隊長の屋外な日々

 

5月30日 ぞんび〜ず


オリエンテーリングには、大きく分けると、ポイントオリエンテーリングとスコアーオリエンテーリングがある。

ポイントオリエンテーリングとは、コントロールを決められた順番で回り、タイムを競うゲーム。
巷で行われているオリエンテーリングの競技は、ほぼこれだ。
競技としては、どれかひとつでもポイントが見つけられないと次に進めないので、ミスしないように、かなり集中したテンションが求められる。
そういうわけでか、競技時間は、スプリント(10〜20分)、ミドル(20〜40分)、ロング(60〜120分)と短め。
一方、スコアーオリエンテーリングとはコントロールを獲る順番はいとわないが、制限時間内に、なるだけ多くのポイント(得点)を競うゲーム。
最近流行ってきた『ロゲイン』なんかがこのスコアーオリエンテーリングの拡大版であり、制限時間は3時間、5〜6時間、12時間等、と長め。
今年は菅平で24時間の大会も開催されるらしい。
ポイントオリエンテーリングとは違った戦略力が求められるが、まあ、なんとなくちょっと緩めかも(?)。

で、ポイントオリエンテーリングの緊張感を持続しつつ、ロゲインのようなウルトラロングディスタンス。
これが『ぞんび〜ず』である。
まさに、オリエンテーリング界のデスライド。(笑)
エントラントが皆さんがもれなくゾンビ化するということから、ぞんび〜ずの名が付けられたらしい。
で、ココの親玉が、アドベンチャーレースでも有名な宮内佐季子である。
彼女をご存じの方は、その事からも、この大会がどういう系統のモノか、理解してもらえると思う。

 

朝7時頃西宮を出発。
電車を乗り継いで、9時前に会場である大文字山山麓に着いた。

スタートは8時半〜10時までの好きな時間にできる。
が、ゴール地点には、15時までには帰ってこなければならない。
つまり完走したければなるだけ早く出た方が良い。
ブルの面々は、もうすでにスタート済みのようだ。
ちなみに今回の大会は、
ZE・・・・11.8キロ(インカレエリート以上)
ZA・・・・7.8キロ(大学中堅層、シニア)
ZAS・・・5.2キロ(高校生以上、ベテラン)
と、3っつのクラスに分かれていて、 僕やA立さん、H鳥さん、はいちばん長いZEにエントリー。
みやっぷや、まなじ〜、ミツマタさん、ブルの面々は、ZA。
よーこちゃんやH間ちゃん、松もっちゃんは、一番下のZASで出走である。
エントリーの段階では、松もっちゃんはZEだったはずだが、大会主催者に説得され(?)ZASに落ち着いた様子。
確かに、走力ではZE余裕かもしれないが、読図力から考えると、これでも心配は残る。
そもそも、ぞんび〜すは、普通のオリエンテーリングに飽きた(?)ような猛者たちが全国から集まってくるようなイベントなので、今回のブル陸上部(オリエンテーリング初心者クラス)の大挙してのエントリーは、たぶんかなり事務局を慌てさせたに違いない。(笑)

急いで準備して、9時6分にスタート。
当初の発表では、インカレエリートクラスで、150分が予想タイムだったのだが、直前の情報では、宮内佐季子が5時間半かかったという話し。
ゴール閉鎖まで6時間弱、間に合うのかオレ?というか、もう無理か?(笑)

マップを確認すると、コントロールは全部で19個。
サクっと1を獲り、2へ。
通常ならもういきなり道無き道の尾根越えなんだろうが、まだ縮尺の感覚が馴染んでないので、遠回りして、道メインで獲りに行く。
が、これが失敗。けっこうなロス。
道メインで3を獲り、沢を直登。
4を獲った後でA立さんに遇う。
9時半頃スタートしたとの事。
やはり2のロスが大きかったか?
しかしま、その後も、なるだけしっかりした道を選んで慎重に行く。
ミツマタさんとまなじ〜とすれ違い。
最初の関門を通過し、5でブルの集団と一緒になる。
『ロゲインでもないのに、なんで全員一緒に行動してるんですか?(苦笑)』

7に入る尾根を見落とし、ちょっと行き過ぎ。
この辺から、徐々にZEの本領発揮である。
う〜ん、道がありません。
とにかく、藪の薄いところを探して、まっすぐ登りなさいって事ですか?(笑)
8を獲った後で、しげさんとバッタリ。
道無き沢を直下りして、直登り、9のコントロールで距離感を間違い、5分ほどロス。
この辺で、もうかなり集中力が衰えてきた。
そしてトドメの、11〜12。(良かったら地図読みどうぞ(笑))

11から8の手前まで降りてきたところで、9付近で出会った大学生っぽい選手とまた遇った。
抜かれるところは無い感じだったので、『11獲ってピストンで帰ってきたの?』と尋ねると、9がどうしても見つからなくて、時間も無いので、諦めて帰ってきたとの事。
東北大学から、わざわざやって来たらしい。

11〜12の長い道のりを、なんとかミス無く終え、13の給水ポイントへ。
ここで、13時50分。
『ホントは足切りだけど行きたかったらどうぞ〜。』って事で、先に進ませてもらう。
なんとか間に合うように頑張ろう・・・と、14までゲキ登り。
前半からからペースは抑えつつ来たはずだったが、やはりもうすでに身体はゾンビ化。
ペースが上がらない。
14を獲って、15に着いたところで、残り30分。
待機していた宮内さんにEL宣告を受け、あえなく終了〜。

