隊長の屋外な日々

 

4月28日 不動岩


『今日、不動岩行くけど、行きませんか?』
今朝パソコンを開いたら、同業者のK山さんから、こんなメールが入っていた。

K山さんは、僕が以前務めていたデザイン事務所の先輩。
僕が入社した頃には、もう独立してフリーになっていたのだが、時々会社の方にも仕事や遊びに来たりしていて、同じ、アウトドア系の遊びが趣味って事もあり、当時は一緒にキャンプに行ったりするように。
その後K山さんは、山岳会に入ってクライミングにどっぷりハマり、 僕もフリーになって、山ボードや自転車で忙しく、あまり一緒に遊ぶ事はなくなっていたのだが、以前、アドベンチャーレースに出るときに、懸垂下降の練習のサポートをお願いして以来、こうして時々平日に岩に誘ってくれるようになった。

西宮の自宅兼オフィスから神戸市北区道場の不動岩に行くのには、単車で40分ほど。
夕方から大阪で打ち合わせがあったのだが、久しぶりなので、顔を出すだけでも・・・と、行くことにする。
この前会った時に、青空ファンのハシモトさんが『今度岩に行くときがあったら誘って下さい〜。』と言っていたのを思い出して、とりあえず電話。
GW前で四国に本業(ラフティング)の準備に行ってるかな?と思ったが、今日はまだ西宮にいたので、現地集合で合流することになった。

外していたバッテリーを装着し、キャブ内の古いガソリンを抜いてセルを回すと、ジェベル君は一発始動。(笑)
錆びて赤茶けたチェーンにオイルを吹き付け、ホコリまみれのシートやタンクを軽くふき、山越えで道場に向かう。

駐車場に単車を停め、岩までほぼ直登。
正面壁に着いてみると、誰もいなかったが、荷物が沢山置いてあった。
K山さんと、あと1〜2名かと思っていたが、けっこうな人数がいるようだ。

壁を眺めていると、K山さんが、奥からやってきた。
山岳会の新人のトレーニングがあり、そこそこの人数がいるとの事。
しばらく、近況報告などしつつ、ウダウダと。
奥の東壁の方も覗きに行ってみる。
ここは2ピッチ取れるので、アルパインクライミングの練習には良いらしい。

正面壁に戻り、ハシモトさんと合流。
ルートには、色々名前がついており、とても覚えられないのだが、とりあえず一番左のルート。
K山さんにリードをとってもらい、下から観察。
だが、確保に入ってくれた山岳会の人曰く、K山さんの登りは、軽やかすぎて、あまり参考にならないらしい。
ハシモトさんも『スゴイね・・・』と。
僕は、それすらよくわからないくらいの初心者なのだが、確かに、時折ジャンプするかのように上のホールドに飛び移る姿は、ちょっとあり得ない感じ。

とりあえず、同じルートを、ハシモトさんの確保で、トップロープで登る。
が、まあ、とうてい登れるわけもなく、核心部のオーバーハングであえなく玉砕。
すぐ下のテラスに降ろされ、もう一度トライ。
するもやっぱりダメ・・・というか、『真上のピンチに飛びつけ!』って、今の僕には絶対無理でしょ。(笑)

一旦降りて、ハシモトさんが右側のルートを登るのを見学。
確保はK山さん。

クライミングは、お互いに確保しあうギブアンドテイクが成立して、初めて対等な人間関係が構築できるスポーツだと思うのだが、僕みたいに、まだ確保もおぼつかない人間は、現場では何の役にも立たない。
ま、確保とは命を預ける事なので、当然なのだ。
これができるようになるには、まずは、山岳会かなんかに入って、丁稚奉公みたいな下働きから技術を学んで、信頼を勝ち得ていくしかないのだろうが、僕のように、あっちこっちに色々と手を出している人がそれをするには、しばらく他のスポーツをお休みしないと難しそう。
クライミングは面白そうなのだが、そこが、この遊びのなかなかハードルの高いところだよなぁ。
しかしま、とりあえず、登りの技術はジムで上げられるはず。
空いた時間に、ちょくちょくジムに行ってみるとしますかねぇ。

仕事の時間が迫ってきたので、最後にもう一本同じルートにトライして、玉砕。(笑)
ハシモトさんにはまだ楽しんでもらえるようにお願いして、下山し、打ち合わせに向かった。

 

 

 

4月25日 剣豪と忍者の里マラニック


今日はARJS岐阜長良川大会なのだが、今年は諸事情が重なって、僕はエントリーできなかった。(原人さんすいませんっ!(汗))

なのだが、結局、今日25日はスケジュールが空いてしまった。
ブルの面々は、井上道場『剣豪と忍者の里マラニック』に行くらしい。
近鉄奈良駅前から伊賀上野城までの45キロ。
今回のコースは、まだ走ったことは無かったし、ミツマタさんも今回が井上道場デビューって事だったので、出てみると事にした。
(ちなみに、井上道場はいつもたいがい45キロなのだが、これは井上さんが老眼鏡で地図上に適当に凧糸を這わして、それを伸ばして長さを測っただけなので、まったく正確ではない。)

