『♪あしたからは』

          梶山 奈穂

  この季節を迎え、ちょうど一年前初めての卒園児を送り出した時の事を思い出しました。ただただ無我夢中で歩んでいた三年間の中でも、卒園児を送り出す年長組の担任となった一年はまた格別でした。
  ドキドキしながらもそれぞれに新たなスタートをきる子どもたちへ、この仲間達とずっとつながっている事を感じてほしくて「♪あしたからは」という曲を歌っていました。

   こまった時はこの空を見上げて 

   この仲間達のことを思い出そう 

という歌詞の部分を大事に歌いながら過ごしていたあの三学期から、早いものであっという間に今年も卒園のシーズンを迎えます。今年は年少組の担任ですが、共に歩んできた子ども達との一年のしめくくりの時期、残された三学期の一日一日をより大切に過ごしていきたいと思います。

              (かじやま なほ)


越谷教会月報『みつばさ』2006年2月号「私の一曲」より