらしい。
一昨日に、和歌山で桜の開花宣言があり、ウチの前の桜の木も、もう明日にも咲きそうだ。

神戸空港から千歳へ。
千歳から札幌まで電車に乗る。
そこで、今朝苫小牧着のフェリーで着いたミツマタさんと、昨晩、小樽にフェリーで着いたあけちゃんと合流。
あけちゃん号に乗り込み、高速に乗り旭川を目指す。
ちなみに、ひさぴーは僕より数時間前に関空から千歳着で、先に旭川入り済み。
くぼっちは、今日17時半着の飛行機・・・と、皆さん、見事なほどにバラバラだ。(笑)

予定通り、18時に旭川駅着。
思った以上に気温は高い。
キリュウさんとひさぴーと合流。
近くに車を停めて、今晩は旭川名物のホルモン焼きの『炭屋』へ。
有名だとは聞いていたが、食べるのは初めて。
あらかじめ予約をしてもらっていたので、すんなり店内へ。
煙モウモウで、エエ感じだ。
タレではなく塩胡椒の味付けで、かなり美味い&安い。
5名で3名ビールも飲んで、1万円弱だった。

くぼっちの到着の頃合いを見て、旭川駅へ。
少し離れた宅急便駅前センターに向かい、あらかじめ送っていた、荷物を受け取る。
それから、今晩のアルコールとアテ、明日の朝食を買い込み、スーパー銭湯的な郊外の温泉へ。
そこから15分ほど走った所にあるのが、キリュウさんのログハウスだ。
この連休は、ずっとココにお世話になる予定である。

到着したら、キリュウさんのご両親が、ストーブを点けて、小屋を温めて起きてくれた。
いやぁ、思ってた以上に大きくてキレイで快適。
一通り荷物を片付けたら、とりあえず、この3日間、始めましても含めて「よろしく〜!」って感じで乾杯。
何だかんだと、午前2時頃まで飲んでしまった。(笑)

 

 

 

3月14日 飛鳥ラリーコース整備二日目


巷は、ホワイトデー。
そして、僕等は今日も鋸を隠し持って山に入る。
昨日に引き続き、飛鳥ラリーのコース整備である。
メンツは、今日もさのっぴ。
それに、ひさぴーが飛び入りで参加だ。
実は数日前に、『今度の日曜日、ライドとか行きませんか?』とメールが来たので、『コース整備でもよければご一緒しますか?』と、ちゃんとことわってから参加してもらった。
(この辺が、「ツーリングだよ〜。」といって人を集めて、「実際は倒木処理だった」というまなじ〜とは大いに違う。という所を強調しておきたい。(笑))
まあ、実際のところ、コース整備もあらかた終わっているので、今日は試走+若干整備という感じ。
一緒についてきても退屈する事は無いだろう。

9時に甘樫丘の駐車場集合。
まだそこそこ朝早いのに、観光客もけっこう目に付く。
9時半頃に出発。
まずはラリー初日の最初の山へ、ガッツリ登り。
天気は快晴。
段々畑や、まさに『明日香』って感じのいい景色が広がる、絶好のツーリング日よりだ。

林道を詰めて、ちょいと担ぎ。
そこからはシングル乗り乗り。
一本だけ、倒木をカットしたが、いったい誰が整備しているのか、もうほぼ手を入れる必要のないきれいなシングルトラックだ。

一気に下って、一旦舗装へ。
そこからしばらく横移動。
ラリー当日は、ここから昨日整備したシングルへ下るのだが、そこは昨日行ったし、他にコースに入れようかどうか迷っている道があるので、そちらを試してみる事にした。
さのっぴの意見も聞いてみたい。

途中の絶景展望台で昼食。

黄砂か、若干霞がかかっているが、いやぁ〜イイ天気だ。
バーナーで湯を沸かし、まったり。

あまりにも気持ちよすぎて、このまま終了してもいいかな〜とさえ思ったが、気を取りなおして、舗装路で移動。

次の山は1日目の後半の山。
舗装路を登り、シングルトラック担ぎ登り。
このコース、入り口と出口は確認済みだったのだが、実はまだ通った事は無かった。
ただ、先日Y川さんから無事通ったという情報をもらっていたので、問題ないと思っていたのだが、これが意外と苦戦。
途中で道が無くなり、右往左往。
結局、もの凄く薄い分岐を見逃していたのだが、これは、たぶん本番でも皆さん迷うでしょうなぁ。
まあ、楽しい迷いポイントって事で。(笑)

そこからはゲキ担ぎ上げ。
下りは、唯一まだ誰も整備していなかったコースなので、所々、倒木を切りながら進む。
けっこうガレてたり掘れてたりで、テクニカルだ。
ひさぴーは、さすがにお疲れのようだが、僕等が倒木を切っている間に休憩ができて実は丁度良かったかも?