5時半起床。 快晴。
ギリギリまで出ることを決めていなかったので、何ら前情報無し。(笑)
とりあえず、直前のT野のメールをチラ見した記憶を頼りに、集合場所のJR奈良駅へ向かう。
が、どうも違和感。(たしかT野のメールには「鶴橋駅」の文字があったような・・・。)
天王寺駅で、T野に確認の電話をしてみると、集合場所は「近鉄奈良駅」だったらしい。
慌てて引き返し、鶴橋から近鉄に乗り換えた。

8時半に近鉄奈良駅着。
当日エントリーするつもりだったが、T野のジム仲間(?)のH本さんの奥さんが出られなくなったらしいので、その権利をもらってエントリー。
受け付けを済まし、ゼッケンをもらう。
何と、今回は地図無しか?!・・・と思ったら、近鉄でもらえる観光マップ(縮尺デフォルメ、ランドマーク主体)が付いていた。
まあ、無いよりマシか?(笑)

9時スタート。
今回も集まったスキモノな面々、170名前後?
中には、忍者のコスプレの人も。
奈良公園の鹿と目が合いつつ春日原生林へ。

う〜ん、体が重い。
よく考えたら、篠山マラソン以降、飛鳥ラリーの準備に追われ一歩も走っていなかったかも。
いや、走るヒマが無かったわけではないが、そういう心の余裕が無かったですな・・・。

しかし、山にはいると調子が出てきた。
峠の茶屋を越え、シングルトラック下りが出てくると、さらにテンションアップ。
ガシガシ抜きまくり、けっこう前へ。
しかし、舗装になると、ガンガン抜かれる。
しばらくそれの繰り替えし。(笑)

しかしそれにしても、今日は道案内のチョークが、全然無い。
(いつもは、それなりにコース上の分岐には白墨で行くべき方向に矢印が引いてあるのだが・・・)
受けとっている観光マップで、なんとなく行くべき目的地がわかるので、それを頼りに進むが、もうすでに、所々でコースオフしている選手もいるようだ。
とりあえず、『柳生』という方に行けばいいんだよね・・・と思って標識を頼りに進んでいたら、僕もロスト。(笑)
『柳生』の手前に『大柳生』という地名があり、柳生も大柳生もどうせ同じとこだろうと思っていたら、けっこう違うところだったようだ。
偶然通りかかった選手が、国土地理院の地図を持っていたので、確認させてもらう。

そしてここで、驚愕の事実が発覚。
観光マップは、柳生までしか載っていなかったのだが、柳生は、伊賀上野までの中間点くらいだった。
え?つまり、柳生以降25キロ地図無しですか??
う〜ん、サスガは井上道場である。

大柳生から、一山越えて柳生へ。
ここの下りで、早くも足終了。(笑)
膝が痛くて、シングルの下りが走れません。
しかも、柳生で地図が無くなったとたんに大ロスト。
どうやら、オンルートは十兵衛杉に行ってピストンだったらしいが、そんな所に寄る事なんて知らないので、そこの矢印で混乱。
別の山に登って降りて走っていると、出くわした道路に引かれた矢印が、僕の進行方向と反対だった。
さっぱりワケがわからなくなり、通りがかりの他の選手に聞くも、『いや〜そっちでも行けるし、こっちでも行けるよ〜。』と。

いや、だから、正規ルートはどれなんですか??(笑)

けっこうリピーターも多いので、こんな調子でなんとかなってはいるが、とはいえ井上さん手を抜きすぎでは?

なんとか正規ルートに復活。
結局迷ったところは、『一刀石』への分岐だった。
これは、矢印無いとわからんわ〜。
一刀石に行くことを知ってる人ならともかく、こっちのこのコースの知識は、「奈良から伊賀上野に行く」という事だけなのだ。
(ちなみに、一刀石は、柳生石舟斎が天狗だと思って一刀のもとに切り捨てたと言われる石。)

そしてこの頃から、本気で足が終わってしまう。
もう平地の舗装路が走れません。
あと25キロ・・・無理か??

なんとかだましだまし進む。
とりあえず、エイドの月ヶ瀬桃香野食堂の梅うどんは食いたいしね。
しかし、そこまで行くと、最後まで走らないと、エスケープルートはない。
それにしても、足が痛い。特に、下りが全く走れない。
このダメダメな感じ・・・そうこれは、10年ほど前、毎年ほとんど練習せずに篠山マラソンに出て、20〜30キロ付近の関門で収容バスに収容されていた時の、あの感じに似ているなぁ。

要するに、練習不足って事ですか!?
ま、確かに!!

途中で、こんなチョークの矢印を発見。
これを行けば、もう10キロ余分に走れますよ〜というサインか。
この『?』マークが憎たらしい。(笑)
当然、そっちには行かず、45キロコースを完遂すべく、左折。

なんとかやっとこさ、ヘロヘロになりながら、梅うどんエイドに到着。(ヘロヘロ過ぎて写真は失念)
ウマイ・・・。
が、そろそろ食い終わる頃に、S藤がやってきた。
M野さんと一緒に走ってきたらしい。
S藤にしては大健闘か。
当初、ヤツは、友達のお父さんが亡くなったとかで、『お通夜に行くから』と、途中(笠置)で終了する気満々で、電車で伊賀上野に行き荷物を受け取り大阪へ帰る予定だったのだが、その事をその友人にメールすると、『そんなんやったら、ちゃんと完走してからでエエから。』と、恩を売るつもりが逆効果になって、走らざるを得なくなったらしい。
いくらヘロヘロでも、S藤には負けるわけにはいかないので、早々に再スタート。
しかし、この足では、抜かれるのは時間の問題か?

