ホルモン療法

アロマシン  ( エキセメスタン )

適応
 閉経後乳癌

用法・用量
 1日1回 25mg を内服する。

作用機序
  エキセメスタン Exemestan は、ホルモン療法剤の新しい I 型アロマターゼ阻害剤(ステロイド性)で、 従来品と異なり非可逆的阻害作用を持っています。また、他のホルモン剤との交差耐性がありません。特に、II型アロマターゼ阻害剤(非ステロイド性)に不応性でも約20%の奏功がみられる。奏功率は、40.6%(ノルバデックス 13.6%)で非常に良い成績を納めております。但し、術後補助療法としての効果は確かめられていません。

副作用
 皮膚症状がわずかにみられるのみで、ノルバデックスのようなほてり、発汗、子宮内膜刺激作用、アリミデックスのような骨塩融解、などは全くみられません。