今月の特集題 榎本栄次先生特別伝道礼拝
神様に結びついていなさい 山本美保子 |
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去る10月28日は、敬和学園校長の榎本栄次先生をお迎えして礼拝が持たれました。青年のための特別伝道礼拝ということで、私たち青年もチラシ作成を手伝わせて頂いたりしたので、どれだけ青年が来てくれるか、どんなメッセージが聞けるか、とても楽しみにしていました。 チラシの効果があったのか(?)普段より多少青年の姿が多く見られたような気がしました。そして始まった榎本先生のメッセージ。 福音は神様の側からやってくるものであること、現代の若者にとって鍵となるのは、何かが足りている・いないではなく、何に結びついているかであること、クリスチャンになったら、いいことより問題の方が多くやってくること、でも神様は必ず祝福して下さること等々、榎本先生ご自身の体験とユーモアを交えながらのメッセージに、すっかり引き込まれてしまいました。 そして聞きながら、一つ一つを自分に当てはめて考えていました。神様に結びついているはずなのに空虚さを感じることあり、信仰しているけれども落ち込むこと多々あり、祈っても答えが得られずに苦悶することしぱしば。 ただ一つ確かなのは、こんな私にでも神様は結びついて下さっていて、生きる力を与えて下さっているということです。「嵐になるということは、大きな恵みにつながっていくこと」との言葉に希望を与えられ、「絶望の中にあるときこそ、神との交渉が篤くなる」というご三浦綾子さんの言葉を紹介されて、更に強い確信を持つことができました。 とても豊かな礼拝を守れたことに感謝しています。それと同時に、今回礼拝に来られた青年の一人でも多くの方が、神様に結びついてくれることを祈っていきたいと思います。 「わたしにつながっていなさい。わたしもあなたがたにつながっている。」(ヨハネによる福音書15章4節) (やまもと みほこ)
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榎本先生を囲んで 青年の集い 槻 道子 |
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10月28日の主礼拝後、榎本栄次先生と我々青年との語らいの昼食会に参加した。おしゃべり好きの牧師様だな、と思いつつお話を聞いた。 集まった青年の中で、敬和学園出身者が3人ほど参加しており、当時の思い出話に花が咲いた。その卒業生達の会話を聞いていると、おもしろそうな学園だな、豊かな学園生活を送ったのだな、と想像できた。きっと校長先生である榎本先生の人柄が反映されているのだろうな、と思い、卒業生達がうらやましく思った。又、いもほりやろうそく作りの事も話しておられたが、先生は手を使う事が大事なのだ、とおっしやっていた。やはり人として必要な事って作業する事につきるのだろうか、と思った。 他に印象に残った話では「どんなに便利な世の中になり、気軽に見たり聞いたり出かけたりして偉くなったように感じてしまうが、実際は何も変わっちゃいない。便利でなかった時の我々が辿ったように、今の子達も固じように結局は辿るのだ」とおっしやった事。そして「物事をよく考える。こねまわしてみる事だ」と言われた事が、印象に残った。 今日の集いは、皆、遠慮がちだったのか質間自体が少なく、私自身も何を質問したらいいのか分からなく、もったいない事をしてしまったのだが、今日だけでなく、何回か回を重ねられたらもっと色々な事を感じたり、深く見つめられるかな、と思う。そして、そういう事が、今の若者に一番必要な事なのでは、とひしと感じた。 (けやき みちこ)
越谷教会月報みつばさ2001年11月号「榎本栄次先生特別伝道礼拝」より
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