百武彗星を観測

このページの最終変更日:1996年 6月19日
1996年3月26日の深夜に、百武彗星の観測(?)をしました。単に写真を撮っただけともいいますが。

百武彗星の概要

 百武彗星(C/1996B2)は、鹿児島県のアマチュア天文家である百武裕司さんが、1996年1月31日に発見した彗星です。この彗星発見の前の月(1995年12月25日)にも、ほぼ同じ位置で、彗星(C/1995Y1)を発見しており、今回で2個目の発見となっています。
 この百武彗星は、予想通りの大彗星となり、肉眼でも容易にみることができました。

私が撮った百武彗星

hyaku.jpg(46kbytes)

[日時]1996年3月27日 0:39 [場所]大潟村南の橋
[機材]PENTAX LX,SMC M50mm/F1.4 [ファイル]富士フィルム HG1600
[露出]40秒 F2 固定撮影
 写真では肉眼で見えた以上の長さの尾が写しだされていました。

百武彗星の感想

 実は私は彗星を観るのは今回が初めてでした。10年前に戻ってきたハレー彗星は観ていません。今考えれば、観ればよかったと思っています。でも、今回はハレー彗星以上に好条件であり、きれいに見えたと思ってます。感動に値しました。
 彗星の写真も初めてで、それも1回目できれいに撮れて、非常に幸運でした。おそらく、極に近かったため、日週運動の影響をあまり受けなかったことがあったと思います。もう少し空が暗い所で写真を撮れればなおよかったと思っています。

5月以降は南半球で

 百武彗星は5月1日に太陽に最接近し、それ以降は南半球でしか見ることができなくなります。ちょうど南半球に行く機会がありましたら、夜明け前に東の空を見てみて下さい。
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