最後は、京都一周トレイルを素直にトレランして、15時2分にゴールに着いた。
いやぁ、あと30分早く出ていれば完走できたかもですな〜。

ゴールには、皆さんお揃い。
A立さんは無事完走。
H鳥さんは、サスガの二位。
しげさんは僕と同じくEL。
ブル陸上部は、途中道を間違え山科に降りて、マップアウトリタイヤ、電車で帰ってきたH間ちゃんを除いては、全員無事完走。(というか、クラス違いの松もっちゃん以外は全員集団行動だったらしいが)
昨日、おやぶん邸で当日エントリーをそそのかされ、今日生まれて初めてオリエンテーリングの大会に参加したもりもりも、無事ZASを完走していた。(しかも5位)

三条付近まで歩いて、銭湯へ。
風呂から出て、そのまま大阪で落語を見に行くブルグループとは別れ、松もっちゃん、しげさん、もりもりの4名で、木屋町の王将で軽く打ち上げて解散。

いやいや、皆さんお疲れさまでした〜。
ロゲインとはまた違って、常にシビアに読図し続ける感じ。
いやぁ〜面白かったっす。
次回は朝一でスタート、もっと攻めの姿勢で、完走を果たしたいですな〜。

ちなみに、当日、13の手前の給水に気を取られ、13をパンチし忘れていた模様。
それに気が付いたのは、数日後でした。
ま、どっちにしろELなんだけどね。(笑)

 

 

 

5月29日 天王山ライド


明日、日曜日は『ぞんび〜ず』。
ぞんび〜すについては、明日の日記で語るとして、ひとまず、それに合わせて、東海からA立さんが前日入りで来るらしい。
ってんで、本日は接待ライドである。

メンツは、僕とA立さんとみやっぷ。
それとA立さんのMTB-O仲間のH鳥さんという人が、埼玉からやって来るらしい。
当初は、飛鳥リターンズなんて〜話しもあったのだが、それはどうやら先週も東海の面々で行ったようなので、今回は別の所を検討。
メンツも、H鳥さんが、A立さん共々MTB-Oの日本代表って事で、足を揃えた方がいいかな?と思い、あまり話を広げなかった。
で、色々と紆余曲折を経て、決まったのは天王山エリア。
天王山だったら、この人に声を掛けないわけにはイカン。という事で、Y川さんにも連絡。
Y川さんの走り仲間のスゴウさんも参加で、本日はオッサンばっかりの6名である。

朝9時半、集合難易度の高い淀川河川公園駐車場に集合。
案の定、皆さん迷いつつ、三々五々集まってきた。
H鳥さんは、朝3時半に埼玉を出て、途中でぞんび〜ずのドン宮内佐季子をピクアップし、その後渋滞につかまって、若干遅刻。
エラく恐縮していたのだが、とれとれ的にはまったく問題なし。

バイクを組んで、ひとまずJR山崎駅へ。
駅前のパン屋で昼食を購入し、山に入った。
H鳥さんはJシリーズにも出ているという事で、足はあるある。
一方、Y川さんとスゴウさんは、いつもの朝練終了後で、もうすでに50キロ近く山を走ってきているらしい。(笑)

舗装路を登って、サクッっと峠まで。
今日はそこから、素直に天王山の方には行かず、一度ポンポン山の方へ向かう。
このルートは、お初。
峠まで担ぎ上げ、そこから尾根道アップダウン。
最後はノリノリシングル。
斜度は無いが根っこが多くて、けっこうテクニカルだ。

最後は谷をズドンと降りて、出たとこの川沿いの道で昼食。
今日も良い天気。
日差しはあるが、風が冷たく、気持ちが良い。

まったりして再出発。
途中の大杉に立ち寄り。
小さいような大きいような・・・。
柵に囲まれているので、イマイチ大きさがわからない。(笑)
が、立派な枝振り。

舗装路を登り返し、いつものコースへ。
軽くシングルを下って、軽トラの轍もあるオープンな林道を出たところで、田植え的作業をしていた地元のおっさんに『ここは昔から自転車禁止だ!警察呼ぶぞ!!』と怒られる。
軽トラ進入可で、自転車進入禁止??(笑)
若干意味不明だが、ここはにこやかに『すいません〜。』とバイクを担いで立ち去る。

登り切って、まずは高速道路の方へ。
前回は、首が治って間もなく、まだまだ恐怖心があったのだが、今回下ってみると全く印象が違って、超ノリノリ。
いやぁ〜面白い〜。
H鳥さんも、わざわざ埼玉から来た甲斐があった様子。

降りきった山崎駅前で、後の予定がつかえている、H鳥さんとみやっぷとは解散。(写真はとあるピークにあった謎の看板)
残りのメンバーは、もう一度登り返し、ウイスキーへ。
こちらも相変わらずノリノリ。
いやぁ〜、やっぱり天王山は面白いねぇ〜。
ガイドそしてくれたY川さん。ありがとうございました。

下山したところで、Y川さんとズゴウさんとは解散。
A立さんと駐車場に戻り、今晩の計画を立てる。
ブルとかミツマタさんとかは、今日は生駒山でオリエンテーリングだったので、連絡をとってみるが、もうとっくに解散して皆さん帰路に就いている感じ。
『そういえば、昨日おやぶんが、会津から神戸に引っ越してきているのでは?』
という事で、連絡を取ってみると、転職の課題でバタバタしているながら、晩飯くらいなら大丈夫との事。
さっそくもりもりにも連絡を取って、4人で神戸メシ。

おやぶんの仮住まい近くの中華料理屋に行き、軽く歓迎会。
最後はおやぶん邸に乗り込み、結局終電まで。(笑)

いやぁ〜皆さんお疲れさまでした〜。
おやぶん、月曜から初出勤だったらしいですが、順調に頑張ってますか〜?!