登りは全歩き、しかも下りも走れない、平地は休み休み。
しかし、苦し紛れに色々と走り方を試していると、なんとか痛みが無く走れる走り方を発見した。
ちょっとガニ股で走ると、下りで膝が痛くない。
これで、なんとか走行距離を伸ばすことができるかも。

後続のランナーにことごとく抜かれながらも、なんとか走る。
いや、走れるぞ。希望の光が見えてきた。

あとはもうひたすら修行であった。
山から降りて、遠くに伊賀上野城が見えた時は、ちょっと感動。(笑)
朝9時に出発し、ゴール着いたのは、14時10分頃だった。
ミツマタさんのGPSで、総距離51キロだったとか。

伊賀上野の銭湯『太陽温泉』へ。
途中、ミツマタさんがゴールに入ってきたので、合流してから風呂に向かう。
ちなみに、預けた選手の荷物は、すべてこの小さな銭湯へ届けられ、風呂代は、エントリーフィーに含まれている。
僕は全部担いで走ったので、そのまま風呂へ。
風呂上がりに、いつものブル御用達のお好み焼き屋に行って、ビールで乾杯。
最初僕は、ブルでは先頭を走っていたはずなのだが、ロストしている間に、結局4名に抜かれていたらしい。

鍵屋の辻公園下のバス停から、大阪行きのバスに乗り、帰阪。

いやぁ、お疲れさまでした〜。
今回はホンマに、ダメダメでした。
いやいや、やはり練習しなければダメですな〜。
なにをいまさら・・・なれど、強烈なお灸をすえられた気分ですわ。

練習します!!

 

 

 

4月20日 にしきたクライミングウオール


西宮に本拠地を構える、アウトドアガイドの『青空ファン』のハシモトさんから、メールが届いた。
毎年、季節の変わり目には、色んなイベントの案内が来るのだが、今年は、ちょっと気になる一文が。
『マウンテンバイク買いました。』と。
去年あたりから、なんとなくそんなニュアンスは漂わせていたのだが、ラフティング業界も最近キビシイらしく、色々手を広げるべく、マウンテンバイクのツアーなんかも目論んでいるようなのだ。
なので、買ったのは一台ではなく数台。
レンタルバイクとしても提供する予定らしい。
ちょっと気になるなぁ。
それに、もしかしたらお役に立てるかも?ってな感じで、連絡を取ってみた。

で、何だかんだとご無沙汰なんで、ちょっと会いますか〜という事になった。
他にも、色々と聞きたいこともあったしね。

平日の昼間に、オッサン二人で茶店てーのもなぁ・・・と思っていると、ハシモトさんから指定された場所は、ココだった。

『にしきたクライミングウオール』

へ〜、西宮にクライミングジムなんかあったんや〜。
と思って行ってみる。

なんと料金は一回(一日?)500円也。
受け付けやスタッフはおらず、貯金箱のようなモノが置いてあり、それにお金を入れて、名簿に名前を書いて、これで受け付け終了。
後はご自由に〜といった感じだ。(笑)

シューズだけ持っていけば、誰でも遊べる。
しかも、トイレもシャワーもあり、ちゃんとエアコンだって効いている。
こんなんで採算取れるんかいな?
って、たぶん無理だろうけど、どうやら、ここのオーナーの趣味みたいなモンらしい。

中は狭いが、狭すぎることは無い。
人工壁は、実は僕はほとんど経験が無いのだが、狭い分、けっこう難しくルートが設定されているようで、クライミングスキルの低い僕のクリアできるルートは、ほとんど無いかも。(笑)

壁にへばりつきながら、色々な話をした。
とれとれや、マウンテンバイクのコースの事、5月に開催の『大歩危リバーフェスティバル』や、「アドベンチャーレースを関西でできないか?」なんて、夢(?)のような話しまで。

世の中、景気は悪いが、色々とみんな頑張っている。
とりあえず、大歩危リバーフェスティバル(ラフティング)、参加を前向きに検討してみますか〜。
メンバー募集!!(笑)

 

 

 

4月18日 飛鳥ラリーリターンズ


先日の飛鳥ラリー。
N口ひろこちゃんは、急な事情でDNSだった。
しかし、彼女の実家は奈良で、明日香ともかなり近いらしい。
ってなわけで、先週完全完走したN口ダンナと共に、早速今日リターンズするというので、お付き合いする事になった。
わりと少人数になりそうだったので、ブル連中にも声を掛けると、M野さんと松もっちゃんから、参加表明。

そういえば昨日は、東海から、うっちーやW司さん、奈良のミナミさんなんかでリターンズをやったらしいが、ソリッドバイカーのはずのW司さんがロストし、途中で撤退を余儀なくされたとか。(笑)

朝6時に甲子園でもりもり、ブルでM野さん、天王寺で松もっちゃんをピックアップし、高速にて明日香、太子の湯へ。
明日香のウマウマパン屋『ラスティックベーカリー』さんで、朝食&昼食を購入。
現地でミツマタさん、N口ダンナと合流した。
ひろこちゃんのためのリターンズなのに、ダンナだけ?

