聖歌490番
『われはおさなご』
出戸美久子
われはおさなご われ主にすがらん
ちいさくあれど 信仰いだきて
たえず主イェスの 手によりすがらん
静けき昼も 風吹く夜も
次男裕(ゆたか)を四歳の可愛い盛りに失い、悲しみの淵に沈んでいた時、ある姉妹が歌って下さった曲でした。
子どもにこのような信仰があったと信じられて、少し心が軽くなると同時に、私自身も死んでいたような状態から、主の御手を感じて天を仰ぐ力をいただきました。
以来、母、姉(三女)、兄、夫、姉(長女)と、親しい者を見送る度に、又子ども達のことで次から次へと試練にあうごとに、本当に弱い、欠けだらけの自分を知って、涙もかれ果てる程泣いた夜にも、このページを開くと「主の深い御計画がある」「すべて主が最善にして下さる」と信じられて、御なぐさめのうちに、平安をいただくのでした。
(でと みくこ)