 

 

 

5月23日 大歩危リバーフェスティバル翌日


深夜は大雨だった。
朝8時頃起床。
今日がダウンリバーレースでなくて良かったなぁ・・・と思いつつ、朝風呂。
カップ蕎麦なんかを食いつつ、うだうだと朝食。
起きたときは小降りになっていた雨が、また強くなってきた。
ここまで降ると、もう外で遊ぶのはシンドイので、讃岐饂飩マスターのもりもりの案内で、ひとまず讃岐へ饂飩を食べに行く事にする。

車を走らせ、たどり着いた、本日のお勧めは、ココ。
『竜雲』
場所は、なんと寺の境内。
しかし変わっているのは場所だけではなく、主役の饂飩も。

『つけうどん』

要するに、ラーメンのつけ麺風。
で、一番スタンダードな、『つけうどん(大盛り)』を注文。
まずは、麺。なかなか艶やかで弾力があり、好みの麺である。
で、問題のつけ汁。なんと温かい。
出汁風味だが、少し甘めで胡麻がたっぷり効いていて、中には温泉卵が入っている。
まずは、卵を割らずに食べるらしいので、その通りに。
いやぁ〜美味いです!!
次に温泉卵を割って食すと、味はまた違ってマイルドに。
そして、この『つけうどん』には、なんとご飯が付いてくる。
どうするかというと、残ったつけ汁を、最後にご飯にぶっかけて食うのである。
(これは『あとめし』とばれ、最近いろんな方面でちょっとしたブームになっているそうだ。)
なるほど、コレもウマウマ。
アッと言う間に完食。いやぁ〜、満足。

で、次は、のばちゃんのリクエストで高松市内の『うどんバカ一代』へ。
ここは以前、とれとれのさぬきうどんラリーで行ったことがあり、再訪。
お昼時って事もあり、店内は行列。
スタンダードなかけうどんとトッピングに謎のパン?。(笑)
お味もスタンダードに美味い。
大盛りつけうどんの後だったので、食えるか?と思ったが、問題なく完食。

でも、もう入らないので(笑)車にて瀬戸大橋を渡り児島のジーンズ博物館へ。
まったり鑑賞した後、さらに倉敷へ移動。
雨の中を歩いて、倉敷珈琲館というカフェへ。
名物『琥珀の女王』という強烈水出しコーヒーにヤラれつつ、ここで解散。
大雨洪水警報の発令される中、西宮まで帰った。

いやぁ〜、皆さんお疲れ様でした〜。
ラフティングも、なにかとバタバタと出場することになりましたが、逆に新たな出会いもあり、大いに楽しいツアーとなりました。
ガイドを引き受けていただいたラフタのせんちゃんを始め、皆さん、ありがとうございました!!

ラフティングは、なかなか練習する機会がありませんが、またやりましょう〜。

 

 

 

5月22日 大歩危リバーフェスティバル


思い起こせばずいぶん前だが、青空ファンのハシモトさんから、『大歩危リバーフェスティバル出ませんか?』という連絡を頂いていた。
このフェスティバルは、一昨年が初開催で、今年で3回目。
今シーズンのジャパンカップの第二戦でもある。
日本代表で、昨年もボスニアヘルツェゴビナで開催された世界大会に男子総合で準優勝した「テイケイ」や、同じく女子チームで準優勝した「リバーフェイス」もエントリーしている、本気の大会だ。
実は僕も、一昨年の第一回大会に、青空ファン(その頃はアルパインリバーガイドという名前だったが)で参加。
ガイド4名、お客さん2名のチーム構成だったと思う。
結果は惨敗。(笑)
しかし、レース翌日はガイドのトレーニングにも同乗させてもらったりして、かなり勉強になった。
その時の経験は、今でもアドベンチャーレースのラフティングステージなんかで、大いに活かされている。

で、どうやら今年も、大会事務局から「吉野川でガイドをしている会社は、なるだけエントリーして欲しい。」というお達しが出ているらしく、ハシモトさんも、どうしようか頭を悩ませているらしい。
『じゃま、ちょっとメンバー探してみましょうか?』と、以前、大歩危リバーフェスティバルの話をした時に興味津々だった、もりもりとO森さんに連絡。
この二人が来るなら、あと2名、ガッツリ漕げそうなメンバーを捜してきたら、そこそこ良いところを狙えるかもしれないぞ?
と思っていたが、残念ながらO森さんはお仕事の都合で参加できず。
さてどうしたもんか・・・と思っていると、どこから聞きつけたのか、まなじ〜から、『この前のARJS岐阜大会で、ラフティングが面白くなってきました。大歩危の大会のメンバーに、まだ空きはありますか?』との残念なメールが。(笑)
この時点で、リザルト上位狙いは終了〜。
テンションも微妙に下がって、しばらく放置していたのだが、もりもりが色々と動いてくれて、のばちゃん等も巻き込み、なんとなくメンバーが集まってきた。
じゃあま、ま、出ますか!!