実は、ひろこちゃんは、実家の手伝いに行っていて、昼から合流の予定なのである。
いいのか?ダンナ。(笑)

というわけで、今回は、昼にもう一度ココに戻ってこれるルート取り。
まずは、初日の一本目の山へ登る。
舗装路から林道へ。
一昨日、けっこうまとまった雨が降ったので、シングルトラックはけっこう湿っている。

稜線シングルを少しアップダウン移動。
相変わらず、道はかなり整備されていてきれいでノリノリ。

途中で、シングルを登ってくるマウンテンバイカーとすれ違う。
ローカルのバイカーだったので、情報がもらえるかな?と思って、声を掛ける。
話していると、どうやらミナミさんのブログを見て、『飛鳥ラリーって、この辺を走ったのかな?』と、やって来たらしい。
走る予定のルートを聞いてみると、かなり残念な感じだったので、こっちの方が良いですよ〜と、結局情報を提供する側になってしまった。(笑)

開拓した道も、誰も走らなければ、どんどん藪に埋もれていく。
逆に、大勢が殺到すれば、これまたアッと言う間に荒れてしまう。
実は、このさじ加減が難しいところ。
彼のようなローカルのバイカーが、大事に育ててくれるのが一番いいんだけどね。

ひとまず舗装路に出て、今度は1日目の最後のシングルへ。
展望台で一休み。
オフロードバイクで登ってきていたライダーが二人。
一昨年、最初にこのコースを下った時には、きれいな道で、やたらスピードが出て恐かった印象だったが、飛鳥ラリーの時には、かなりコースが荒れてきていているなぁ・・・と感じた。
そうかぁ・・・もしかして、犯人は、オフロードバイク?
同じトレイルで遊ぶ者として、彼らを否定はできない立場なのだろうが、マウンテンバイク的には、これ以上コースが荒れると、ちょっと面白くないトレイルになってしまう。
僕たちマウンテンバイカーも、コンディションが悪くコースにダメージが残りそうなときは、極力そういうトレイルに入るのは控えるようにはしているし、走り方もトレイルにダメージを残さないように気を付けているので、せめて、今日のように地面が柔らかいときには、あまり掘り返すような事はしないでほしい・・・なぁ。

といいつつ、ハイスピードでテクニカルな下りを楽しみ、下界へ。
ちょうど12時頃なので、駐車場へ。
観光しつつ帰る途中、新装開店していた焼き餅屋さんが団子の良い香りを漂わせていたので、思わず、焼き餅を購入。
昼食後、デザートに戴いたが、ウマウマだった。

まったりした頃に、ひろこちゃん登場。
せっかくなので、読図をしてもらいつつ、 二日目一本目のコースに入る。
舗装登り。
相変わらず、ひろこねーさん、強いです。

QP2から、吉野の千本桜を眺める。
ラリー当日は、空気も澄んでて、よく見えていたらしいが、今日はちょっと霞んでて、あまり色がわからなかった。

ガレガレ下りを楽しんで、そこからは超ノリノリシングル。
いやぁ〜、このコースはいつ走っても気持ちがいい。
下りきって、まだ少し時間があったので、二日目最後のシングルへ向かう。
ブルの皆さんも、二日目ELだったので、この先は行ってなかったはず。

ラリー当日は、南から入ったのだが、北からも入れそうな感じだったので、入ってみる。
うまくいけばショートカット。
だったが、倒木と藪がそこそこあって、結局突破するのにそこそこ時間がかかってしまった。(笑)
ま、ノコを持ち込んで開通させれば、丁度いいツーリングコースが完成するかもですな〜。

最後は、これまたノリノリシングルを下ってシメ。
リエゾンルートを通り、太子の湯へ着くと、辻ちゃんがいた。
初日の後半のコースを、後追いで行けなかったので、今日走りに来たとの事。
感想は、『ありゃぁ〜時間かかるわ。(笑)』と。

お風呂をいただき、いつもの王将でシメ。
いやいや、お疲れさまでした〜。
藪がひどくなる前に、またどっかでリターンズしましょう〜。

 

 

 

4月11日 飛鳥ラリー二日目


朝6時半起床。
予報では、今日は天気は下り坂。というか、京都や大阪では、もう雨がぱらついているらしい。
ここ明日香村は、なんとか曇り。

朝食は7時半から。
サクっと済まし、8時に到着した日曜だけエントリー4名のブリーフィング。
エスキーナのマスターT口さんと、エスキーナのお客さんのO子ちゃん。
あとはお馴染みの、ひさぴーとよーこちゃんだが、早くも、O子ちゃんからは、騙されて連れてこられた発言が。(笑)
T口さんは、去年僕がやったザビエルラリーも出てくれていたので、とれとれは理解してくれていると思っていたのだが、それが全然彼女に伝わっていなかったらしい。
T口さんは、僕が『二日目は里山メインの短めのコースですよ〜。』と言ったのを拡大解釈していた(?)のだが、まあ、ここで「誰が悪い」って議論を戦わせてもしょうがない。(笑)
来たからには、楽しんでもらいましょう〜って事で、送り出す。

今日のデパール(スタート地点)は、太子の湯という入浴施設。
車の方は、車ごとそっちに移動してもらって、輪行組は、荷物を預かり、デパール地点へ自走してもらう。

9時スタート。
とりあえず舗装路登り。
T口、O子ちゃん組みには、エスキーナ常連のもりもりに付いてもらう・・というか、流れでそうなったのだが、これでまあ、一安心かな。
車で先回りし、皆さんを撮影。
最後尾で登ってきた引率もりもりに「様子を見てガイドツーリングに変更してもいいよ」という指示を出し、次のポイントへ移動。

