ゆったりの会  

−自然の恵みを満喫−

山中律子

 「奥様はゆったりの会、旦那様はぐったりの会だって!アハハハー」「え? まあ! アハハハー ヤダー」と賑やかに…でも、そう、家にも普段いつでも側にいる人がいなくて、不便を強いられるぐったり会員がおりました。他にもいたかもしれませんね。ごめんなさいね。出させてくれてありがとう、感謝して楽しんで来ます、と出発した日は雲の厚い今にも降り出しそうな東北自動車道でした。時折薄日のさす目前に広がる景色は、なんと藍色に群なす山々と黄金色に色づく稲穂のステキなコントラスト。白い霧におおわれた山並みと、秋の実りの豊かさにひとしきり歓声を上げました。いつ出掛けてもその時々に見せてくれる自然の美しさに、神様の創造のすばらしさを讃美しました。
 早めの温泉旅館「きらくや」の到着でまず礼拝。石橋先生の詩編23編からメッセージを伺い、どんな時も主の豊かな導きと慈しみの中にある幸いを思わされました。私たちは日曜日の礼拝毎に、絶えず繰り返し繰り返し神様の愛を確認し賛美する、そのような恵みの時をいただいていますが、又このような「こころも、身体も、信仰もゆったりの会」のように心も身体も日常から解放されて自然の恵みを満喫し、おいしい食事をいただいて、一日中親しく本当に種々な話に耳を傾け合い、笑いころげてゆったりと過ごしメッセージをいただく時を与えられ感謝でした。
 会の間中、心配りをし走り回って下さった川田さん、西岡さん、鎌田先生、どしゃ降りの中運転して下さった米山さん、石橋先生ありがとうございました。石橋先生が元気な姿で参加された事が一番嬉しかったです。

                    
やまなか りつこ)
みつばさ2002年10月号より