レベル 1 石綿含有吹付け材の除去作業 非常に発じん量の多い作業で、厳重なばく露防止対策が必要
レベル 2 石綿を含有する保温材・断熱材・耐火被覆材などの除去作業 発じんしやすい製品の除去で、レベル1に準じた高いばく露防止対策が必要
レベル 3 レベル1、2以外の石綿含有建材
(成形板などの除去作業)
発じん性は少ないが、破断・切断など、する場合は湿式作業が原則となる
石綿(いしわた)は、せきめん・アスベストとも呼ばれ、細長い形の天然の鉱物繊維で

6つの種類があり、建築材料で使用された石綿は、クリソタイル(白石綿・温石綿)と

アサモナイト(茶石綿)、クロシドライト(青石綿)で、他の3種類の石綿は建築材料には

ほとんど使用されていません。


  □特性
      燃えない・引張り強い・磨耗しにくい・混ざりやすい・電気をとおしにくい・薬品
       につよい
     ※紀元前にミイラを包む布に使用されていました。
        アスベストの語源はギリシャ語で「永遠不滅の」という意味だそうです。

  □有害性
      石綿粉じんを吸入することにより、石綿肺・肺がん・中皮腫等の疾病の危険性が
       高まります。 
<石綿粉じんのばく露防止作業レベル>