下界では、だいぶ桜吹雪だが、標高を上げると、まだ満開。
スタート直前は、いつ雨が降り出してもおかしくない天気だったが、いつの間にか、お天気は晴天。
風光明媚なQP2付近でしばらくいて、次のポイントへ。

ここは、二つ目の山の担ぎ上げ入り口。
二日目では、比較的読図エリア。
ウロウロする皆さんの後ろ姿を見つつ、まあ、僕も最初調査で来たときは、そっちに登ったよなぁ・・・などと。

PC2から連絡があり、トップが通過したとの事で、我々もアリベ(ゴール)へ向かう。
アリベは、軽トラがやっと入れるくらいの農道の奥。
ディフェンダーで進入を試みるも、途中で断念。
10回くらい切り返して、なんとかUターン。(苦笑)

本日のトップは、おんちゃん。
二位がM竹さんで、その次が芝やんだった。

アリベは、明日香が見渡せるちょっとした広場で、皆さんのんびり。
7〜8名がゴールした時点で、皆さん、表彰式会場の太子の湯へ、旧市街を観光しつつのリエゾン。

セカンド集団がひとしきりゴールした後、T口さんとO子ちゃんのツーリングパックが到着。
もりもりのスーパーガイド(バイク二台担ぎ付き)で、O子ちゃんの機嫌を損ねること無く(というか、とれとれ好印象?)で、終了できたようだ。
こっちも一安心。

一方、ブルのロストクイーン松もっちゃんから連絡があり、実走スタッフのS井さんを振り切り、見事、現在地を失った様子。
とりあえず、引き返すよう指示し、後追いの辻ちゃんに、その辺のフォローをお願いする。

13時、PC2から連絡があり、ひさぴーとよーこちゃんが最終でに山に入るとの事。
表彰は15時〜なので、絶対に迷わせない事を条件に、さのっぴ後追いで、最後の山へ入ってもらう。
その後は、EL。ブルの面々。

ひさぴーとよーこちゃんが到着したので、アリベを撤収し、表彰会場の太子の湯へ。
15時から表彰式だったのだが、まあ、いつものごとく押して、15時15分頃から開始。

EXは一位タイムの芝やん。
ソリッドは二位タイムのW司さん。
ブービーは、完走で女性トップのうだこ。
そして、あほで賞は、最近定位置か?のM竹さん。(笑)

とにかく、二日間、お天気も良く、皆さんにも、存分に楽しんでいただけたようで、ホントに良かったです〜。

その後、アフターの天理ラーメン打ち上げは、もりもりに仕切ってもらい、到着が遅れて、風呂に入れなかった僕やブルの面々は風呂へ。
のばちゃん一家&加藤さん号と合流し、こっちはまたこっちで、天理ラーメン橿原神宮店へ向かい、シメ。

その頃には、もうすっかりお天気は雨になっていた。
そして、調査開始から1年半を費やした『飛鳥ラリー』は、なんとか無事終了した。

 

いやいや、お世話になった、スタッフの皆さん。
遠くからわざわざやって来てくれたエントラントの皆様。
ホントにお疲れさまでした!!
なんだか、二日間とにかく余裕が無く、ずっとテンパってたような気がします。
お見苦しい点や至らない点も多々あったに違いありません。
思い起こせば、反省しきりですわ〜。
でも、その後MLに多数寄せられた『面白かった』の言葉、マジで嬉しかったです!!

ありがとうございました!!

ちなみに、その後日曜の晩からは、しっかり朝6時まで徹夜でお仕事させていただきましたよ。(笑)

 

 

 

4月10日 飛鳥ラリー初日


朝6時起床。晴れ。
昨日の酒が若干残り、軽めの朝食。
さのっぴは、昨日の深酒(?)が祟り、超二日酔いらしい。
何やってんだか。

エントラントやスタッフが続々と集まり、7時から受け付け開始。
早くも地図の不備が見つかり、訂正。
7時半からブリーフィング。
『基本地図通り(笑)』で、サクっと終わらせ、予定取り8時半スタートを目指す。
が、松もっちゃんがヘルメット忘れたとか、あけみちゃんのマップ台が付かないとかで、かなりバタバタ。
っていうか、全部ブル関係かい!!(笑)

しかしま、極度にテンパリながらも、なんとか8時33分にスタート。

PCスタッフは、加藤さんとよっちゃんがPC1とPC5(山勝のそうめんエイド)。
さのっぴとクッキーが、PC1とPC4(白酒屋の草餅エイド)。
まなじ〜とS藤には、PC3とアリベ。
僕とミツマタさんが、PC2(苺大福エイド)で、その後はフレキシブルに動ける体勢をとった。

とりあえず、PC2で出す苺大福をゲットしに、橿原神宮前駅、駅前の『梅ぞの』さんへ向かう。
苺大福、32個ゲット。
それから、PC1手前の山からの出口へ向かい、そっからQP2へ逆向きに登りながら写真を撮る。
トップで来たのはW司さん。
どうやら、このシングル入り口の迷いポイントで、多数迷っているらしい。
ま、アソコは迷うわな〜。

