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みうら 建築アトリエ

建築について考えると No.4
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先日、住宅産業畑での実務が長い知人からお聞きしたのですが、最近業績を伸ばしてる住宅業者さんは高気密・高断熱の取り入れ積極的に行っているとの事でした。ペアガラスは標準装備になってきてますし、外断熱も一般化しつつあるとの事。我々が10年前ほどに実験的に行っていた技術は、ホント一部の建物しか使われなかったのですが、いまやかなり一般的に広まった。
しかし、いくつかの問題も見えてきました。知人はかなりの数の物件を実際目のあたりにして、数点の問題点を指摘しました。
1.外壁の取り付け方法:外壁ドラフト層、外断熱等、外部にふけてくる部分が多くなっているがそれを取り付けてるのがすべて釘だけに頼っている(4寸ぐらい長いのを用いるが)。長期荷重に耐えられるか疑問。それらをきちんと取り付ける為、捨縁とかを取り付けると材料・取付手間がふえコストアップにつながるので、行わない。
2.壁内結露に対する対策:部屋内に結露が出ないような努力はされてるが、壁内結露に対する対策をもう少し検討をすべきではないか。合板等を外壁・屋根の下張りに用いると糊・接着剤が湿気でやられ、十分な性能を発揮できないのではないか。また、金物等が結露による錆てしまう事に対する対応策を検証すべきではないか。
3.換気設備のOA:高気密・高断熱、換気設備機器の十分な設置がされているが、その吸気確保がなされていない場合が多い。吸気口の確保と高気密・高断熱は相反する点があるのですが。
今後、これらの問題点を検証してみたいです。 |
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