ゾメタ ( ゾレドロン酸 ) 適応 1.悪性腫瘍による高カルシウム血症 2.多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変 用法・用量 通常、成人にはゾレドロン酸として4mgを日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液(5%)100mLに希釈し、15分以上かけて3〜4週間間隔で点滴静脈内投与する。 作用機序 高カルシウム血症改善作用、骨吸収阻害作用があり、破骨細胞のアポトーシス誘導及び機能喪失と考えられる。 投与後10日目までの血清補正カルシウム値の正常化率は、84.0%を示す。 乳癌骨転移患者に、SRE(骨関連事象:病的骨折、骨病変に対する放射線治療、骨病変に対する外科的手術、脊髄圧迫)発現割合は30%を示し、プラセボ群の50%と比較して、有意に低く、SREの発現を抑制する。 副作用 急性腎不全、うっ血性心不全 以前の薬と比べ明らかに障害が少なく安全な薬剤といえます。 |