火星(Mars:マーズ)

このページの最終変更日:2000年 1月26日

火星から地球に飛来した隕石の中に、生命の痕跡らしいものが認められた

なぜ火星から地球に隕石が落ちるのか、その隕石が火星から来た石と分かるのか、生物の痕跡とは何か。等の疑問はあると思いますが、火星にかつて生命がいた可能性が出てきたことは確かである。火星に生命がいたことが分かれば、人類史上最大の発見となる。

その検証のために、現在火星に探査機を送り、生命がいた証拠を調べにのりだしている。

探査計画

探査機名国籍打ち上げ日到着日目的(観測)
マーズ・オブザーバーアメリカ199?年1993年失敗
マーズ96ロシア1996年失敗
マーズ・グローバル・サーベイヤーアメリカ1996年11月1997年9月(活動中)地形、重力、磁場
マーズ・パスファインダーアメリカ1996年12月1997年7月(大成功、現在は機能停止)大気、気象、地質、岩石
マーズ・サーベイヤー98周回衛星アメリカ1998年12月気候、水と二酸化炭素の循環
マーズ・サーベイヤー98着陸機アメリカ1999年1月1999年12月(通信不能により失敗)南極の天候、堆積物、地下
プラネットB日本1998年8月1999年9月(制御に失敗し延期)上層大気と太陽風

もしかして、火星は生命がいるかも知れない

それは、火星の生命ではなく、地球の生命である。その生命は、火星に軟着陸した探査機内部に潜んでる生物である。もし、その生命が火星で、繁殖していたら、我々は、火星の生命と地球の生命の区別ができるのであろうか。地球上の生命を火星と同じ環境においても、生き残る生命はいるのである。

人類は、宇宙に探査機や宇宙船を送ることができるようになった。これにより、宇宙は地球生物に汚染されいるとになる。無人の船内は無菌状態にする取り決めがあるが、完全な無菌ではない。地球への地球外生命の侵入を防ぐための対策に対して、宇宙への地球生命の汚染を防ぐための対策は、十分ではない可能性がある。


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