眠れない夜に

 長井 清美 

 今年になって、胃腸にくる風邪に2回もかかった。こんな時は、ただひたすら寝るしかない。昼間から眠っていると、夜になっても眠くならない。
 そんな眠れない夜、ラジオのスイッチを入れると、穏やかな落ち着いた女子アナの声・・・。「エッ!!この人加賀美幸子アナではないか。こんな深夜に彼女の声が聞けるなんて・・・」ラジオ深夜便という番組である。音楽あり、朗読あり、リスナーの手紙、リクエスト、健康について等多彩である。彼女は大ベテランで、女子アナの鑑のような方である。声は少し低くて柔らかい。聴いているだけで癒される。母性愛に満ちているようで、何だかとても気持ちがよくなる。
 かくして夜は深深と更けてゆき翌朝5時まで続いた。まだ夜が明けるまでに少し時間がある。夜回りが暁を待っていてくれるから、私はひと眠りしようかな。
 朝の来ない夜はないのだから。
          おやすみなさい。 

(ながい きよみ)

 


越谷教会月報みつばさ2007年3月号「Tea Time」より