中段くらいが通り過ぎたところで、PC1。
PC1には、よっちゃんと加藤さん。
それから、二日酔いで死にかけ涙目のさのっぴチーム。

そこで、4番通過のはずのおんちゃんがディレイラーを折ったようで、シングルギアにすべく修理中だった。
それで、この後のステージを乗り切るのはかなり大変だぞって事で、もりもりから預かっていた替えディレイラーを提供。
シングルにすべくチェーンも切ってしまっていたので、チェーン1コマと、コネクトピンも提供する。
さらに、ディレイラーの調整ができないというので、僕が代わりにやるが、『そろそろ(PC2に)行った方がいいんじゃない?』とミツマタさん。
確かにそろそろヤバイ。
あ、そうか、でもさのっぴにやってもらえばいいじゃん!
と思いつき、さのっぴに、『ディレイラーの調整できるよね?』と聞くと、『いや、自信無いです・・・』と。
いや、キミが何事にも自信がないのは知ってはいるが、あのコラテックって自分で組んだんじゃなかったっけ??(笑)

仕方がないので、超特急でディレイラーを調整。
すっ飛ばしてPC2へ。なんとか間に合った。

最初にPC2に来たのはW司さん。
そしてM竹さん。(まだあまりヤラカシてはいないようだ。)
次に芝やん。
そこからしばらく間隔が空き、セカンド集団である。
苺大福は大好評。

PC1から、未だにM知さんが来ていないとの連絡。
この区間はそんなに大爆発するところは無いはずなのだが、いったいどこへ行ってしまったのか。(笑)
後追いの判断で、彼はとれとれ常連(しかもロスト慣れしている)ので『問題なし』とし、そもままブル連中の後追いで入ってもらう。
仕事上がりで、遅れて後追いに入ってくれるO森さんがそろそろ到着しそうだったので、M知さんには、彼についてもらう事にした。

W司さんが、PC3をトップ通過したと連絡が入る。
が、じつはその前に、M竹さんらしき人がPC3の前を素通りしていったらしい。
意味不明。(笑)

しばらくし、M知さんが無事PC1に付いたと連絡があった。
PC2は、中段グループが通過し、あとはブル関係とM知さんを残すのみ。
だったが、まだまだ来そう無い。

そうこうしているうちに、一応トップのM竹さんが、もうPC4を通過したとの連絡が入る。
PC5に連絡を取り、そろそろ素麺エイドの準備をお願いするが、薬味を買ってなかった事を思い出し、ミツマタさんにPC2をお願いして、ひとまず買いだし、PC5へ。
無事バーナーも使いこなせているのを確認し、PC2へ戻ると、ブル陸上部のパックは、もう通過した後だった。
残すはあけみちゃんのみ。
途中、Y川さんから『のんびり行ってますんでご心配なく。』との連絡が入る。

かな〜りのんびりして、無事到着。
しかし残念ながら、あけみちゃんはここでEL。
この先、Y川さんには、PC4へ行ってもらうことにし、二人を送り出し、PC5へ。

しかし、ここからが大変だった。(テンパってたんで、写真がありません(苦笑))

通常、PC4〜5の間は、ミス無く行けば1時間半くらい。
コンペモードだったら、もっと早く来るだろう・・・と思っていた。
が、トップのM竹さんがPC4を出発してから2時間たっても、まだ誰も来ないのである。
せっかくの素麺がのびるじゃないか・・・なんて悠長なことは言ってられない。
ま確かに、この区間は、今回のラリーの中でも一番地地図読みが難しい所だった。
なので多少は時間がかかるかも?とは思っていた。
が、ややこしい事になりそうな分岐は地図には反映させていたし、書き込んでいない分岐は、入り込むと明らかに違う事がわかるようなモノ(谷道のはずが尾根道だったり、方向が明らかに違ってきたり)のはずで、そんなに大ロストはしないようにしたつもりだった。
しかし・・・『やりすぎたか?』(地図が不親切すぎたか?)

と思っていたら、やっとトップがやって来た。
芝やん。
そして二位に、W司さん。
一応、ホッとする。が、M竹さんは何処へ??

しかし、それから後が、さらに、だ〜れも来ない。
しかも、PC4から連絡があり、PC4最終EL通過時に、その前の集団と1時間ほど開いていたので、もう後追いは追わず(追っても間に合わないと判断)、こちらのPC5に向かっているらしい。
実際は、皆さん迷いまくっていたので、そっから後追いしても十分間に合ったのだが、 PC4が電話が繋がりにくかったのが災いした。
これで、山に入っているエントラント十数名の後追いは、もりもり一人。
なんとかもりもりに連絡を取り、そういう現状である事を説明する。
一応、もりもりには、なんとなく全員の動向は見えている様子。(M竹さんを除く)

そうこうしていると、ELルートで、ブル陸上部がPC5に到着。
元気の残っているT野と松もっちゃんに引っ張られ、実走ののばちゃん&M野さんが、最後の山へ。

しかし、それにしても、3位以降がまったく来ない。
当初のEL タイムは、16時半だったのだが、その時間は、あっさり経過。
このELは、最大で17時まで伸ばすつもりだったので、そうするが、それでも全然来ない。

『これは、やっちまたか〜。』(クリエイト失敗か〜?)
そう思うこと、10回以上。(笑)