一箇所、掘れすぎて通りにくい箇所があったが、そこはちょっとどうするか宿題にして、下界まで。
最後に、さらに小さい山に担ぎ上がって、眺めの良い山頂で休憩。

狭いテクニカルシングルを下って、今日はおしまい。
舗装路を駐車場まで帰り、明日香の外湯『太子の湯』へ。
帰りは、橿原神宮前の長浜ラーメンに行き、空腹にもうやや意味不明なほどにテンションが上がりつつ、ラーメン+唐揚げ丼のセットを注文し、シメた。

皆様、お疲れさまでした〜。
ひさぴーも、よかったら、明日香ラリー、 日曜だけでもいかがでしょう?

 

 

 

3月13日 飛鳥ラリーコース整備


飛鳥ラリーのコース整備も、そろそろ仕上げに入ってきた。
ホントは、先週の土曜日にも行くはずだったのだが、朝から雨で断念。
平日に整備に行ったり、Y川さんが個人的に整備に行ってくれたりで、順調には進んではいたのだが、さすがに、この土日で一通り仕上げないと、後がない。
お天気は微妙な感じだったが、決行。
といっても、皆さん色々と忙しく、今回はさのっぴと二人きりで整備する事になった。

朝5時は起床。
高速を使わず、ボチボチ明日香方面に向かう。
中央環状線を八尾方面へラジオを聴きながら走っていると、なんだかかすかな違和感が・・・。
なにかタイヤにかるく石でも挟まったかのようなコトコトという音が時々聞こえるのだ。
しかし聞こえないときもあり、どうも妙な感じ。
しばらく気にしながら走っていたら、どうもだんだん音が大きくなってきているような気がする。

柏原市のコンビニに入って、車の下回りを入念にチェック。
しかし、オイルが漏れているような様子もないし、異常は見あたらない。
たぶん、デフかブレーキか、車軸系に問題があるんじゃないかなぁ・・・と思いつつ、ついでに朝食と昼食を買い込み、ひとまず再出発。
しかし異音はそのまま、というか、やはりだんだん大きくなってきている。
南阪奈道路付近まで行ったところで、ついに我慢(?)ができなくなり、路肩に車を寄せた。
8時半なのもう繋がるだろうと、ディーラーに電話。
症状を話すが、原因は不明。
しかし、やはりもうこれ以上乗らない方がイイだろうという事になった。
さのっぴにも、とりあえずコチラに来てもらうように電話する。
それから、保険会社に連絡をとり、レッカー車の手配が済んだあたりで、さのっぴ到着。
「いやぁ〜まいったまいった・・」と、話しながら、バイクや装備をさのっぴの車に積み直す。
とりあえず、車はディーラーの整備工場へもっていってもらって、今日はさのっぴの車で現地に行き、整備するしかない。
さて明日はどうするかなぁ・・・といいながら、何気なく車を見ていると・・・

『あ!!!』

なんと!!わかってしましましたよ。原因が。
左前輪のホイールナットが二つ外れて無くなっているではないか。
しかも、触ってみると、残りの3つのうち、2つはほぼもう外れかけ。
ホイールは、かろうじて、緩く閉まったナット1個で留まっている状態だった。
慌てて、ジャッキアップし、ナットを締め直す。
それから、レッカーの会社に、ちょっと待機してもらうようにお願いし、その辺を試走。
やはり、もうすっかり音はしなくなっていたので、 レッカーをキャンセルし、保険屋さんとディーラーにも問題が解決した事を連絡。
スタッドレスタイヤに交換したときは、しっかり締めたはずなんだが、まあ、しかし『整備不良』ですな。
いやぁ〜でも、走行中にタイヤが外れたりしなくて良かった。
念のため、後輪からナットを一個持ってきて、装着。
関係各位の皆様、お騒がせいたしましたっ!!

