皆気になる浦和レッズ

 薩摩 雅宏

 「昨日、レッズよかったですね」と中村真砂子先生に言われるほど、教会のみんなが気にしている浦和レッズ。こんなチームが他にあるでしょうか?日本ハムさえ言われたことがないのに。
 確かにレッズは弱すぎるほど弱かった時代が長かったです。鹿島に初優勝、ヴェルディに初優勝、J1に上がった京都に初勝利をプレゼントし、入れ替え戦になって初めて落ちたのも浦和レッズでした。
 しかし、日本をワールドカップ初出場に導いたのは、当時浦和にいた岡野、日本人初の得点王に輝いたのは福田でした。サポーター日本一と言われるのも浦和レッズです。そして今年チームも日本一になりました。
 私は、今までスポーツを見ていて涙を流したことが三回あります。一つは、長島の引退試合。二回目は、レッズが最終戦でJ1に上がったとき。そして三度目が今年の11月3日、3時58分。

(さつま まさひろ)

11年目の悲願達成

          豊川 昭夫

 サッカーのJリーグは、1993年に始まった。リーグ戦は、前期と後期に分かれ、一年で二度優勝のチャンスがあった。その年浦和レッズは、前期十チーム中最下位。後期も同じく最下位。次の年は二チーム増えたが、結果は、前期十二チーム中最下位、三期連続最下位だった。この時、「レッズはJリーグのお荷物」とまで言われた。お荷物、つまり皆の足を引っ張る邪魔な存在、いない方が良いとまで言われたのである。
 しかし、私達自身だってこの世の中のお荷物かもしれない存在だ。そんな私達をイエス様は、決して見捨てることも見放すこともなさいません。いや、むしろ苦しい時にこそ、私達を励まして下さる。この時から、クリスチャン薩摩・豊川は今まで以上にレッズを応援し続けたのである。ホームの試合は、ほとんど行った。そして、11年目にして、初めてカップ戦(ナビスコカップ)を手にしたのである。さぁ、次は念願のリーグ戦のタイトル奪取だ!

       (とよかわ あきお)

越谷教会月報みつばさ2003年12月号、「私・・・に夢中です!」より