てなわけで、ハシモトさんに、ようやくメンバーが集まった事を連絡入れたのだが、実は彼は他にも声を掛けていたらしく、その時にはもうすでに別口でメンバーが集まってしまっていたらしい。
『急遽、こっちでガイドしてくれる人を探してみます!!』との事だったが、じゃあ、そこまでして出なければならないかな?とも思ったりしつつ、結局ハシモトさんが見つけてきてくれたガイドは、別社で、レースツアー的なモノになっていて、金額がけっこう高かった。
う〜ん・・・どうしましょ?
そんな話しをのばちゃんにしたところ、早速、ハシモトさんところほどではないが、お安くツアーを出してくれるガイドを見つけてきてくれた。
ラフタさん。
ガイドのせんちゃんは、 今は長良川でガイド会社を立ち上げてやっているが、数年前まで大歩危でガイドをやっていたらしい。
さあ、これで出れない要素は無くなりましたなぁ。

しゃーない!やりますかっ!!(笑)

ってなわけで、当日、朝4時半西宮出発で徳島県の大歩危を目指す。
3時間走って、現地到着。
のばちゃんとよっちゃん、ラフタのせんちゃんと奥さん(社長)のみゆきちゃんは、徹夜ですでに到着済みだった。
で、今回レースに出るメンバーは、せんちゃん、もりもり、まなじ〜、よっちゃん、あけみちゃん、僕の6名。
大歩危から下、小歩危コースを5キロ下る、ダウンリバーというカテゴリーにエントリーである。

ひとまず挨拶をして、8時半から受け付け。
レース自体は昼からだが、下見に一回下ってみる予定だ。
下流の上陸地点にピックアップ用の車を置きに行き、着換えて、下見ダウンリバー。
漕ぎ位置を決め、ストップウオーターで軽く練習。
せんちゃん曰く、水量も丁度くらいで、コンディションはベストとの事。
気温はそうでもないが、日差しがあって、ウエットにパドリングジャケットだと、思ったより暑い。

ガイドのせんちゃんを除けば、小歩危を下った事があるのは僕だけ。
よっちゃんとあけみちゃんは、二週間前に長良川でラフティングのレースに出たらしいが、ここ小歩危は、長良川とは違って、かなりの激流である。
いきなり最初の軽い瀬で、吹っ飛びそうになる。(笑)

その後もエエ感じの瀬が連発。
まなじ〜が、ラフトの上で飛んでいる。(笑)
小歩危初体験の皆さんも、大いに楽しんでもらえているようだ。

大滝という難所の手前に、ゴールのロープが張ってあり、ここまでの5キロが、レース区間。
残りの難所連発の3キロは、危険だからか、レース区間には入っていない。
が、上陸地点は下なので、この後はダウンリバーツアー。
ウヒョウヒョで下る。
いやぁ、やっぱり、小歩危は面白い。

せんちゃんの顔で、ラフトを別のガイド会社のトラックで運んでもらい、我々は、のばちゃんのエスティマで再びスタート地点へ。
大会側が用意したお弁当を受けとり、昼食。12時半から、サクっと開会式を終え、スタートの準備に入る。

ダウンリバー6人制のエントリー艇は、全部で12艇。
4チームごと、3っつに分け、2分間隔でスタートするようだ。
我々のチーム(とれとれラフタ)はゼッケン4で、最初の組のスタートである。
艇に乗り込み、軽くウオーミングアップ。
スタート練習のカウントダウンに合わせて、数回スタート練習をし、いよいよスタートだ。

いきなりゼッケン1のチームに、置いて行かれる。
というか、スタート出遅れましたか?
微妙に最下位。
とりあえず、ゼッケン3の艇をかわす。
一方、ゼッケン1のチームは一気に先行(結局このチームは総合でも2位だった)。
我々は、ゼッケン2のすぐ後に付けたのだが、このチーム、女性ばかりの構成で、しかも5名しか乗っていない。
これは負けるわけにはイカンだろう!必死の鬼漕ぎ。
しかし、すぐ後までは追いつけるのだが、なかなか横に並ぼうとすると離される。
いったん追い抜くことはできたが、けっきょくまた抜き返され、最後のトロ場でも、追い抜くことはできず3位でゴール。
もうヘロヘロ。声も枯れ枯れ。
いやぁ、しかし面白かった!!

ゴール地点で、しばし休憩。
水に浸かって、クールダウン。
テイケイとリバーフェイスの4人艇は、4組目のスタートながら、もいうすぐ後に迫ってきていた。
サスガ。

せっかくなので、前後ポジションを替えたりしつつ、再出発。
そこからは、上陸地点までのんびりツア〜 のはずだったのだが、出発してすぐの難所「大滝」でいきなりフリップ。
ダミー人形まなじ〜ロケット発射。
僕はといえば、水中からなかなか抜け出せずに難儀した(実は水中で、よっちゃんにがっちりパドジャを捕まれていたらしい。)が、なんとか脱出。
せんちゃん、じつは何年かぶりのフリップだったらしく恐縮していたが、いやぁ〜やっぱりラフティングはこういうの良い思い出だよね〜。(笑)

難所が終わってから、せんちゃんが『後やります?』と言ってくれたので、ありがたく入らせていただく。
久々だけど、やっぱりガイドポジションは面白い。
後半はまったりツーリングで上陸場所まで。
ラフトの空気を抜き、車に積み込み、表彰式会場へ戻った。