17時前にして、やっと後続集団がやって来た。
M竹さんも3時間半以上の時間をかけ、なんとか到着。(全く違う山に登り、全く違う方向に降り、マップアウトし、地元の人に現在地を聞いて、なんとかコースに復帰したらしい(笑))
その後、続々と後続集団が到着し、なんとか8名(24名中)が最終ELを通過した。
ああ、これでなんとかラリーになったかな?と。(笑)

18時前に、もりもり率いる最終集団が、無事PC5に到着。
足が攣って、走行不能のM丸さんを車にてピックアップし、他の面々はELルートで宿へと向かってもらい、全員、なんとか19時には宿に着いた。
いやぁ〜お疲れさまでした〜〜〜。

19時半〜夕食、飛鳥鍋。
明日のブリーフィングを済まし、風呂に入っていない面々がけっこういたので、車に乗りあって、少し離れたスーパー銭湯『飛鳥の湯』へ。

帰って、エビマヨネーズあられや蘇をつまみながら、今日のヤラカシ話をアテに、軽く宴会。

いやぁ〜皆さん、ホンマお疲れさまでした〜。
よくぞご無事で。
いやホンマに。(笑)

 

 

 

4月9日 飛鳥ラリー前日


今週は、怒濤の忙しさだった。
ただでさえ、飛鳥ラリーの準備でバタバタしているところに、急ぎの仕事が・・・。
ここんとこ、ずっとヒマだったのだが、まあ、重なるときには重なるモンだけどね。

で、金曜日は丸一日、飛鳥ラリーのために空けていたのだが、そうもいかず、昼までお仕事。
できれば、早めに行ってコースの気になるところを整備したかったのだが、とてもそんな時間は無し。

PCで出す補給食&ドリンクや、紙コップなどを買い、ひさぴーのバイクのブレーキシューをもりサイクルで買って、高速へ。
飛鳥に着いたら、三輪そうめん山勝に行き、三賞とPC用のの三輪そうめんとうどんを買って、もんちっちという地元の果物屋さんで、リンゴを買い、地元の酒屋で、三賞用に地酒を買う。
そして、ミルク工房飛鳥にいき、『蘇』と、橿原神宮前駅にいって、構内のampmで名物のエビマヨネーズあられを3袋購入。
他にも各PCで、イチゴ大福や、草餅、柿の葉寿司の地元名物を提供する予定だが、それは、ラリー当日に買う予定だ。
結局この時点で18時半頃。
宿に行き、ひとまずチェックイン。
そうこうしていると、最初の前泊到着のブラさんから、そろそろ着くとのメール。
同時に、スタッフののばちゃん夫妻&加藤さんも合流して、はじめラーメンに行く。
今日も鉄板メニューの塩ラーメンとバターライスを注文。

ラーメンをすすっていると、仕事の電話。
どうやら、かなりヤバイ状況である。
なんとかやりくりし、これから西宮に戻って仕事するのは回避できたが、日曜の晩〜徹夜で仕事決定。(苦笑)

宿に戻ると、そろそろ第2弾の前泊組みが駅に到着。
さのっぴもこっちへ来ているらしいので、ピックアップに駅前まで来てもらう。
が、来てみたら『荷物が多いので、人一人しか積めません。』だと。(笑)
う〜ん、相変わらず使えないヤツ。
しょうがないので、バイクを組んでもらい、屋根へ積む。
さらにさのっぴ、宿に行く途中に寄ったサークルKで、『あっしは、もう飲んでもいいんでしょうか?』と。
『ホンマにオマエは何しに来たんや?!もう家に帰れ!!』と言いつつ、まあ、なんだかこのままコイツは使えそうもないので、ビールを許可し、前泊者の接待ネタになるよう指示。(そこは、かなりちゃんと任務を全うしていたようである。(笑))

宿に戻ると、第三弾がそろそろ着く時間。
これは丁度もりもりが来る途中でピクアップしてくれそうだったので、お願いする。
それと入れ替わりで、東京から最終到着組をピックアップしに駅へ向かう。
時間は0時10分ほど。
前泊者、全部で20名。
無事最終組を収容し、軽く飲んで就寝。

いよいよ、飛鳥ラリーが始まる。

 

 

 

4月4日 飛鳥ラリー直前整備その2


今日も快晴。
昨日のメンバーに、今日は辻ちゃんも来てくれた。
太子の湯出発で、ひとまず最初の山へ、舗装路登り。

峠から林道を移動し、シングルトラックへ。
この辺は、あまり倒木は無かった。
二日目は、まだほとんどQPを付けていなかったので、それをチェックしつつ進む。

高取城跡の本丸で昼食。
そこからしばらくは、ガレガレ石段。
だか、意外と乗れる。
途中から超ノリノリシングル。
やっぱり、この下りは面白い。

PC1予定地から、舗装を移動し、次の山へ。
稜線まで担ぎ上げたら、以前僕等が整備した後、誰かが手を入れた形跡が・・・。
しかもどう見ても自転車乗りの手の入れ方である。
いったい誰がこんなマニアックなルートを整備したんだ??
(と思ったら、Y川さんが、一人で来てくれて整備していた事が後で発覚。)

ここからは、道のない稜線を含む読図エリア。
しかしま、そんなに迷うことはないかな?
明確なシングルに出てからは、菅笠日記で本居宣長も通ったとされる古道をかすめ、一気に下界まで。
チョコチョコ整備していたら、けっこうな時間になってきたが、もう一息なので、最後の山へ入る。

サクサクっと越えて、QPを付け、これまたノリノリシングルを走って、里山へ。
当初は、太子の湯をアリベにと考えていたが、やはり山を出てきた所をアリベにし、最後の雰囲気の良い旧市街は、リエゾンにする方が良かろう・・・という事で、ココをアリベにする事に決定。
最後は、桜満開の旧市街をツーリングし、太子の湯まで。
晩飯は、王将でシメた。
皆さん、ありがとうございました!!