 

気を取りなおし、本日の集合場所へ。
バイクを組んで、予定より1時間遅れで、コース整備に出発した。
天気は、曇時々雨。

まずは、最初の下りの後半。
気になっていたシングルの別の入り口を探して、若干ウロウロ。
それから、以前Y川さんが整備してくれた時に「巨大な倒木3本ほどを処理できずに置いてある」と聞いていたポイントへ向かう。
行って再確認。
直径30センチ以上はあろうかという倒木だ。
う〜ん、これは手強そうだ。
一瞬、ここは担がすか?とも思ったが、まあ、本日の一本目なので、気を取りなおして、鋸を当てる。
いやぁ〜、湿気てて、切りにくいです〜。
しかも、あまりにも巨木なので、両サイドを切らないと、コースが通らない。
つまり、3本6箇所切りだ。

結局、二人で悪戦苦闘する事3時間。(途中昼食休憩有り)
やっと開通させる事ができた。
時間は14時前。天気が悪いのもあって、あたりは何となく薄暗い。
もうさのっぴは終了にしたそうだったが、ケツを叩いて、次の山へ。
舗装ゲキ登りから担ぎ。
山頂付近は、すっかりガスの中だった。
しかし、ここからの下りは、それほど倒木は無いはず。
所々処理しながら、サクサクと下る。

一箇所、気になっていた所を調査。
が、期待していた方向には通っておらず、ゲキ藪。
その先のゲキ下りも、歩きで調査したときには、「乗れないかなぁ・・・」と思っていたが、行ってみると意外と乗れたので、結果オーライ。
その下の乗れない部分は、すぐそばに昔の道の痕跡があったので、藪を利開き、そこを通した。
これでほぼこのシングルは全乗り開通。

下まで降りて、人里へ。
この時期は梅が満開だ。

今日はここでおしまい。
舗装を下り始めたら、ちょっと気になるお店を見つけた。
会津屋本店、十割蕎麦の蕎麦屋さん。
でもログハウス。
入り口には『そば粉100パーセント、シートベルト100パーセント』という標語が立っている。
丁度腹も減っていたので、入ることに。

入るとさらに不思議な感じ。
まず、全てがセルフサービス。
お茶やインスタントコーヒーは飲み放題。
しかも、蕎麦以外なら酒でもカレーライスでも、何でも持ち込みOK。
店主が一人でやっていて、他にもう一組お客さんがいたので、その蕎麦が打ち終わるまで、オーダーも聞きに来てくれない感じだ。
しかも、店内には、『鹿児島出身の私がいかにして奈良に導かれてやって来たか。』が、奈良の古代史を絡めて論ぜられていた。
う〜ん、不思議だ。

しかし、注文を聞きに来た店主は、気さくでイイ感じな人だった。
名物のおろし蕎麦(1000円)と、そばがき(500円)を注文。
まずは、蕎麦茶と、お茶うけに蕎麦を揚げたヤツが出てきた。
それをポリポリやりつつ、 明日の整備をどうするかの打ち合わせをしていると、しばらくして、そばがき。
これが意外と(失礼)美味い。
食べ終わる頃に、今度はおろし蕎麦が出てきた。
いやぁ〜、コレもウマウマ。
しかも、ゲキ大盛り。
大盛を注文しなくてよかった。
いやぁ〜、激しく満足。

食べ終わった頃に、店主がやってきて、しばらくお話をする。
彼は、荒田さんといって、本業は『古代史研究家』で、蕎麦屋は道楽との事。
しかし、蕎麦屋は毎日開いているそうだ。(笑)
色々調べていると、二階はライダーハウスとの情報も??
いやぁ〜不思議です。

でも美味かった。ご馳走様でした。

もうすっかり暗くなった国道をゲキ下り。
駐車場から帰路についた。

さのっぴ、今日はお手伝い、ありがとうございました〜。

 

 

 

3月7日 第30回篠山ABCマラソン大会


マラソンがブームである。
何故かはわからん。
が、最近のマラソン大会の盛況ぶりは、ちょっと昔からは考えられないモノだ。
当然の節理として、それに付随するいろんなサービスも増えてきた。
最近では、『ジョギング用音楽配信サービス』というものまであるらしい。
パソコンで、出場レースと目標完走時間とランニングテンポを選択すれば、ご機嫌な音楽の上にさらに、そのコースのポイントでコーチがアドバイスする音声まで流れ、見事完走できるという、音楽着き伴走コーチがダウンロードできるサービス。
何じゃそりゃ?(笑)

しかしま、そこまでして完走したいのがマラソンかもしれない。
裏を返せば、フルマラソンは、そんなに簡単に完走できるモノでは無いという事だ。(人にもよるが)
しかし、ドクターストップ系の人を除けばどんな人でも、ちゃんと練習すれば必ず完走できる。
と、僕は思っている。
そう、皆さん、練習しないから結果が出ないのである。
かくいう僕も、フルマラソンにエントリーし始めてから、初めて完走できるまで5年ほどかかった。
理由はもちろん、練習しなかったから。

マラソンとは、最も精神力が試されるスポーツのひとつである。
走っているときももちろんだが、実は、もっとも精神力が必要なのが『練習』だ。
それは内容もさることながら、「いかに練習時間を作り出すか」が、けっこうな頑張り所である。
仕事も忙しいし、遊びたいし、飲みにも行きたいし、ダルイし、眠い・・・が、練習もしなければならない。
う〜ん、精神力が試されますなぁ。

 

そして、今回の『篠山ABCマラソン大会』。

すいません!!
全然練習できてません!!