順位は、12チーム中8位。
一応全チームに、賞品が用意されていた。
もうちょっと上に行きたかったですが、まあ、楽しかったのでヨシとしましょう!
小歩危コース、一日に二本も下れたしね〜。

表彰式が終わったら、ウエルカムBBQ。
これが意外にウマウマ。
豚のホルモンに、阿波尾鳥、赤みの肉もなかなかに上等な感じ。
これで飲み物付いて千円はお得でした。

車で、素泊まり3千円で青空ファンのハシモトさんにお世話してもらった旅館へ。
温泉に入って、まったり飲みなおし。
23時半頃就寝。

外はついに雨が降りだしていた。

 

 

 

5月16日 オイコちゃんライド


福島にあるスパニッシュイタリアンレストラン『エスキーナ』。
今や、関西の自転車乗りなら知らない人はいないんじゃないか?と思われるほどの、自転車乗りのたまり場的なお店である。
そのエスキーナの店長、T口さんは、ロードも乗るがマウンテンバイクも乗る人で、以前はザビエルラリーにも出てくれた事もある。
土曜日はお店があるので、シリーズ戦は出ることができないが、飛鳥ラリーの時も『日曜だけでも参加したい』との事で、エントリーしてもらっていた。
そこに、T口さんの誘いに乗ってエントリーしてきたのが、オイコちゃんである。

シリーズ戦のエントリーフォームに、いきなり知らないヤングな女性がエントリーしてきて、実は最初かなり焦ったのだが、T口さんが誘ったという事と、彼女自身もマウンテンバイクのパーツの問屋さんにお勤めと言うことで、まあ、それなら大丈夫かな?とラリーにも出てもらう事に。

で、当日やってきた格好は、バイクはロッキーマウンテンのハードテイルだがバッシュガード付き、下り系のポジション。
フラットペダルに、靴はデッキシューズという出で立ち。
お勤めの会社も、ダウンヒル系のパーツを主に扱っているらしく、基本的に周りにいるバイカーは下り系で、『バイクはゴンドラに積んで上がるモノ』だったらしい。
さすがにその靴では難しいところもあるなぁ・・・って事で、T口さんもろとも、もりもりに専属サポートに付いてもらい、至れり尽くせりツアー(登りはもりもりバイク二台担ぎ)を敢行。
なんとか、とれとれを嫌いにならずに機嫌良く帰ってもらうことができた。

と思っていたら、よっぽどもりもりの「お持てなし」が気に入ったのか(笑)その後、『また連れて行ってほしい!私いついつが空いてるんですけど!』と、猛アタックをかけてきたらしい。
って事で、本日はオイコちゃんライドである。

T口さんの時間の確保が難航し、 何処に行くか決まったのは、前日の夜23時半を過ぎてからだったというのもあったが、まずは、彼女がどんだけ走れるか未知数だったので話はあえて広げず、数日前に『近々ライドとか予定無いですか?』とのメールがあったひさぴーにだけ、じゃあ、超初心者ライドかもしれないけど、よかったら・・・と連絡。
で、今日のメンバーは、僕ともりもり、オイコちゃんとT口さん、ひさぴーの5名である。
オイコちゃんを大阪でピックアップし、やはり初心者と言えばの矢田子供の森駐車場へ。

ひさぴーはもう到着済み。
T口さんはちょっと遅れてやって来て、突然『あ〜っ!!』と地面の崩れ落ちているので、どうしたのかな?と思ったら、なんと前輪を家に忘れてきたらしい。(爆笑)
さすがにこれはどうすることもできないので、取りに帰ってもらう。
昼までしか時間がないと言ってたのに、大丈夫かマスター。(笑)

それに伴い、ちょっとでもT口さんの家に近い方が良かろう・・・という事で、集合場所を法輪寺駐車場に変更。
こちらも、一旦組んだバイクをバラシ、車で法輪寺へ向かう。
車を停めてバイクを組んでいると、すぐ近所のミナミさんがロードで登場。
『これから走りに行こうと思ってた』との事だったので、『よかったらマウンテンバイクに乗り換えてどう?』って事で、同行することになり、ミナミさんはシクロクロスで再登場。
T口さんも無事合流でき、やっとこさライドスタートである。

ひとまず、ゴルフ場の横から登りシングル。
松尾寺に登り、稜線のダブルトラックへ。
展望台で一休み。
今日は、空気が澄んでいて眺望もいい。
飛鳥ラリーのエリアもよく見える。

稜線を漕ぎ漕ぎ、途中からシングルトラックに乗り換え、峠まで。
最近、ここの付近に美味しいパン屋ができたとの事で、そのパン屋にて、今日の昼食を購入。
このパン屋、ご主人は家具職人で、パン屋のくせに、開店は昼前から。
しかも、週末の金土日しか開いてないというお店らしいが、味はなかなからしい。
どうりで、いつ来ても開いてなかったわけだ。(前を通った時間が朝早かったのである。)
しかしま、今日はT口さんのお陰で(法輪寺出発になり)ちょうど昼頃にこの付近に来れる事になった。
災い転じてなんとやら?(笑)

子供の森へ移動し、藤棚の下の日陰でランチタイム。
う〜ん、確かに美味いです、このパン。
というか、かなり美味いわ〜。
今度から矢田に来るときは、法輪寺集合で昼飯はこのパン屋にすべきですな。
で、店の名前って何だっけ?(笑)

