神を喜ぶ群れに遣わされた一年    

                                   都築 英夫

 「今日こそ主の御業の日。今日を喜び祝い、喜び踊ろう」 (詩編118:24)
 「みつばさ」に最初に登場したのは昨年の五月号でした。この小文を書くためにこの一年の「みつばさ」見直してみるとわたしが入った写真が何枚かありました。笑顔で写った写真でした。実に感謝です。
 この一年を一言で言うなら本当に楽しく、喜ばしい日々であったということができます。教会が喜ばしい場所であることを味わい、楽しませて頂いた、その思いで一杯です。この楽しさ、喜びの源泉はどこにあるのだろうかと考えました。
 まず、御言葉に聞くこと、そのことが挙げられると思います。最近の教会は日曜の夜の集会を廃止あるいは、縮小する所が多い。なかなか人が集まらないという状態があり、いかんともしがたいのでしょうが、少しさびしいものがあります。でも越谷教会は日曜三回の礼拝をしっかり守り、御言葉を聞く場を建て続けています。御言葉こそ真の喜びの源泉であることを証し続けているのです。
 次に幼稚園が教会と一体となっていることです。日曜の第一礼拝が終わると幼稚園の子供たちの元気な声が聞こえてきます。子供たちが教会学校に来る声です。この子供たちからたくさんの力をもらいました。小学科の子供たちはそのほとんどが幼稚園からの持ち上がりです。越谷幼稚園がいかに地域に根付き、信頼されているか、それがよくわかります。越谷教会のcsが、日本一の規模を誇っている理由も幼稚園の働きが大きいのだと思います。この幼稚園の歩みも神様の喜びがたくさん降り注いでいることがよくわかります。
 わたし達の神は喜びの神、ダビデが我を忘れるほど踊りたくなるような喜びを与えてくださるかたです。神学校最終学年を喜びに満ちた日々を越谷教会の皆さんとともに過ごせたことを糧として新たな使命に歩んでいきます。            (つづき ひでお)