私、家事に夢中です
    (夢中という程ではないのですが・・・)

   諏訪 敏久

 仕事を辞めて「主夫」になった訳ではありません。今年の5月のゴールデンウィークに、どうも昼夜のリズムが少し狂って睡眠が浅くなってしまい、妙に朝早く目が覚めてしまったのがきっかけといえばきっかけです。
  スズメの鳴き声を聞きながら「うーんもう眠れん!」(これって歳のせいってやつ?)などと思いながら台所の皿洗いを始めてしまいました。
 結婚当初はなるべく色々手伝うように心掛けていたつもりでしたが、仕事で忙しいのを言い訳に食べて寝て仕事に行くだけになってしまっておりました。
  去年になって「そろそろ食器洗い機でも買うか?」と電器店に物色へ行ったものの、大きい!少ししか入らない!値段が高い!と3拍子揃っており、買って買えないことはありませんでしたが「こんなんだったら俺が皿洗いする!」と言ってしまったのが運の尽き・・・。
 滅多なことは言うものではありません。それからたまには洗っておりましたが、毎日なんてとても続かず仕舞いの日々でした。
 でも、ゴールデンウィークの早起き以来たまに欠かすことはあってもほぼ毎日お皿洗いを続けており、この三日坊主の自分自身が一番驚いている始末。いやはや。最近では、入浴後の浴室掃除もほぼ毎回自ら行っております。
「やれ!」と言われるとやりたくなくなるヘソ曲がりな自分ですが、「これは自分の仕事だ」と自分で決めて実行してしまえばもうこれは自己満足の世界。
 どこまで続けられるかわかりませんが(冬の水の冷たさが手強いかも)無理せず頑張ってみるつもりの今日この頃です。

         (すわ としひさ)

越谷教会月報みつばさ2006年7月号「私・・・に夢中です」より