メシ食ってマッタリしつつ、一方では、もりもりポジション矯正講座開催。
T口さん、かなりイジられてますなぁ。(笑)
(しかしその後、僕の目から見ても、ポジションやペダリングがかなり良くなった様子。さすがは、である。)

子供の森を出て、エロい目の象の寺をかすめ、矢田寺へ。
そこから舗装をゲキ登りして、わき水で休憩。
稜線ダブルトラックから、いつもの鉄塔シングルコース。

いやぁしかし、もりもりのポジション強制が効いたのか、オイコちゃんも、全然問題なく付いてきてます。
しかも、ダウンヒルやってるだけあって、さすがに下りは全然問題なし。
というか、子供の頃にかなりガッツリとモトクロスバイクレースをやってたからか、スタンディングのポジションも良いし、乗り物の扱いに慣れている感じ。
バイクの扱いの巧さは、たぶん僕より上かも〜。

最後は法隆寺へ下って、終了〜。
駐車場で、ミナミさんにオロナミンCをふるまっていただく。(ご馳走様でした!)

これからベーコンパン&ビールのミナミさんとはココで別れ、僕等は、近くの外湯温泉へ。
風呂から出たら、もりもりお勧めのケーキ&ジェラート屋さんの、ヴィラージュカワバタでケーキとブレンドティー。(ちなみに僕はモンブラン)
そして、晩飯はいつもの王将でシメ。

いや〜、皆さん、お疲れ様でした〜。
オイコちゃんも、今日の感じで走れるなら、まったく問題無いですな〜!
また、是非ご一緒いたしましょう〜。

 

 

 

5月4日 王様ライブ


GWも後半に入った。
5日はお仕事をする予定なので、僕のGWは今日まで。
で、そのGWの最後をハナバナしく飾るのがコレだ。

『王様ライブ』である。(笑)

そう、1990年代、直訳ロックというスタイルを確立し、1995年『深紫伝説』を発表、25万枚のスマッシュヒットを記録、同年の日本レコード大賞企画賞を受賞、一躍時の人となったあの王様である。
一時期、『女王様』という類似キャラまで登場したよなぁ・・・。
てっきり一発屋で終わって、もう音楽業界からも過去の人となっているんだろうとと思いこんでいたのだが、先日たまたま、梅田の『えでぃさんの店』という怪しいライブハウスで、告知ポスターを発見してしまった。

『王様一人ライブ』

なんと!まだ活動していたんですか!!
しかも3千円。
これは見に行かねばなりませんっ!!

というわけで、本日、怪しいビルの怪しい地下に潜りやたらと重たい扉を開けて、えでぃさんの店へ。
ライブチャージは徴収されず、後で飲食代とまとめて支払うシステムらしい。
ビールとポップコーンを注文し、配布された王様新聞を読みつつ、王様の登場を待つ。
引退なんてとんでもない、そこには、ほぼ毎週のように、週末にライブハウスで演奏している王様のスケジュールが、びっちり手書きで書いてあった。
しかも、けっこう地方にも行ってますなぁ。

ほぼ定時に、重い扉を開け、王様登場。(ちなみに、扉の向こうは楽屋ではなく、外である。)
おお〜〜〜!!紛れもなく、王様だ!!

とりあえず、ご挨拶のMC。
エレキギターだけでどうするのかなぁ?と思っていたら、ポータブルMDプレイヤーが伴奏だった。
しかし、一旦演奏が始まると、そのチープな出で立ちと装備からは想像できないほどの演奏とテクニックの応酬。
とかく、直訳の面白い日本語ばかりが注目されがちだが、この人、上手いです。
しかも、MCも面白い。
凄いぞ〜王様!!

2ステージ制で、1ステは、45分。
少々の休憩を挟み、2ステでは、ドラムを加え、えでぃさんがベースで入り、べてぃさんがコーラスのバンド形式。(えでぃいさんの店名物だそうだ。)
いやぁ〜、こっちもすばらしい。

王様直々に、観客にから最終電車の時間を確認しつつ、アンコールもその時間の許す限りのロングプレイ。
しかも、終わってから記念撮影にも快く応じるなど、サービス精神も満点だった。

いやぁ、楽しい一時でした。
王様&えでぃさんの店、最高!!
次回も、また行きますよ〜!!!

 

 

 

5月3日 飛鳥リターンズ


朝5時半起床。
今日はGWリターンズ三部作、締めくくりの飛鳥ラリーリターンズである。(笑)

朝、民ちゃんをピックアップし、明日香へ。
実は当初、参加人数がちょっと寂しいかな?と思い、3日前にとれとれメーリングリストに飛鳥リターンズ開催の情報を流していたのだが、本日集まったのは13名。
GWど真ん中なのでそんなに集まらないだろうと思っていたのだが、意外にも大盛況だ。

一番近いはずのさのっぴが、少々遅刻。
昨日一昨日と、のばちゃんに散々ハッパをかけられていたのに。(笑)

しかし、今日の主役(?)は、みやっぷだった。
全員準備完了さあ出発・・・となったときに、パンクが発覚。
『オマエは「まなじ〜」か?!』と全員から突っ込まれつつ、ニューチューブを出してパンク修理したはずが、それが中古の穴が空いたヤツだったらしく、また一気に空気抜け。
再度外して、チューブにパッチを貼ろうとするも、ゴム糊が固まっていて使用不可。
借り物の糊で修理し、パンク修理完了か?と思ったら、そのチューブには、実はもう一箇所穴が空いていて、またすぐに空気抜け。
『いったい何回パンク修理しとんねん!!』と。(笑)

