−韓国啓明星教会との交流−
田坂邦彦 |
2002年8月16日〜19日迄、一柳夫妻(ホームスティー先)と私達夫婦は、6人の子ども達を神様から預かった。私達が知っている言葉は、“アンニョンハセヨ”の1語だけ。しかし、笑顔を共通語として、すばらしい主にある交わりが出来る事を知った。韓国と日本の過去の歴史を強く意識する私達は、どのように啓明星教会の方々を迎えるのが一番良いだろうか?と頭を悩ませていた。 両国の国民の中には、“50年も謝ってきたのに、どれだけ謝罪すればいいのだ!” “自分の肉親の生命を奪い、不幸のどん底に落とした民族なんか絶対に許せない!”と言う声がある。 しかし、神は高先生を通して殺し合いのけんかをした民族に、本当の和解の仕方(和解の福音)を教えてくださった。 本当の和解は、十字架にかかって死んでくださった方を抜きにしてはあり得ない。過去を忘れ、新しい時代に向かって共に歩もうと。 8月17日、越谷教会のホールは16名の子ども達との、ゲームを楽しむなどの心と心の交流が行われ、高牧師は、これを“まるで天国を見ているようだ!”と表現された。 新しい時代が始まった。十字架上で2つのものを1つにしてくださった方によって、教会学校の子ども達の交流を通して。 この世では、私達はさまざまな悩みを抱えて生きている。病気、仕事、ストレス等々。しかし、啓明星製薬のスマイルマイシンは、私達の心の疲れを癒し元気を与えてくれた。 このすばらしい、大きな大きな恵みを与えてくださった神様に心から感謝したい。 |
(たさか くにひこ) みつばさ2002年9月号より |