これで全てのコースが、通しで整備終了。
一日目が63キロ程度。
二日目はリエゾンを入れて35キロ。
あとは、マップやゼッケンの制作、三賞の選定など、雑務は山積みだが、泣いても笑ってもあと一週間である。

とりあえず、週末、晴れてくれ〜。

 

 

 

4月3日 飛鳥ラリー直前整備その1


いよいよ、飛鳥ラリーまで残すところ一週間となった。
この週末が最後のコース整備である。
今日朝、駐車場に集まったのメンバーは、もりもり、まなじ〜、ミツマタさん、僕の4名。
実は、さのっぴっも来るはずだったのだが、昨日晩21時半頃にブルに、バイクを預かりに行った時、偶然バッタリ。
(ブルの面々も飛鳥ラリーにエントリーしてくれているので、僕は彼らのバイクを預かりに行ったのだが、そういえば、昨日はブルで亀岡ミニの反省会(という名の飲み会)をすると言っていた日だった。)
そしてその時点で、さのっぴは、もうヘベレケで『明日、僕が来なかっても、ほっておいて下さい〜♪』などと、得意の弱音で複線を張りまくっていた。
そしてさらに終電でバタバタと帰る途中、『反対方向の電車に乗ってしまい、九条まで行った・・・』との、情けないメールが来ていたので、たぶん来ないかな?と思っていたら、やっぱり来ていなかった。
何の連絡も無いところを見ると、たぶん、まだ寝ているに違いない。(苦笑)
ヤツの処分は、まあ、おいておいて、ひとまず出発。

舗装路を登り、火曜日にO森さんと整備した続きの山に入る。
桜は、まさに今日が満開。
僕の住む西宮も桜だらけだが、飛鳥方面もなかなか負けてない。
このコースが初めての、ミツマタさんに読図を楽しんでもらいながら、担ぎ上げ。
こうやって、他の人に読図をしてもらうと、エントラントがどこで迷いやすいかのシュミレーションにもなるのだ。

火曜同様、新たな倒木を処理しながら最初の山終了。
ここからは、少々長い舗装を経て、次の山へ。
木にテープを巻く等、QPを取りつけつつ、登りきった所で昼食。
いやぁ〜イイ天気だ。
来週もこんな天気だったらいいんだけどね。

一気に下って、PC4予定地へ。
ここからQP7にかけてが、今回のコースのある意味の核心部。
読図がけっこう難しいと思われるところである。
案の定、ミツマタさんは、ことごとく間違ってくれていた。
いやぁ、参考になります。(笑)

けっこうな担ぎ上げを経て、テクニカルダウンヒル。
そこから、当初はもう一つ別の山を担ぎ上げる予定だったが、前回さのっぴと走ってイマイチ不評(?)だったので、ピークへ行かず担ぎが少ないようにルート変更。
そこは未整備だったので、倒木を何本か処理する。

そこから、駐車場へ一旦戻る。
実は、ここから最後の山へ登らせるかどうしようか迷っていたのだが、もりもりの『行けるっしょ!!』の言葉で、最後の山もコースに入れる事が決定。

ミツマタさんは、ここでギブアップ。
当初、今日はキャンプして明日も整備に参加してくれると言ってくれていたのだが、キャンプはやめて、鈴鹿に帰って明日また来るという。
『ちゃんとベッドで寝て疲れをとりたい。』らしい。(笑)
今晩作る予定だった(?)豚汁を作って待ってくれていると言うので、我々は最後の山へ。

出発して少し進むと、向こうからなんだか見慣れた白いアテンザワゴンがやって来た。
『あれ、さのっぴだったら笑いますね。』と、もりもり。

そして、やはりさのっぴだった。(笑)

ミツマタさんがキャンプするってんで、キャンプだけでもお付き合いしようと、終わった頃を見計らってやって来たらしい。
逃げるように駐車場に向かうさのっぴを追いかけて、無理矢理最後の山へ。(笑)

ロード、ゲキ登り。
何人がココまでたどり着けるかわからないが、最後の最後でこの登りはキツイだろうなぁ・・・と思いつつ、なんとか登り切り。
最後のQPは、今回のラリー初日で唯一眺望のある展望台。
いやぁ〜、ココの眺めはいつ来てもすばらしい。

最後は、広めのシングル高速ダウンヒル。
一気に下って、駐車場へ。
お待ちかねのミツマタさんの豚汁をいただいて、太子の湯へ移動。
晩飯は全国区で有名な『はじめラーメン』に行き、塩ラーメンと激ウマバターライスでシメ。

これで一日目の整備は終了。
明日は二日目のコースを全部の予定。
いやいや、皆さんお疲れさまでした〜。

 

 

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