パキシル Paxil 塩酸パロキセチン水和物(パキシル)は、セロトニン(5-HT)トランスポーターのみに高い親和性のある選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)で、抗コリン作用による副作用が少ない上に、起立性低血圧、鎮静作用の副作用も少なく、高齢者にも使いやすい。 効能・効果 @うつ病・うつ状態、Aパニック障害 ホルモン療法剤による更年期様症状の改善に有効とされている。 容量 錠:10mg, 20mg 用法・用量 更年期様症状には、1日1回 10mg 夕食後内服 @1日1回20〜40mg (夕食後) 1回10〜20mgより開始し、1週毎に10mg/日増量、1日40mgまで A1日1回30mg (夕食後) 1回10mgより開始し、1週毎に10mg/日増量、1日30mgまで 副作用 投与初期の悪心・嘔吐、下痢 重大:セロトニン症候群、悪性症候群、錯乱、痙攣、SIADH、肝機能障害 |