つねに何らか体は動かしてはいたので、運動していないわけではないのだが、とにかく走り込みが足りていないのである。
これでは、タイムは期待できないどころか、完走できるかどうかも、はっき言って自信がない。
というか、何を言っても言い訳にしかならないので言わないが、エントリーする時点で、なんとなくこうなるのはわかっていた。
しかし『常にフルマラソンが完走できるレベルを維持すること。』というのを自分の体力の指標としているので、やはり年に一回はフルマラソンに出ておかねば・・・と思い、エントリーしたのである。
もしかしたら、これでちょっとは練習できるかな?という淡い期待を抱いたりもしていたのだが・・・。

というわけで、今回の篠山の目標は『完走』である。
しかし、ただ完走というだけでは、あまりにもテンションが上がらないので、何かオプションを考えることにした。

『往復自転車で参加する。』

これだ。(笑)

篠山までは片道60キロ程度。
行きは登り基調だが、道中そんなにデカイ山も無いので何とかなるだろう。
逆に帰りは下り基調なので、走った後でもなんとか帰って来れそうな気がする。
というか、トライスロンやってる人は、これにさらにスイムが付いて、自転車の距離も長いのだ。
これくらい完走できずにど〜する!!

 

というわけで当日朝5時半起床。
天気は予報どうり雨。ただし、思ったよりも小雨だ。
カッパを着込み出発。
バイクは、ブルベ用のルックをチョイス。
コンパクトクランクの上に、さらにスプロケットに11〜32を装着しているので、帰りに足がスカスカになっていても、なんとか進めるかも。

仁川方面から回り込み、生瀬から国道176号線へ。
車で行くと、けっこうな上り坂のように思っていたが、自転車で行くとそうでもない。
三田から、さらに北上。
が、上り坂云々よりも、想定以上に向かい風がきつく、全然進みません〜。
「間に合うのかオレ?」と思いつつ、ここであまり足を使うわけにもイカンわけで、よろけつつ、なんとかだましだまし、篠山へ。

着いた頃には、もう体が芯から冷え切っていた。(笑)
とりあえず、室内に入ろうとしても、人が溢れかえっていて、とてもじゃないが室内には入れそうもない。
『篠山ってこんなに人多かったけ?』
後でわかった事だが、今年の篠山は、1万3千人が参加していたとか。
応援の人も含めると、たぶんそれどころの人ではないだろう。
ちなみに、数年前僕が出たときのエントリー数は、確か5〜6千人だったと思う。
そりゃ人も溢れかえるわ。

受付を済まし、しょうがないので、凍えながら屋根のある駐車場の軒先で着換える。
ウインドブレーカーの上から上下カッパを着込んで、スタート時間を待ち、頃合いになって所で、長蛇の列のトイレに列び、30分ほど前にスタート地点へ行った。
僕の列は『E』である。
確か完走予想時間を4時間15分と書いていて出したと思うのだが、『E』は最後尾ブロック。
まあ、4時間15分は決して速いタイムではないが、皆さん、予想完走時間は正確に書かねば意味がないですよ。
どうしても前からスタートしたければ陸連登録しましょう。

10時40分登録男女スタート。続いて50分に未登録組がスタートした。
といっても、たぶん1万人近くが前にいるわけで、なかなか動きださない。
結局、スタートゲートをくぐるまで、12分かかった。
スタートゲート付近で、応援のT野とS藤に発見される。
今回の篠山でブル陸上部からエントリーしているのは、僕以外に、まなじ〜とアキちゃんのみ。
T野とS藤以外の面々も応援でやってくるらしいが、さて会えるか?