とまあ、和んだところで、ライド出発。
ひとまず、一日目の最初のシングルへ。
林道を詰めて、シングル担ぎ上げ。
アップダウンシングルを経て、カッ飛び下り。
皆さん走れる人ばかりなので、かなり良いペースだ。

展望台に下って、昼食。
そこでまた、みやっぷが車に昼食をを忘れてきた事が発覚。しかも自分の分のみならず、よーこちゃんの分も。
ま、人数が多かったので、皆さんからのお裾分けで、十分な昼食になってたみたいだが。
やはり「まなじ〜」を継ぐのは君か?(笑)

展望台からまたまたカッ飛びダウンヒル。
下りきったところから、再度南へ。
石舞台を横目に見つつ、舗装を上り詰め、二日目の最初のシングルへ突入。
稜線アップダウンを経て、 ラピュタで、本日二度目の大休止。
本日二度目の眺望を肴に、他愛ない話しでウダウダと。

そろそろ下りますか〜って事で、ガレガレ石段跡を下って、いつものジェットコースターシングルへ。
アッと言う間に下界まで。

いやぁ〜楽しかったっす。

駐車場に着いて、太子の湯で入浴。
早めに切り上げたので、晩飯には少し早いって事で、今日はここにて解散。
皆さん、お疲れさまでした〜&お集まりいただき、ありがとうございました!!

 

 

 

5月2日 鈴の音リターンズ


朝、だらだらと起床。
明け方、のばちゃん息子がベッドから落下した衝撃音と泣き声で一度目が覚めたが(笑)おおむね快眠。
かなりのんびりと準備をして、9時頃出発。
しなっち&ゆきんことは、10時に中部運動公園集合って事で、途中のすきやで朝食、牛丼を食う。

今日も快晴。
到着すると、中部運動公園駐車場はもう満杯だったが、なんとか、滑り込みで駐車することができた。
しなっちとゆきんことも、無事合流。

今日のコースは、鈴の音リターンズ定番コース。
まずは舗装路をサクっと登って、若干ミスコースして、宣長さんのお墓へ。
コージさんのパンク修理で、休憩。
ゆきんこのバイクのヘッドマークで、軽く盛り上がる。

シングルアップダウンを経て、サクっと下り。
やっぱり、靴がちゃんとしていると、乗りやすいねぇ。
舗装路へ出て移動。
S山へ。

毎度キツイゲキ長林道をなんとか登り、最後は担ぎ上げ。
若干アップダウンを経て、てっぺんで昼食。
そっからは、超ロングダウンヒル〜。
先日誰かの日記で見た、最近土嚢を入れて補修した所も確認しつつ、一本杉まで。
いやぁ〜乗り乗り。
東海は、コースも素晴らしいが、コースメンテもすばらしいのである。
倒木処理等の人力のみならず、お金(土嚢代だけど(笑))までかかってますからねぇ。

で、いつも乗り乗りすぎて、気が付かなかった一本杉を初めて眺めてみる。
思ってた以上にスゴイ木で、圧倒される。
太さもそうだが、枝振りがスゴイ。
下の方の枝なんて、その辺の杉の幹より太いんじゃないか?(笑)

ひとしきり、あんぐり眺めて、ダウンヒル再開。
いやぁ、後半も面白い。
というか、いつもは、長すぎて後半はツラくなっていたのだが、ちょっと休憩を入れると、またこれはこれで、集中力が復活してイイ感じである。

一気に下りきって、舗装路移動。次の山へ。
舗装を頑張って登り、シングル舗装を登り切って、お寺で休憩。
稜線アップダウンを経て、最後の下りの分岐へ。
今日のコース、一本杉のある長い下りが注目されがちだが、実は僕が一番好きなのが、この下り。
いやぁ〜、何回下ってもココは面白い!!

一気に下って、舗装路にて、中部運動公園へ。
途中で、気になる餅屋さんを、のばちゃんが発見。
『まつかさ餅』一個100円也。
入ってみると、残念ながらもう5個しか無いとの事だったが、丁度、中でイートインされていたおばさま3人が、6個購入されていたのを「半分どうぞ」と申し出てくださって、大変ありがたくいただく。

いやぁ、これが、かなりウマ。
見た目は平らなあんこ入り餅に、上に餅米(?)が乗ってるこの辺でよくある感じのスタイルらしいが、あんこに黒砂糖が使ってあり、これがかなりエエ感じで効いている。
上に乗ってる餅米も、プチプチと食感のアクセントになって、面白い。
後で知った話だが、三重県は北から伊勢にかけて、餅街道と呼ばれるほど、いろんな餅があるらしい。
次回、リターンズ行く人は、是非。

中部運動公園に戻り、鈴の湯へ。
風呂から上がって、解散。
東京組は渋滞を避け(?)ひとまずのばちゃん邸へ。
僕とさのっぴとミツマタさんは、近くのラーメン屋で晩飯を食べて帰路に就いた。

いやぁ〜、今日も面白かった!!お疲れさまでした〜。

 

 

 

