左の地図の、矢印の先のグレーになっている部分が大潟村です。 男鹿半島(おがはんとう)の付け根、ちょうど、東経140度、北緯40度の交点に位置します。
【注意】経緯度線はイメージを表しているだけで、正確ではありません。
経緯度交会点自体は、いたるところに無限に存在しているものなので、なんも珍しくないものであります。 ただ日本の国土内に、10度単位の経緯度交会点は、ここ大潟村にしかありません。 そうゆう意味で、珍しいということで、日本測地系上の経緯度交会点表示塔があります。 ちなみに、中国などの広大な面積をもつ国では、10度単位の経緯度交会点は複数存在するので、 なんの希少価値もありません。よって、大きい国の方に自慢するのはやめといたほうがいい。
2001年6月20日に測量法等が改正され、2002年4月1日施行で、明治以来の日本測地系が、世界測地系に移行しました。
これにより、経緯度交会点塔の位置、日本測地系(楕円体 Bessel )での
北緯 40°00′00″
東経 140°00′00″
は、世界測地系(楕円体 GRS80)だと
北緯 40°00′09.88375″
東経 139°59′47.69256″
となり、10度単位の交会点ではなくなります。
世界測地系上の交会点表示塔の位置は、日本測地系上の交会点表示塔の南東の方に位置することになります。