完走が目標なので、おさえて入る。
目標ペースは1キロ6分。
最初の10キロでタイムを確認すると、ほぼそのペースで来ているようだ。
が、このペースでも、基本的に集団はもっと遅く、つねに追い抜くのにジグザグ走行を強いられる。
この頃になって、やっと冷えきっていた体が温まりだし、間隔の薄くなっていた指先が温かく痺れてきた。

18キロ辺りで、もう一度T野とS藤に応援をもらう。
キロ6分はキープ。
そしてしばらく行くと、まなじ〜を発見。しばらくしゃべりながら併走。
いったん抜くが、それでまなじ〜にスイッチが入ったのか、すぐに抜き返され、名物のシシ汁エイドに列んでいる間に、完全にチギられる。
が、まあ、今日の目標は完走&できればキロ6分だ。
シシ汁エイドで3分ほど使い、再スタート。
まだ足は動く。

30キロ過ぎて折り返し。
ここまでは、ほぼキロ6分をキープ。 だが、もうたいがい辛くなってきた。
と同時に、猛烈に腹が減ってきたので、32キロ付近の、第二シシ汁エイドに列ぶ。
が、列んだ列がハズレで、8分近く待つ。(苦笑)

今回、しばらくぶりに篠山に出てみて思った。
公設エイドは相変わらず食べ物が貧弱だが、その代わりというか、私設エイドがやたら増えた。
まあ、ほとんどが飴とかなのだが、とにかくエイドが少ないイメージだったので、これは有り難い。
あと、20キロを過ぎると、1キロごとに表示が出るようになっていた。
これで、ペースの管理がしやすくなった。 (以前は5キロごとだったような・・・ )

この頃から、いったん止みかけていた雨が強くなってきた。
ウインドブレーカーを着て、ビニールのゴミ袋カッパ(?)も着たが、シシ汁に列んでいるうちに、すっかり体が冷えてしまい、若干ペースが落ちる。
シシ汁だけでは空腹が満たされずに、その後、立て続けに私設エイドに立ち寄り、さらにロス。

36.3キロ関門手前で、勢揃いしたブルの皆様の応援を受ける。
いやぁ、雨の中ご苦労様です。

いつもならこの頃から、ガタッとペースは落ち、キロ7分越えになったりするのだが、今日はなんとか6分10秒ぐらいをキープ。
そのままゴールまで走りきった。
タイムはネットで4時間26分くらいだったか。
エイドのロスが大きかったですな〜。

そこから着換えて、荷物をパッキング。
さあこれから、帰りのバイクステージだ。

走りだしてみると、意外と普通に足は動く。
よく考えてみたら、篠山まで来てフルマラソン走って、まだ今日は1円も使っていない。

『なかわからんが凄いぞオレ!!』

と思いつつ、快調に帰っていたが、また猛烈に腹が減ってきて、気が付いたら、三田の天下一品でチャーハンセットを食っていた。
『ダメじゃんオレ。』

しかし、激ウマ。

そして、満腹になったら、もうさらに全然ダメだった。
まったく踏めません。
しかももう夜で、雨。
宝塚への下りを、かなりビビりながら下る。

最後はヘロヘロになりながら帰宅&ゴール。
ひとまず風呂で温まって、ビールで秘かに乾杯。

いやぁ、疲れました〜。

 

後日談だが、帰りに自転車に乗ったからか、今回は筋肉痛がほとんど無かった。
次回もまた自転車で行くかどうかはおいといて。(笑)

 

 

 

3月2日 テツヤ帰国


数年前、ウエストコーストに旅立った『テツヤ』氏が帰ってきた。
アメリカに行く前は、ちょくちょく、バイクで一緒にツーリングなんかにも行っており、向こうからも何度か魅力的な大自然の写真付きメールと共に『遊びにおいで』と誘ってはもらっていたのだが、この不況下では、なかなかそんな機会を捻出できる事もなく、結局彼自身も、金髪の彼女を連れて帰ってくるなんてサプライズも無く、『え?もう帰国ですか?!』って感じである。(笑)
アメリカ生活は3年ほだたったか。
今回は、この春から住む住居探しでの一時帰国。
せっかくなんで、ブルでひとまず帰国決定祝いをする事になった。

で、T野を幹事に、以前一緒にツーリングなんか行ってたメンバーに招集がかり、僕を含め6名が集まった。
この3年弱で離婚して結婚して出産して現在二人目を宿している『ヨーコ』と会うのも久しぶりだ。
が、まあ、テツヤさんも含め、拍子抜けするほど相変わらず。(笑)
ブル的コース料理をいただきつつ、23時半頃まで。

今度の赴任先は、山口県らしい。
山口は、去年ARJS長州大会でも行ったが、海もきれいでなかなか良いところである。
ロサンゼルスよりは、明らかに行きやすくなったので、またそちら方面に行った時には、よろしくお願いします〜。

 

 

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