5月1日 古道巡礼の旅リターンズ


飛鳥ラリーが終わりしばらくして、ミツマタさんから『GW前半にミツマタ村泊東海ライドどうですか?』との連絡が入った。
とれとれ的には、毎年GWには『レイドオブシディアン』という4日間連続トレイルライドの、とれとれシーズン締めくくりシリーズ戦が行われており、今年は九州開催だったのだが、僕は今年はエントリーを見送っていたので、ひとまず同行できそうな人に連絡を取りつつ、参加することにした。

その後、愛知ののばちゃんから電話があり、関東からコージさんとあくびちゃんも来るとの事。
結局蓋を開けたら、関西からは僕とさのっぴ、東海からミツマタさんとのばちゃん、関東からはコージさんとあくびちゃんの6名。
関東から『たいちゃん』も合流するらしいとの話しだったが、結局白馬にBCに行って悪天候で温泉に停滞していて来れないらしい。

で、集合場所は、伊勢。
さのっぴと一緒に乗り合って行こうと思っていたら、直前に『一人で行きます』との連絡が入った。
『あらまなんで?』と思ったら、どうやら必殺「車中泊」を敢行したくなったらしい。(笑)
ま、たまには一人で行くのもいいか〜。
と、当日朝5時半西宮発。
週間天気予報では、この5連休、晴れマークのオンパレード。
今日も朝から快晴だ。

地図で確認し、飛鳥から大宇陀を抜け、166号線で高見トンネルを越える。
途中、422号線に入るところを見逃し、県道を飯南町から大台町へ抜け、ほぼ予定通りの9時に現地着。
そこから車で移動し、ライドスタート地点へ。
そこでバイクとザックなどの装備を降ろし、 それから古道巡礼ラリー初日のアリベ地点に車で移動。
車をデポし、ミツマタさんの車に乗り合って、スタート地点まで戻った。

が、そこで大問題発覚。(笑)

なんとSPDシューズを車に忘れてきてしまった。
取りに帰ると往復約80分・・・さすがにそれは無いか。
せめてフラットペダルがあれば・・・と思ったが、残念ながら積んであるコージさんの車もアリベ地点。
ミツマタさんが『あるかも?』という事で、一瞬色めき立ったが、出てきたペダルは片方だけ。(爆笑)
しょうがないので、今日はクロックスでなんとかする事にする。

走り出してみると、ペダルが足の裏でコロコロ転がって、時折踏み外しそうにはなるが、なんとか乗れないことはない。

古道巡礼名物「白い舗装」を登って、シングル下り。
さすがにこの靴では下りはヤバそうか?と思ったら、こっちも意外と大丈夫。
足だけでスタンディングはさすがに踏み外しそうで恐いが、サドルを腿で挟み込んで、三点で固定すると、十分問題なく下れる。
腰をサドルの後に引くポジションでも、ヤバそうな所は腹をサドルに付けて三点支持にすれば問題ない様子。
いやぁ〜けっこう下れます。(笑)

降りきった所のPCのあったお墓付近の広場で、昼食。
まったり。

そこから海沿い出て、ちょこっとシングルも下り、漁村迷路へ。
登りシングルトラックを詰めた所で、ちょっと後方に遅れたあくびちゃんが『いやぁ、しなっち(関東)から電話があってね〜。』と上がってきた。
『何の電話だったの?』と聞いても、『今にわかるわ。』とだけ。
『しなっち、結婚か?』と、僕とコージさん(笑)

砂利浜へ一気下り。
出口の崖担ぎ下りが、クロックスには一番辛かった。
まったくグリップしないし、すぐに脱げそうになるし。
砂浜では、砂利がどんどん入って、健康サンダル状態だし。(笑)
浜で、砂利に自転車を自立させてたりして遊んで、太平洋をバックに記念撮影。

あとは峠ひとつ越えて、アリベに戻るのみ。
この頃になると、もうかなりクロックスの扱いにも慣れてきた。
だから、どうだという感じもするけどね。(笑)

さて、もうひと頑張り〜と、ガレガレ登りシングルを走っていると、向こうからやってくるバイカー二名。
こんなコースで珍しい〜と思っていると、 しなっちとゆきんこだった。
どうやら、この辺をライドしていて、アリベ地点で、見慣れた車を見かけたので、あくびちゃんに電話したらしい。
あ、さっきの「今にわかる」はそういう事ね。

いやしかし、関東のバイカーにこんな所で遇うとは。

アリベで、海を見てピストンしてきたしなっち&ゆきんこと合流し、しばらくおしゃべり。
今日は近くのキャンプ場で宿を取っているとの事。
明日一緒に走る約束をし、解散。
ミツマタさんの車を取りに戻る。

その後、紀勢大内山IC手前のコンビニで、ミツマタ号を拾いに行く僕の車と、そのまま直でミツマタ村に向かう車の二手に分かれたのだが、そこでも、実は僕等と入れ替わりで、クッキー夫妻が偶然やって来たらしい。
こっちは、バイクを持たず海辺でキャンプするのが目的だったらしいが、いやしかし、ここは伊勢ですぞ。
いやぁ皆さん、じっとしてないねぇ。(笑)

ミツマタ村に戻って、よっちゃんとのばちゃん息子と合流。
近所のマックスバリューで買い出しをして、ミツマタさんご推薦の、アイルトンセナも絶賛したという焼き肉屋の肉で宴会。
いやぁ〜ウマイっす!!

のばちゃんのさのっぴイジリも炸裂し、ビールもすすみ、楽しいひとときでございました〜。
ミツマタ村最高。

午前1時頃就寝。
明日は鈴の音リターンズらしい。

 

 

日記TOPへ


TOP